[東京 12日 ロイター] - <11:07> 国債先物は小幅続落、指標10年351回債は取引不成立 国債先物は小幅続落して午前の取引を終えた。20年債入札を控えたヘッジがやや優勢となり、円安・ 株高も売りを誘った。現物債市場でも入札前の持ち高調整が入り、超長期債利回りに上昇圧力がかかった。 入札に関しては、調整が奏功して無難に通過するとみられている。 長期国債先物中心限月9月限の前引けは、前営業日比1銭安の150円91銭。指標10年351回債 は取引が成立しなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.065─マイナス0.075%付近を中心に取引 された。準備預金の積み最終日の前日となり、資金調達意欲が若干強めになった。ユーロ円3カ月金利先物 は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.136 -0.128 0 10:41 5年 -0.112 -0.105 0 10:59 10年 0.036 0.044 0.003 11:00 20年 0.481 0.488 0.003 11:00 30年 0.687 0.697 0.001 11:00 40年 0.807 0.816 0.002 11:00 <10:34> 財務省が20年債入札を通告、調整奏功で無難通過か 財務省は午前10時半、20年債入札を通告した。利率0.5%で、第165回の新発債になる。償還 は前回債から3カ月延びる。 入札について、市場では「業者の持ち高調整が入ったことで、新発債を評価した一定程度の需要を集め そうだ。キャリー益を狙ったニーズもあり、無難に入札を通過するのではないか」(国内証券)という。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.136 -0.128 0 10:13 5年 -0.112 -0.105 0 10:16 10年 0.036 0.043 0.002 10:27 20年 0.481 0.488 0.003 10:27 30年 0.689 0.699 0.003 10:29 40年 0.805 0.814 0 10:27 <08:53> 国債先物は小反発で寄り付く、20年債入札控え上値重い 国債先物中心限月9月限は、前営業日比1銭高の150円93銭と小反発して寄り付いた。きょうの日 経平均株価の寄り付きを確認したいとする市場参加者が多く、「模様眺めという感じだ。20年債入札を控 えていることもあり、ヘッジが入り上値が重くなるのではないか」(国内証券)との声が出ている。9月限 は寄り付き後、小幅下落している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.136 -0.128 0 8:49 5年 -0.112 -0.105 0 8:50 10年 0.035 0.043 0.002 8:50 20年 0.478 0.486 0.001 8:50 30年 0.687 0.697 0.001 8:50 40年 0.805 0.815 0.001 8:48 日本相互証券の日中画面 トレードウェブの日中画面 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (