[東京 15日 ロイター] - <12:49> 流動性供給入札は無難からやや弱めの結果、市場反応は限定的 財務省が午後0時35分に発表した流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未 満)の結果は、最大利回り格差が0.008%、平均利回り格差が0.005%。応札倍 率は2.18倍と前回(3.10倍)から低下した。 市場では「応札倍率が低下し、また最近の水準と比べても低めで、無難からやや弱め の入札結果と言える。ただしこの時間、米長期金利がやや低下していることもあってか、 市場の反応は限定的なようだ」(国内証券)との声が出ている。 国債先物は弱含み継続。中心限月9月限は前営業日比7銭安の151円80銭近辺で 推移している。一方、現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇 の0.040%。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.132 -0.122 0 9:14 5年 -0.12 -0.114 0.001 12:41 10年 0.039 0.044 0.005 12:45 20年 0.421 0.429 0.014 12:48 30年 0.658 0.666 0.011 12:49 40年 0.708 0.718 0.012 12:48 <12:35> 6カ月物TB入札は予想通り無難な結果、担保需要との見方 財務省が午後0時半に発表した6カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最高落 札利回りはマイナス0.0996%、平均落札利回りはマイナス0.1036%となった 。前回(最高:マイナス0.0996%、平均:マイナス0.1016%)から平均利回 りが低下した。応募額は12兆9494億円、募入決定額は2兆7762億2000万円 だった。 市場では「平均、案分利回りからみて、落ち着いた無難な結果と言える。市場予想通 り。日銀トレードができなくなり、担保向けということで、6カ月物も3カ月物と同様の 金利水準で買いが入ったとみられる」(国内金融機関)との声が聞かれた。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.132 -0.122 0 9:14 5年 -0.119 -0.114 0.001 12:35 10年 0.039 0.044 0.005 12:35 20年 0.42 0.428 0.013 12:36 30年 0.658 0.665 0.01 12:36 40年 0.706 0.717 0.011 12:35 <11:07> 前場の国債先物は続落、長期金利0.040%に上昇 国債先物中心限月9月限は前営業日比7銭安の151円80銭と続落して午前の取引 を終えた。前日の米金利上昇を反映し、弱含みで推移した。10年最長期国債利回り(長 期金利)は前日比0.5bp上昇の0.040%。 前日の米債市場では、15日から2日間の日程で開催される米連邦公開市場委員会( FOMC)を控えてポジション調整が入り、債券は売られた。国債先物もこの流れを引き 継ぎ売りが先行したものの、下げ幅は限定的となっている。 市場では「日銀金融政策の変更は見込めず、景気が良いわけでもないことから、金利 が大きく上昇する要因もない」(国内証券)との声が聞かれた。 流動性供給入札(残存15.5年超39年未満)については、一定のショートカバー ニーズが集まるとみられ、無難に消化されると予想する向きが多い。 現物市場では、新発5年債は前日比0.5bp上昇のマイナス0.115%、新発2 0年債は同0.5bp上昇の0.420%。新発40年債は前日比0.5bp上昇の0. 710%。新発2年債と新発30年債は出合いなし。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.002─マイナス0.04%を 中心に取引された。「積み期最終日を迎える中、地銀を中心に調達ニーズが強く、加重平 均レートは上昇しそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.132 -0.122 0 9:14 5年 -0.12 -0.114 0.001 11:01 10年 0.039 0.044 0.005 10:26 20年 0.418 0.426 0.011 11:00 30年 0.654 0.661 0.006 11:00 40年 0.703 0.711 0.005 11:00 <10:30> 財務省が流動性供給入札を通告、不安視する声は聞かれず 財務省は午前10時半、流動性供給入札を通告した。対象は残存期間15.5年超3 9年未満、発行予定額は5000億円程度。 市場では「足元は超長期国債、特に30年・40年物の相対的妙味が高くなっており 、本日の入札はやや順調な結果に終わるとみている」(野村証券の中島武信チーフ金利ス トラテジスト)など、特に不安視する声は聞こえない。 国債先物は引き続き弱含み。中心限月9月限は前営業日比6銭安の151円81銭近 辺で推移している。現物市場の10年物国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0 .040%。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.132 -0.122 0 9:14 5年 -0.12 -0.115 0 10:30 10年 0.039 0.044 0.005 10:26 20年 0.419 0.426 0.011 10:30 30年 0.654 0.66 0.005 10:30 40年 0.703 0.711 0.005 10:30 <08:55> 国債先物は続落で寄り付く、前日の米債安が重し 国債先物9月限は前営業日比11銭安の151円76銭と続落して寄り付いた。前日 の米金利上昇を反映して、売りが先行して始まった。市場では「米債市場ではショートカ バーの動きが一服しており、調整が入りやすい地合いだ」(国内証券)との声が聞かれる 。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.132 -0.122 0 8:52 5年 -0.119 -0.113 0.002 8:54 10年 0.039 0.044 0.005 8:54 20年 0.418 0.426 0.011 8:54 30年 0.655 0.664 0.009 8:55 40年 0.703 0.715 0.009 8:54 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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