[東京 2日 ロイター] - <10:35> 10年債入札、新発債需要で強めの結果を予想 財務省は午前10時半、10年債入札を通告した。利率0.1%で、第352回債の新発債になる。発 行予定額は2兆2000億円。 今回債は償還が3カ月延びるため、新発債となり利回りの上昇が見込まれている。「ある程度の調整が 入ったため、下期入りとなった投資家需要を喚起することで、強めの入札結果になりそうだ」(国内証券) という。 ただ、金利先高観や日銀オペへの不透明感が根強いため、積極的な応札を控える市場参加者が増える可 能性を指摘する声がある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.123 -0.114 -0.003 10:05 5年 -0.072 -0.064 0.002 10:30 10年 0.122 0.13 -0.002 10:30 20年 0.649 0.658 -0.004 10:32 30年 0.907 0.917 -0.01 10:22 40年 1.074 1.085 -0.01 10:32 <08:57> 国債先物が小幅続落スタート、米国のリスク選好流れ引き継ぐ 国債先物中心限月12月限は前営業日比1銭安の150円07銭と小幅続落して寄り付いた。前日の米 国市場が、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議の合意で、リスク選好となった流れを引き継いだと みられている。「10年債入札を控えていることもあり、ポジションを調整する動きが先行している」(国 内証券)という。 日銀は2日、9月の全国企業短期経済観測調査(短観)における「企業の物価見通し」を発表した。企 業が想定する消費者物価(CPI)の前年比上昇率は、平均で1年後がプラス0.8%、3年後がプラス1 .1%、5年後がプラス1.1%となった。前回調査では、1年後がプラス0.9%、3年後がプラス1. 1%、5年後がプラス1.1%だった。前回調査とほぼ同水準となったことで、相場への影響は限られてい る。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.122 -0.113 -0.002 8:51 5年 -0.071 -0.063 0.003 8:53 10年 0.123 0.132 0 8:53 20年 0.654 0.662 0 8:53 30年 0.914 0.926 -0.001 8:51 40年 1.082 1.091 -0.004 8:52 日本相互証券の日中画面 トレードウェブの日中画面 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (