(寄り付き・前場の見出しと本文の「小幅続伸」を「小幅反発」に訂正します)
［東京 ２５日 ロイター］ -
＜１１：０９＞ 前場の国債先物は小幅反発、長期金利は出合いみられず
国債先物中心限月９月限は前営業日比４銭高の１５１円６９銭と小幅反発（訂正）し
て午前の取引を終えた。長期金利の指標となる現物市場の新発１０年国債はまだ出合いが
みられていない。
きょうの国債先物は、前日の夜間取引での小幅上昇を反映しやや買い先行で取引をス
タート。ただ日中は利付国債の入札や日銀オペの予定がなく手掛かり材料難のなか、狭い
レンジでもみあう展開となった。
前日はバイデン米大統領がインフラ投資計画で超党派の上院議員グループと合意した
と発表して米国株が上昇したが、債券市場では国債増発懸念を背景とした売り圧力は限ら
れた。米１０年国債利回りは小幅に上昇し１．４９９％で引け、きょうのア
ジア時間でもほぼ同水準で推移している。
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは「海外
時間の債券相場は小動きで日中も強い手掛かり材料がなく方向感が出づらい中、昨日の２
０年債入札が良い結果だった余韻が一定のサポートなっているようだ」とみている。
財務省が昨日開催した「国の債務管理の在り方懇談会」については、相場への影響は
限定的という。
現物市場で新発債利回りはまちまち。２年債は前営業日比横ばいのマイナス０．１１
５％、２０年債も同変わらずの０．４２５％、３０年債は同１．０ｂｐ上昇の同０．６７
５％。１０年債のほか、５年債と４０年債もまだ出合いが見られていない。
短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス０．０４５─マイナス０．０１５％
を中心に取引された。「週末３日積みではあるものの、ビッドサイドの取り上がる動きは
限定的」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は動意薄。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.12 -0.114 0 10:46
5年 -0.104 -0.1 -0.005 8:46
10年 0.045 0.049 -0.005 9:00
20年 0.424 0.43 0.006 10:15
30年 0.671 0.678 0.014 10:43
40年 0.738 0.746 0.016 11:01
＜０８：４５＞ 国債先物は小幅反発で寄り付く、夜間取引の価格上昇を反映
国債先物中心限月９月限は前営業日比１銭高の１５１円６６銭と小幅に反発（訂正）
して寄り付いた。夜間取引での小幅上昇を反映し、やや買い先行でスタートしている。た
だ前日の米国債相場が小動きで海外取引時間からの方向感の示唆は強くない上、利付国債
の入札やオペの予定もないため、市場では、買い一巡後は狭いレンジでもみあうとの見方
が多い。
TRADEWEB
OFFER BID 前日比 時間
2年 -0.115 -0.109 0.005 8:41
5年 -0.103 -0.096 -0.001 8:40
10年 0.047 0.051 -0.003 8:41
20年 0.421 0.428 0.004 8:44
30年 0.668 0.676 0.012 8:45
40年 0.728 0.737 0.007 8:45
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