[東京 22日 ロイター] - <15:14> 国債先物は小反落、長期金利変わらず0.075% 長期国債先物は小反落で引けた。方向感が出ず、狭いレンジでの取引になった。現物債も動意薄。米暫 定予算を巡る議会協議の行方や、週明けの米債の動きを見極めたいとする投資家が多かった。日銀金融政策 決定会合を控えて様子見も目立った。流動性供給(対象:残存5年超15.5年以下)の入札結果は、無難 な範囲に収まった。 1月ロイター短観(400社ベース)は、景況感を示すDIが製造業でプラス35と前月から8ポイン トの大幅上昇となったが、材料視されなかった。 長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比1銭安の150円37銭。10年最長期国債利回 り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.075%。 短期金融市場では、無担保コール翌日物はマイナス0.035─マイナス0.060%を中心に取引さ れた。準備預金の積み期前半で、金融機関の資金調達意欲は高まらなかった。レポ(現金担保付債券貸借取 引)GCT+1レートはマイナス0.081%とマイナス幅を拡大。TIBOR(東京銀行間取引金利)3 カ月物は0.066%で横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.143 -0.134 0 15:00 5年 -0.087 -0.08 0 14:56 10年 0.072 0.079 0 15:02 20年 0.584 0.591 0 15:00 30年 0.818 0.826 -0.01 15:04 40年 0.975 0.983 0 15:04 <14:29> 円債市場は膠着、米債や日銀会合を見極めたい参加者増える 円債市場は膠着感を強めている。国債先物中心限月3月限は前週末の水準で推移しているほか、10年 最長期国債利回り(長期金利)は前営業日比変わらずの0.075%と動意薄。市場では「19日に金利上 昇の勢いが強まった米債が週明けにどのような動きをみせるか見極めたいとする投資家や、日銀金融政策決 定会合を控えて模様眺めとなっている市場参加者が多いようだ」(国内証券)との指摘がある。 安倍晋三首相は22日の施政方針演説で、北朝鮮情勢に関して「戦後、最も厳しい」との認識を重ねて 示し、米国と連携して高度な警戒態勢を維持すると語った。経済分野では、課題であるデフレ脱却への道筋 を確実に進むと強調した。円債市場では材料視されていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.141 -0.133 0 14:24 5年 -0.087 -0.08 0 13:32 10年 0.071 0.078 0 14:24 20年 0.583 0.59 0 14:24 30年 0.818 0.826 -0.01 14:26 40年 0.974 0.983 0 14:26 <12:59> 流動性供給入札結果は無難な範囲、応札倍率は前回をやや上回る 財務省が午後0時45分に発表した流動性供給(対象:残存5年超15.5年以下)の入札結果は、最 大利回り格差がマイナス0.005%、平均利回り格差がマイナス0.008%。応札倍率は3.34倍と 前回3.13倍をやや上回った。 市場では「応札倍率が前回を上回り、3倍台を維持したことに加え、利回り格差もマイナス水準になっ た。入札は想定通りに無難な範囲に収まった印象」(国内証券)との声がある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.143 -0.134 0 12:54 5年 -0.086 -0.077 0 12:55 10年 0.073 0.081 0.002 12:55 20年 0.586 0.593 0 12:54 30年 0.822 0.83 0 12:55 40年 0.977 0.987 0 12:55 <11:06> 国債先物が小幅続伸で前引け、長期金利は横ばい0.075% 国債先物中心限月3月限は前営業日比1銭高の150円39銭小幅続伸で午前の取引を終えた。 週明けで手掛かりに欠く中、良好な需給環境を背景に強含んで取引が始まった。ただ、流動性供給入札 (対象:残存5年超15.5年以下)を控えて上値を買い進む動きはみられず、前営業日終値付近での推移 が続いた。19日に失効した米暫定(つなぎ)予算を巡る議会協議を見極めたいとして、全般に様子見ムー ドが広がった。 現物市場は閑散。流動性供給入札に絡んだ持ち高調整主体の動き。10年最長期国債利回り(長期金利 )は同横ばい0.075%。 日本証券業協会が22日に発表した12月公社債投資家別売買高(除く短期証券)によると、外国人が 2兆0147億円、都銀が1兆7122億円の大幅な買い越しとなった。全16業態の中で12業態で買い 越した。同時に発表された国債投資家別売買高によると、中期国債の買い越し額は外国人が1兆5634億 円、都銀が1兆1450億円といずれも1兆円を超えた。 午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.035─マイナス0.060%を中心に取 引された。準備預金の積み期前半で、金融機関の資金調達圧力が高まらず、加重平均レートは前週末(マイ ナス0.041%)並みか、前週末をやや下回って推移しているもよう。ユーロ円3カ月金利先物は小動き 。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 -0.0 11: 年 3 35 03 00 5 -0.08 -0.0 -0.0 11: 年 8 8 03 00 10 0.07 0.07 -0.0 11: 年 7 02 00 20 0.581 0.58 -0.0 10: 年 9 05 59 30 0.819 0.82 -0.0 11: 年 8 04 00 40 0.975 0.98 -0.0 11: 年 4 03 00 <08:57> 国債先物が前日終値付近、好需給が相場下支え 国債先物中心限月3月限は、前営業日比1銭高の150円39銭と小幅続伸して寄り付いた。前週末の 米債市場は下落したが、良好な需給環境が意識されて強含んで取引が始まった。その後は前日終値付近で方 向感に欠く動きとなっている。 市場では「米金利上昇への警戒感が根強いが、一方で米つなぎ予算失効に伴う混乱が意識されている。 強弱材料が混在する中、前週末には20年債0.6%で押し目買いが観測されている。金利が上がる局面が あれば、たんたんと買いが入るのではないか」(国内証券)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 -0.0 8:5 年 2 33 01 0 5 -0.08 -0.0 -0.0 8:5 年 6 79 02 4 10 0.071 0.07 -0.0 8:5 年 8 01 6 20 0.583 0.59 -0.0 8:5 年 1 03 3 30 0.821 0.82 -0.0 8:5 年 9 03 3 40 0.975 0.98 -0.0 8:5 年 5 02 6 日本相互証券の日中画面 トレードウェブの日中画面 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (