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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続落で引け、超長期金利上昇 新発10年債0.050%

    [東京 16日 ロイター] - 
    <15:10> 国債先物は続落で引け、超長期金利上昇 新発10年債0.050%
    
    国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭安の151円77銭と続落して取引を終え
た。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果待ちで様子見商状だったが、現物市場では
景気回復期待を背景に超長期金利が上昇した。10年最長期国債利回り(長期金利)は同
0.5bp上昇の0.050%。
    
    菅内閣に対する内閣不信任案が15日、衆院本会議で否決され、9月解散、10月総
選挙という見方が市場で強まってきた。追加経済対策の有無と規模が円債市場の関心事だ
が、「具体的な予算編成は秋の臨時国会になりそうで、織り込むにはまだ早い」(国内証
券)との声も多い。
    
    一方、SMBC日興証券の日本担当シニアエコノミスト、宮前耕也氏は「8月時点の
コロナの感染状況次第なので予想しにくいが、規模としては感染対策と景気対策が合わさ
り、それなりの大きさになりそうだ。前年度の補正予算からみて、10兆円がベースライ
ンになるのではないか」との見方を示している。
    
    現物市場で新発債利回りは超長期ゾーンが上昇。20年債は同1.0bp上昇の0.
440%、30年債は同1.0bp上昇の0.680%、40年債は同2.0bp上昇の
0.740%と4月2日以来の高水準。国債増発懸念というよりも「コロナワクチン接種
の進展が経済正常化への期待を高め、スティープ化圧力となっている」(別の国内証券)
という。
    2年債と5年債は出合いがみられなかった。
    
    短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.040%と、
前営業日(マイナス0.013%)を下回る見通し。「積み初日で調達側の様子見ムード
が強く、レートが大きく低下した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は
動意薄。

    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.132  -0.122       0   15:02
 5年        -0.115   -0.11   0.004   15:05
 10年        0.044    0.05   0.005   15:02
 20年        0.433    0.44    0.01   15:11
 30年        0.675   0.682   0.013   15:03
 40年        0.733   0.741   0.016   15:09
 
    
    
    
    <12:53> 中長期債対象の日銀オペ結果は3─5年がやや強め、市場反応は限定
的

  日銀がきょう実施した中長期債対象の国債買い入れオペについて、市場では「応札倍
率からみると3─5年は需給の良さを示す結果だったが、他は無難の範囲内。ただし市場
の注目が今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)に集まる中、オペ結果は特段の手掛か
り材料となっていないようだ」(国内証券)との声が聞かれた。
  
  国債先物は弱含み継続。中心限月9月限は前営業日比5銭安の151円75銭近辺で
推移している。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.
050%。
    
    
 TRADEWEB                              
           OFFER   BID     前日   時間
                           比     
 2年        -0.13   -0.12  0.002  12:52
 5年       -0.114  -0.109  0.005  12:52
 10年       0.045    0.05  0.005  12:51
 20年       0.434   0.441  0.011  12:53
 30年       0.679   0.685  0.016  12:53
 40年       0.736   0.743  0.018  12:53
 
             
    <12:36> 1年物TB入札結果は落札利回りが前回から上昇、応札倍率は低下

  財務省が午後0時30分に発表した1年物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高
落札利回りはマイナス0.1091%、平均落札利回りはマイナス0.1161%となっ
た。前回(最高マイナス0.1198%、平均マイナス0.1218%)を上回った。応
札倍率は3.00倍と、前回(3.45倍)から低下した。
    
    市場では「案分は予想通りに収まって無難な結果と言えるが、平均落札利回りをみる
と、担保需要により一部には強めにビッドし人もいたようだ」(国内金融機関)との見方
が聞かれた。

      
 TRADEWEB                              
           OFFER   BID     前日   時間
                           比     
 2年        -0.13  -0.119  0.003  12:35
 5年       -0.114  -0.108  0.006  12:35
 10年       0.049   0.055   0.01  12:32
 20年        0.44   0.448  0.018  12:32
 30年       0.684    0.69  0.021  12:30
 40年        0.74   0.749  0.024  12:36
    
    
        
    <11:07> 前場の国債先物は続落、超長期債は金利上昇
    
   国債先物中心限月9月限は前営業日比6銭安の151円74銭と続落して午前の取
引を終えた。夜間取引で国債先物が軟化した流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。現物
債市場では超長期債ゾーンの金利が上昇した。10年最長期国債利回り(長期金利)は前
日と比べ横ばいの0.045%。        
   
     今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて、様子見ムードが広がっ
ている。市場では政策金利見通し分布(ドットチャート)と量的緩和縮小(テーパリング
)の議論が開始されるかどうかに注目が集まっている。「足元の市場はニュートラルな状
態。今回のFOMCでテーパリング議論の開始が確認されれば、金利は上昇方向に向きそ
うだ」(国内銀行)との声が聞かれた。
   
     現物市場では、超長期ゾーンの金利が上昇。市場では「前日の流動性供給入札がや
や弱めとなったこともあり、売り圧力が強まっている」(国内証券)との声が聞かれた。
     新発20年債は前日比1.0bp上昇の0.440%。新発30年債は同1.5b
p上昇の0.685%。新発2年債、新発5年債、新発40年債は出合いなし。
    
   短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.01─マイナス0.06%を
中心に取引された。「新積み期に入り大手行など取り手が慎重になっている。加重平均レ
ートは低下しそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
   
    
 TRADEWEB                                      
        OFFER     BID       前日比     時間
 2年      -0.132    -0.122          0      8:51
 5年      -0.115    -0.109      0.005     10:55
 10年      0.045      0.05      0.005     10:52
 20年      0.439     0.447      0.017     11:00
 30年      0.683     0.689       0.02     10:45
 40年      0.738     0.748      0.023     11:01
 
    
    
    <10:11> 日銀が中長期対象の国債買入オペ通告、長期金利は0.045%

  日銀は午前10時10分の金融調節で、国債の買い入れを通告した。対象は「残存期
間1年超3年以下」(同4750億円)、「同3年超5年以下」(同4500億円)、「
同5年超10年以下」(同4500億円)。
    
  国債先物は引き続き弱含み。中心限月9月限は前営業日比3銭安の151円77銭付
近で推移している。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.04
5%。
    
    
 TRADEWEB                              
           OFFER   BID     前日   時間
                           比     
 2年       -0.132  -0.122      0   8:51
 5年       -0.115   -0.11  0.004   9:48
 10年       0.044   0.049  0.004  10:01
 20年       0.433    0.44   0.01   9:27
 30年       0.678   0.684  0.015  10:07
 40年       0.727   0.739  0.014  10:11
 
    
   
    <08:50> 国債先物は続落で寄り付く、夜間取引の流れを引き継ぐ
    
    国債先物9月限は前営業日比3銭安の151円77銭と続落して寄り付いた。夜間取
引で国債先物が軟化した流れを引き継ぎ、売りが先行して始まった。ただ、16日の米連
邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控える中、米金利が横ばい圏の推移にとどまるな
ど、全体的に方向感に乏しい。
  
    
 TRADEWEB                                      
        OFFER     BID       前日比     時間
 2年      -0.132     -0.12      0.002      8:49
 5年      -0.117    -0.109      0.005      8:49
 10年      0.045      0.05      0.005      8:43
 20年       0.43      0.44       0.01      8:49
 30年       0.67     0.679       0.01      8:49
 40年      0.719     0.731      0.006      8:49
 
   
        
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