February 16, 2018 / 6:22 AM / 3 months ago

〔マーケットアイ〕金利:国債先物は続伸、30年債が昨年6月22日以来の0.780%に低下

    [東京 16日 ロイター] - 
    <15:12> 国債先物は続伸、30年債が昨年6月22日以来の0.780%に低下
    
    長期国債先物は続伸して引けた。円高の進行に加えて、日銀の総裁・副総裁を巡る人事案の報道で、現
状の金融政策が維持されるとの見方から買いが先行。ただ、政府が提示した候補者リストにサプライズがな
く、後場では上値を積極的に追う展開にはならなかった。
    
    現物債市場では、長いゾーンの金利が低下した。長期ゾーンは先物に連動、超長期ゾーンは年度末を意
識した投資家の買いが継続している。20年債利回りは昨年12月14日以来の0.555%、30年債利
回りは昨年6月22日以来の0.780%にそれぞれ低下した。イールドカーブはフラット化の形状。中期
ゾーンは底堅い。流動性供給(対象:残存15.5年超39年未満)入札はショートカバー需要などで無難
な結果に収まった。
    
    財務省が16日発表した2月4日―2月10日の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベ
ース)によると、居住者が外債(中長期債)を9732億円と2週連続で大幅に売り越した。米国債利回り
の上昇が加速する中、含み損を抱えた銀行が処分売りを急いだとの見方が示されていた。
    
    長期国債先物中心限月3月限の大引けは、前営業日比7銭高の150円75銭。日中取引としては昨年
12月26日以来となる150円82銭まで上昇する場面があった。10年最長期国債利回り(長期金利)
は前営業日比0.5bp低い0.055%と1月5日以来の低水準を付けた。

    短期金融市場では、無担保コール翌日物はマイナス0.030─マイナス0.060%を中心に取引さ
れた。準備預金の積み明けとなり、前日に比べて落ち着いた展開。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT
+1レートはマイナス0.098%とマイナス幅を縮小。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0
.068%と横ばい。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
    新発1年物国庫短期証券(TB)の入札は強めの結果になった。日銀オペを意識したニーズとみられて
いる。業者間取引で国庫短期証券は強含み。
    
 TRADEWEB                                    
           OFFER    BID       前日比   時間
 2年        -0.162    -0.154        0   14:42
 5年        -0.105    -0.098    -0.01   15:00
 10年        0.052     0.059        0   15:02
 20年        0.555     0.562        0   15:01
 30年        0.782     0.792    0.002   15:01
 40年        0.914     0.922        0   15:02
 
    <13:21> 国債先物は動意薄、日銀人事案は前場で織り込む
    
    国債先物は動意薄。国債先物中心限月3月限は前引け段階の150円77銭近辺で推移している。
    政府は16日、衆参の議院運営委員会に日銀総裁と副総裁2人の候補者リストを提示した。マーケット
などで一番可能性が高いとみられていた候補者リストで、サプライズのない人事と市場では受け止められて
いる。また、候補者リストについては、「観測報道の出た前場で織り込まれたようだ」(国内証券)との声
が出ている。金融政策に関しては、現状維持に対してのインセンティブがより強まるとみられている。 
    10年最長期国債利回り(長期金利)は午前の取引で付けた0.055%から動いていない。

 TRADEWEB                                     
          OFFER    BID       前日比    時間
 2年       -0.163    -0.155         0    13:10
 5年       -0.107      -0.1     -0.01    13:05
 10年       0.049     0.056     -0.01    13:17
 20年       0.552     0.559         0    13:05
 30年       0.777     0.785     -0.01    13:05
 40年        0.91     0.918     -0.01    13:18
 
    <12:55> 流動性供給入札は無難、ショートカバー需要
 
    財務省が午後0時45分に発表した流動性供給(対象:残存15.5年超39年未満)の入札結果は、
最大利回り格差がマイナス0.006%、平均利回り格差がマイナス0.007%となった。応札倍率は2
.80倍と前回(2.82倍)をやや下回った。
    
    市場では「応札倍率が前回とほぼ同水準となり、利回り格差は前回と同様に違和感のない水準に収まっ
た。ショートカバー需要などで無難な結果に収まった」(国内証券)との見方が出ていた。
    
    
 TRADEWEB                                 
         OFFER   BID      前日比    時間
 2年     -0.162   -0.154         0   12:52
 5年     -0.106   -0.099     -0.01   12:51
 10年     0.052    0.059         0   12:52
 20年     0.553     0.56         0   12:50
 30年     0.778    0.786         0   12:51
 40年     0.914    0.922         0   12:52
 
    <12:42> 1年物TB入札は強めの結果、日銀オペ意識したニーズ

    財務省が午後0時35分に発表した新発1年物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りは
マイナス0.1607%、平均落札利回りはマイナス0.1627%と前回(最高:マイナス0.1371
%、平均:マイナス0.1401%)に比べて低下した。
    
