[東京 13日 ロイター] - <11:07> 国債先物は続伸、長期金利0.110%に低下 国債先物は続伸して午前の取引を終えた。前日の米債券市場が休場のため、株式相場にらみの展開。米 株式市場の大幅続落を受けて日経平均株価が急落すると、リスク回避による買いが優勢になった。 現物債市場では全てのゾーンで金利が低下した。30年債入札を前にした調整は入らず超長期ゾーンも 強含みで推移した。入札に関しては、日銀オペ後ずれの影響を警戒する声が出ていた。 長期国債先物中心限月12月限の前引けは、前営業日比5銭高の150円80銭。10年最長期国債利 回り(長期金利)は同0.5bp低い0.110%に低下。 午前の短期金融市場で無担保コール翌日物はマイナス0.050─マイナス0.086%を中心に取引 された。準備預金の積み期終盤となったが、資金の調達意欲は引き続き弱い。ユーロ円3カ月金利先物は閑 散。 日銀は買い入れ予定額1000億円で国庫短期証券の買い入れを通告した。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.146 -0.138 -0.003 10:59 5年 -0.092 -0.084 -0.003 11:02 10年 0.106 0.115 -0.004 11:02 20年 0.644 0.652 -0.004 11:01 30年 0.87 0.879 -0.006 11:01 40年 1.027 1.037 -0.005 11:01 <10:33> 財務省が30年債入札を通告、オペ後ずれの影響を警戒 財務省は午前10時半、30年債入札を通告した。利率0.9%で60回のリオープン発行になる。発 行額は7000億円程度。 入札は弱めになるとの見方がある。日銀は「残存10年超」の国債買入予定日を、入札の翌日から翌々 日以降に後ずれさせることを決めた。30年債入札後のオペは3営業日目の16日になる。オペ後ずれに伴 う保有期間リスクを嫌って応札を見合わせる市場参加者が出てきそうとの見方もある。 また、超長期債の入札が今月末にかけて続くことも需給を悪化させ、入札の懸念材料となりそうだ。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.146 -0.138 -0.003 10:01 5年 -0.091 -0.084 -0.003 10:23 10年 0.106 0.114 -0.005 10:30 20年 0.643 0.651 -0.005 10:23 30年 0.868 0.877 -0.008 10:30 40年 1.023 1.032 -0.01 10:30 <08:55> 国債先物は続伸で寄り付く、リスク回避の買い先行 国債先物中心限月12月限は前営業日比6銭高の150円81銭と続伸して取引が始まった。波乱要素 もある30年債入札を前にしたヘッジが先行するとみられていたが、「前日の米株式市場の大幅続落を受け て東京市場でも株安が予想され、リスク回避による買いが優勢になっている」(国内証券)という。 きょう予定されているペンス米副大統領と安倍晋三首相の会談については「通商が公式の議題にならな いと伝わっていただけに、市場の注目度が高くなっている」(同)との声がある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.145 -0.136 -0.001 8:53 5年 -0.091 -0.083 -0.002 8:52 10年 0.106 0.114 -0.005 8:52 20年 0.645 0.654 -0.002 8:52 30年 0.87 0.88 -0.005 8:53 40年 1.029 1.04 -0.002 8:52 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (