[東京 24日 ロイター] - <15:07> 国債先物は反落で引け、20年債入札は無難通過 超長期債に買い 国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭安の151円65銭となり、反落して引け た。前日の米金利の上昇を反映して、弱含みに推移した。現物債市場では20年債入札が 無難な結果となったことを受けて安心感が広がり、超長期債を中心に買われた。10年最 長期国債利回り(長期金利)は前日と横ばいの0.050%。 注目されていた20年利付国債入札は、落札価格の平均と最低の開き(テール)は6 銭と前回(10銭)から縮小したほか、応札倍率は3.62倍と前回(3.48倍)をや や上回り、無難な結果と受け止められた。 市場では「四半期ベースのポジション調整的な買いや、足元でスプレッドが拡大し妙 味があったことから、レラティブバリュー系による買いも相応に入ったとみられる」(国 内証券債券セールス担当)との声が聞かれた。 現物市場では、20年債入札結果を受けて、超長期ゾーンに買いが入った。新発20 年債は前日比0.5bp低下の0.420%。新発40年債は同0.5bp低下の0.7 25%。一方、新発30年債は同0.5bp上昇の0.665%。 新発2年債が前日と変わらずのマイナス0.115%。新発5年債は同横ばいのマイ ナス0.100%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.028%と、 前営業日(マイナス0.028%)と横ばいの見通し。「地銀を中心に資金調達ニーズが 強かったものの、レートは横ばいにとどまった」(国内金融機関)。ユーロ円3カ月金利 先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.12 -0.114 -0.004 15:03 5年 -0.1 -0.095 0 15:03 10年 0.05 0.054 0 15:03 20年 0.419 0.425 -0.004 15:06 30年 0.659 0.664 0 14:30 40年 0.724 0.73 0 15:05 <12:43> 20年債入札結果は無難、国債先物は弱含み継続 財務省が午後0時35分に発表した20年利付国債入札の結果は、最低落札価格が1 01円15銭(最高落札利回り0.436%)、平均落札価格は101円21銭(平均落 札利回り0.433%)だった。落札価格の平均と最低の開き(テール)は6銭と前回( 10銭)から縮小した。応札倍率は3.62倍と前回(3.48倍)をやや上回った。 市場では「無難。金利水準はやや低かったが、潜在需要が広いゾーンなので、投資家 からの需要がしっかりみられたようだ」(国内証券)との指摘が出ている。 国債先物は弱含み継続。中心限月9月限は前営業日比2銭安の151円66銭近辺で 推移している。10年最長期国債利回り(長期金利)は0.055%、20年債カレント 銘柄利回りは0.430%でともに前場水準から変わらず。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.119 -0.113 -0.003 12:31 5年 -0.102 -0.097 -0.002 12:42 10年 0.05 0.054 0 10:15 20年 0.424 0.43 0.001 12:39 30年 0.66 0.665 0.001 12:40 40年 0.724 0.73 0 12:41 <11:07> 前場の国債先物は反落、長期金利は0.055%に上昇 国債先物中心限月9月限は前営業日比5銭安の151円63銭と反落して午前の取引 を終えた。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.05 5%。 きょうの円債市場は、国債先物が前日の夜間取引で下落、海外市場でも米国債価格が おおむね下落した債券安地合いを引き継ぎ、寄り付きから売りが先行して弱含む展開とな った。 午前10時半には財務省が20年利付国債入札(発行予定額1兆2000億円)を通 告した。176回債(4月債)のリオープン発行で、表面利率は0.50%。市場では「 絶対水準不足が意識されそうだ」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニ ア債券ストラテジスト)といった声が出ており、入札結果に注目が集まる。 現物市場のカレント債利回りは横ばいから小幅上昇。2年債は前営業日比横ばいのマ イナス0.115%、5年債も同変わらずのマイナス0.100%、20年債は同0.5 bp上昇の0.430%。30年債と40年債はまだ出合いがみられていない。 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、米金利上昇ときょうの入札を控えた 警戒感が相場の重しになっていると指摘。その上で20年債入札について「個人的には無 難通過すると予想するが、仮に弱い結果となっても押し目買いが入って、相場が大崩れす ることはないだろう」との見方を示した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.045─マイナス0.010% を中心に取引された。「市場参加者の顔ぶれも相場地合いも前日から変わらずだが、加重 平均レートは若干切り上がりそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物 は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.119 -0.114 -0.004 10:26 5年 -0.1 -0.095 0 11:01 10年 0.05 0.054 0 10:15 20年 0.429 0.435 0.006 11:01 30年 0.664 0.67 0.006 11:01 40年 0.729 0.736 0.006 11:01 <10:31> 財務省が20年債入札を通告、慎重な見方 財務省は午前10時30分、20年利付国債入札を通告した。発行予定額は1兆20 00億円、第176回債(表面利率0.50%)のリオープン発行となった。 前日の新発20年債のWI(入札前取引)は0.425%。市場では、「弱かった前 回入札時と比べても金利水準が低い」(国内証券)として慎重な見方が多い。 国債先物は弱含み継続。中心限月9月限は前営業日比5銭安の151円63銭近辺で 推移している。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.055% 。20年債カレント銘柄利回りは同0.5bp上昇の0.430%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.119 -0.114 -0.004 10:26 5年 -0.099 -0.095 0 10:07 10年 0.05 0.054 0 10:15 20年 0.429 0.434 0.005 10:26 30年 0.664 0.669 0.005 10:28 40年 0.729 0.735 0.005 9:59 <08:47> 国債先物は反落で寄り付く、長期金利は上昇 海外時間の債券安反 映 国債先物中心限月9月限は前営業日比4銭安の151円64銭と反落して寄り付いた 。前日は国債先物が夜間取引で下落、海外市場でも米国債価格がおおむね下落した地合い が継続し、きょうの円債先物も売り先行でスタートしている。 一方で現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は、同0.5bp上昇の0.0 55%。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.116 -0.109 0.001 8:43 5年 -0.099 -0.095 0 8:44 10年 0.05 0.054 0 8:45 20年 0.426 0.433 0.004 8:45 30年 0.661 0.668 0.004 8:45 40年 0.726 0.734 0.004 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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