[東京 21日 ロイター] - <11:10> 前場の国債先物は続伸、新発10年債は取引未成立 国債先物中心限月9月限は前営業日比10銭高の151円72銭と続伸して午前の取引を終えた。米長 期金利低下の流れが波及したが、様子見ムードが強く薄商い。新発10年債は出会いがみられなかった。 米連邦準備理事会(FRB)のタカ派方向への姿勢の変化で、スティープナーポジションの巻き戻しが 起きている。18日のセントルイス地区連銀のブラード総裁の発言も、動きに拍車をかけた。 「米債市場では短中期債が利上げ警戒で金利上昇、長期・超長期債はインフレ抑制期待で金利低下とツ イストフラット化の動きが進んでいる」と三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニア債券ストラテジス ト、稲留克俊氏は指摘する。 現物市場で新発債利回りは小動き。20年債や30年債の金利が一時低下したが、前営業日比フラット に戻った。20年債は前日比変わらずの0.430%、30年債は同変わらずの0.670%、40年債も 同変わらずの0.735%。2年債は前日比0.5bp上昇のマイナス0.120%、5年債は同変わらず のマイナス0.105%となった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.045─マイナス0.010%を中心に取引され た。「週末要因は剥落したが、レンジは横ばいで推移した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利 先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.125 -0.119 -0.001 8:50 5年 -0.109 -0.105 -0.005 11:00 10年 0.045 0.049 -0.005 9:45 20年 0.428 0.434 0.001 11:00 30年 0.668 0.675 0.005 11:01 40年 0.732 0.74 0.004 11:02 <08:47> 国債先物は続伸で寄り付く、米長期金利低下で買い先行 国債先物9月限は前営業日比6銭高の151円68銭と続伸して寄り付いた。FRB(米連邦準備理事 会)の早期利上げによるインフレ抑制期待で前週末18日に米長期金利が低下した流れが波及している。市 場では「日本でもフラット化の流れが及び、長期から超長期ゾーンが強い展開になりそうだ」(国内証券) との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.126 -0.118 0 8:45 5年 -0.106 -0.101 -0.001 8:47 10年 0.043 0.051 -0.003 8:47 20年 0.418 0.427 -0.006 8:47 30年 0.655 0.664 -0.006 8:47 40年 0.716 0.726 -0.01 8:47 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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