[東京 1日 ロイター] - <12:50> 10年債入札結果は強い、国債先物は上げ幅拡大 財務省が午後0時35分に発表した10年利付国債の入札結果で、最低落札価格は100円40銭(最 高落札利回り0.059%)、平均落札価格は100円41銭(平均落札利回り0.058%)となった。 落札価格の平均と最低の開き(テール)は1銭で、前回(6銭)から縮小した。応札倍率は3.54倍で前 回(2.94倍)から上昇した。 市場では「順調な結果だった。前場に調整が進まない中での強い結果は、相場にもプラスの影響を与え そうだ。日銀のオペが3カ月間固定されることも不透明感の後退につながったのではないか」(国内証券) との声が出ている。 入札結果を受けて国債先物は強含み。中心限月9月限は前日比9銭高の151円78銭近辺で推移して いる。新発10年国債(長期金利)は同1.0bp低下の0.045%で出合った。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.118 -0.111 0.001 12:51 5年 -0.111 -0.108 -0.008 12:44 10年 0.04 0.044 -0.01 12:37 20年 0.429 0.434 -0.01 12:47 30年 0.679 0.684 -0.004 12:35 40年 0.76 0.768 0.002 12:51 <11:16> 10年債入札結果予想、最低落札価格は100円38─40銭付近か 財務省が午後0時35分に発表する10年利付国債の入札結果について、市場では、最低落札価格は1 00円38─40銭付近になるとの見方が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.117 -0.111 0.001 11:01 5年 -0.109 -0.105 -0.005 10:56 10年 0.045 0.049 -0.005 8:56 20年 0.429 0.434 -0.01 11:00 30年 0.679 0.685 -0.003 10:37 40年 0.759 0.766 0 10:39 <11:07> 前場の国債先物は上昇 新発10年債は取引未成立 国債先物中心限月9月限は前営業日比5銭高の151円74銭と上昇して午前の取引を終えた。夜間取 引で国債先物が上昇した流れを引き継ぎ、強含みに推移した。新発10年国債利回り(長期金利)は出合い なし。 2日発表の6月の米雇用統計を控えて様子見ムードが広がっているほか、来週に30年債入札や5年債 入札などの供給イベントが相次ぐことから、「一方向に買われたり、売られたりする動きになりづらい」( 国内銀行)との声が聞かれた。 10年債入札については、新発債に加えて「低ボラティリティ環境が継続する中、キャリー選好の需要 が集まるのではないか」(国内証券)との声が聞かれ、無難に消化するとみられている。 日銀が1日発表した6月短観によると、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14、非製造 業がプラス1と、ともに4期連続の改善となった。 りそなホールディングスのエコノミスト、村上太志氏は、製造業は順調に改善している一方、非製造業 は引き続き重く、ほぼ予想に沿った内容だったと指摘。その上で、「設備投資の強さは好材料で、企業のマ インドが堅調なことが示された。足元では失業率が上昇していたが、雇用が不足しているという回答は3月 調査時点よりも増えるなど、悪い内容ではない」との見方を示した。 市場では目立った反応は見られなかった。 現物市場では、新発20年債は前日比1.0bp低下の0.430%。新発30年債は同横ばいの0. 685%、新発40年債は前日と変わらずの0.765%。新発2年債は前日と同水準のマイナス0.11 5%。新発5年債は出合いなし。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.05─マイナス0.012%を中心に取引された 。「地銀の資金調達ニーズがやや強まっており、レートは月末前の水準に戻っている」(国内金融機関)と いう。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.118 -0.111 0.001 11:00 5年 -0.109 -0.105 -0.005 10:56 10年 0.045 0.049 -0.005 8:56 20年 0.429 0.434 -0.01 11:00 30年 0.679 0.685 -0.003 10:37 40年 0.759 0.766 0 10:39 <10:31> 財務省が10年債入札を通告、需要強く順調予想多い 財務省は午前10時半、10年利付国債入札を通告した。発行予定額2兆6000億円。利率0.10 %で、第363回債の新規オープン発行となった。 入札前取引(WI)は前日時点で0.065%(複利)だった。 市場では「やや割高感はあるが、投資家需要は強い。日銀オペ減額の影響は乏しい一方、税収増などプ ラス材料もある。順調な入札となりそうだ」(国内証券)との声が出ている。 国債先物は小幅高。中心限月9月限は前日比6銭高の151円75銭近辺で推移している。カレントの 新発10年債(362回債、長期金利)は出合いがみられない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.12 -0.114 -0.002 9:01 5年 -0.109 -0.105 -0.005 10:18 10年 0.045 0.049 -0.005 8:56 20年 0.429 0.434 -0.01 10:29 30年 0.679 0.684 -0.004 10:00 40年 0.759 0.765 -0.001 10:30 <09:07> 国債先物は上昇、日銀短観には反応薄 国債先物中心限月9月限は、前営業日比3銭高の151円72銭と上昇して寄り付いた。夜間取引で国 債先物が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行して始まった。 日銀が1日発表した6月短観によると、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14、非製造 業がプラス1となり、ともに4期連続で改善した。市場では「予想範囲内の結果となり、材料視されないの ではないか」(国内銀行)との声が聞かれる。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.12 -0.114 -0.002 9:01 5年 -0.109 -0.105 -0.005 8:59 10年 0.045 0.049 -0.005 8:56 20年 0.429 0.435 -0.009 9:06 30年 0.68 0.688 0 8:55 40年 0.755 0.765 -0.001 9:07 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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