    市場では「最高落札利回りは事前予想の範囲内だが、強めの結果になった。日銀オペを意識したニーズ
とみられる」(国内金融機関)との声が出ている。
    
 TRADEWEB                                     
         OFFER    BID        前日比      時間
 2年      -0.163     -0.155           0  12:35
 5年      -0.107       -0.1       -0.01  12:39
 10年      0.052      0.059           0  12:39
 20年      0.552       0.56           0  12:39
 30年      0.778      0.786           0  12:39
 40年      0.914      0.923           0  12:35
 
    
    <11:05> 国債先物が続伸で前引け、長期金利は1月5日以来の0.055%
    
    国債先物中心限月3月限は前営業日比9銭高の150円77銭と続伸で午前の取引を終えた。円高の進
行に加えて、日銀の総裁・副総裁を巡る人事案の報道で、緩和縮小観測が一段と後退するとの見方から買い
が先行し、一時150円80銭と中心限月ベースで1月5日以来の水準まで買われた。ただ、流動性供給(
対象:残存15.5年超39年未満)入札を控えて、上値も限定的だった。
    現物市場は総じてしっかり。長期ゾーンを中心に短期筋の買いが入った。10年最長期国債利回り(長
期金利)は同0.5bp低いの0.055%と1月5日以来の水準に低下。
    
    午前の短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.03─マイナス0.06%を中心に取引さ
れた。準備預金の積み明けとなり、前日に比べて落ち着いた展開。加重平均レートはマイナス0.04%前
後と前日(マイナス0.033%)を下回って推移しているもよう。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。財
務省が午後0時35分に発表する1年物国庫短期証券(TB)買い入れ結果で、最高落札利回りはマイナス
0.15%台後半と前回(マイナス0.1371%)に比べて低下する見通し。
    
 TRADEWEB                              
       OFFER    BID     前日比   時間
 2年    -0.162  -0.154   -0.003    9:57
 5年    -0.107    -0.1   -0.007   10:58
 10年    0.052   0.059   -0.004    9:33
 20年    0.552   0.559   -0.004   10:35
 30年    0.777   0.786   -0.004   11:00
 40年    0.914   0.922   -0.003   10:59
 
    
    <10:31> 財務省が流動性供給入札を通告、無難との見方
    
    財務省は午前10時半、流動性供給入札を通告した。対象は残存15.5年超39年未満。発行予定額
は4000億円。
    10年─20年の利回り格差(スプレッド)が節目の0.5%程度に縮小するなどフラット化の流れが
続いている。超長期利回りの低下で投資妙味が薄れているとの声も出ているが、円高や乱高下を繰り返す株
価動向などを受けて、消去法的に円債を選好する動きも出ている。「相対的に高い利回りが確保されている
超長期ゾーンは、期末をにらんだ債券残高積み増しの動きや、業者のショートカバー需要などがあるため、
無難な結果になるのではないか」(証券)との指摘が出ている。
    
 TRADEWEB                                 
        OFFER    BID      前日比   時間
 2年     -0.162   -0.154   -0.003     9:57
 5年     -0.107     -0.1   -0.007    10:17
 10年     0.052    0.059   -0.004     9:33
 20年     0.552    0.559   -0.004    10:18
 30年     0.779    0.787   -0.003    10:22
 40年     0.914    0.922   -0.003    10:31
 

    <09:02> 国債先物が続伸で寄り付く、日銀人事案報道で強力な緩和政策の思惑
    
    国債先物中心限月3月限は前営業日比6銭高の150円74銭と続伸で寄り付いた。円高や不安定な株
価動向に加えて、日銀の総裁・副総裁を巡る人事案の報道で、緩和縮小観測が一段と後退するとの見方から
買いが先行した。現物市場は中期ゾーンを中心にしっかりとした気配が示されている。10年最長期国債利
回り(長期金利)は同横ばいの0.060%、5年債利回りは同横ばいのマイナス0.100%を付けた。
    
    日本経済新聞は16日付朝刊で、政府が黒田東彦日銀総裁の再任を16日に国会提示するとともに、副
総裁候補として、雨宮正佳・日銀理事と若田部昌澄・早稲田大学教授を充てる案を検討中であると報道した
。黒田総裁の再任と副総裁への雨宮理事の昇格案は、これまで一部で報じられてきたが、今回の報道で副総
裁候補に若田部氏の名前が挙がった。
    
    市場では「朝方の取引では予想以上にしっかりと取引が始まった。日銀副総裁にリフレ派とされる若田
部氏が就任した場合、『量』の政策に重きを置き、強力な緩和政策を推進するとの思惑から、円債は買い反
応しているのだろう」(国内証券)との声が出ている。
    
 TRADEWEB                           
       OFFER   BID     前日比  時間
 2年   -0.163  -0.155  -0.004   8:46
 5年   -0.105  -0.098  -0.005   8:55
 10年   0.053   0.061  -0.002   9:02
 20年   0.553   0.561  -0.002   9:01
 30年   0.781    0.79       0   9:02
 40年   0.914   0.923  -0.002   9:02
 
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