[東京 22日 ロイター] - <15:10> 国債先物が小反落で引け、長期金利は0.095%に小幅上昇 国債先物中心限月12月限は前日比2銭安の151円06銭と小反落して引けた。きょうの米国市場が 感謝祭、あすの東京市場も勤労感謝の日で、いずれも休場となるため、積極的に取引を手掛ける参加者が少 なく、前日終値を挟んで小動きに終始。高値警戒感が浮上する中、日経平均株価がしっかりと推移したこと から、午後にかけて上値の重い展開が続いた。 現物市場は長期・超長期ゾーンなどで利回りが上昇。流動性供給入札(対象:残存5年超15.5年以 下)の結果が、高値警戒感から弱めとなったため、調整売りが出た。10年最長期国債利回り(長期金利) は同0.5bp高い0.095%に小幅上昇。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前日(マイナス0.069%)前後になる見 通し。3連休前にもかかわらず、資金調達意欲が高まらず、マイナス0.040─マイナス0.086%程 度と前日とほぼ同じ水準で取引された。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。3カ月物国庫短期証券(TB) の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.2530%、平均落札利回りはマイナス0.2298%と、 前回(最高:マイナス0.2847%、平均:マイナス0.2984%)に比べて小幅上昇した。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 0.00 15: 年 7 4 1 07 5 -0.10 -0.0 0 15: 年 7 99 05 10 0.086 0.09 -0.0 15: 年 4 01 07 20 0.603 0.61 0.00 15: 年 1 1 07 30 0.818 0.82 -0.0 15: 年 6 06 07 40 0.968 0.97 -0.0 15: 年 7 13 05 <13:10> 流動性供給入札結果が弱め、国債先物は小幅安 財務省が午後0時35分に発表した流動性供給(対象:残存5年超15.5年以下)の入札結果は、最 大利回り格差がプラス0.003%、平均利回り格差がプラス0.001%。応札倍率は2.58倍と前回 (2.93倍)を下回った。 市場では、入札結果について「やや弱め。相場水準が高値圏にある中での入札となり、参加者がやや慎 重になったのだろう。しかし、来週は3営業日で日銀買い入れが予定されているほか、月末・月初に絡むフ ローが入りやすいため、相場が崩れることもないだろう」(国内証券)との見方が出ている。 国債先物が小幅安。日経平均がしっかりと推移しているほか、弱めの入札結果を受けて、調整売りが出 た。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 0.00 13: 年 6 39 2 08 5 -0.10 -0.0 0 12: 年 7 99 44 10 0.088 0.09 0.00 13: 年 6 1 08 20 0.603 0.61 0 13: 年 08 30 0.818 0.82 -0.0 13: 年 8 04 08 40 0.973 0.98 -0.0 13: 年 3 07 08 <12:36> 3カ月物TB入札結果は無難、前場実勢を反映 財務省が午後0時半に発表した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマ イナス0.2530%、平均落札利回りはマイナス0.2298%と、前回(最高:マイナス0.2847 %、平均:マイナス0.2984%)に比べて小幅上昇した。 市場では「無難との評価。最高落札利回りは入札前取引の前場実勢を反映した水準。利回りが上昇した が、前回に大きく低下した反動が出たのだろう」(国内金融機関)との見方が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時 比 間 2 -0.14 -0.1 0.00 12: 年 6 39 2 36 5 -0.10 -0.0 0 12: 年 7 99 35 10 0.088 0.09 0.00 12: 年 6 1 36 20 0.603 0.61 0 12: 年 36 30 0.817 0.82 -0.0 12: 年 7 05 35 40 0.97 0.98 -0.0 12: 年 1 09 36 <11:08> 国債先物は小反落、長期金利変わらず0.090% 国債先物は小反落して午前の取引を終えた。前日の米債市場では明確な方向感が出なかった上、週末に かけて日米債券市場が休場となることもあり、ポジションを積極的に傾ける市場参加者はいなかった。 現物債市場では超長期ゾーンが強含み、30年債利回りは一時8月1日以来の0.815%、40年債 利回りは一時9月13日以来の0.970%に低下した。生保の平準買いが観測されていた。残存5年超1 5.5年以下を対象にした流動性供給入札は、ショートカバー需要などで無難に通過するとみられている。 長期国債先物中心限月12月限の前引けは、前営業日比2銭安の151円06銭。10年最長期国債利 回り(長期金利)は前営業日比横ばいの0.090%。 午前の短期金融市場で無担保コール翌日物はマイナス0.040─マイナス0.086%を中心に取引 されている。準備預金の積み期前半で、資金調達意欲は引き続き弱い。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。 財務省が午後0時半に発表する3カ月物国庫短期証券の入札結果で、最高落札利回りは前回から若干上 昇するとの見方が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.147 -0.14 0.001 11:00 5年 -0.108 -0.099 0 11:02 10年 0.086 0.094 -0.001 11:01 20年 0.6 0.609 -0.001 11:02 30年 0.816 0.826 -0.006 11:01 40年 0.972 0.981 -0.009 11:01 <10:25> 超長期ゾーン強含み、30年債8月1日以来の0.815%に低下 超長期ゾーンが強含み。30年債利回りは8月1日以来の0.815%、40年債利回りは9月13日 以来の0.970%にそれぞれ低下している。「入札で買えなかった市場参加者が、前日の終盤同様に買い 進んでいる。生保の平準買いも入っているもよう」(国内証券)という。 ただ、20年債利回りが節目の0.6%を下回る可能性が出てきている中、日銀の買い入れ減額への警 戒もくすぶっているため、「現状の水準から積極的に買いにくいのではないか」(別の国内証券)との見方 もある。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.15 -0.142 -0.001 10:19 5年 -0.107 -0.1 -0.001 10:23 10年 0.083 0.091 -0.004 10:23 20年 0.598 0.606 -0.004 10:23 30年 0.812 0.821 -0.011 10:20 40年 0.966 0.975 -0.015 10:23 <08:55> 国債先物は小反落で始まる、休場前にポジション傾けにくい 国債先物中心限月12月限は前営業日比2銭安の151円06銭と小反落して取引が始まった。前日の 米債市場では明確な方向感が出なかった上、週末にかけて日米債券市場が休場となることもあり、ポジショ ンを積極的に傾けにくい市場参加者が多くなっているという。「前日終盤にかけて買いが優勢となり先物の 価格上昇に弾みがついたが、その修正がありそうだ」(国内証券)とみられる。 総務省によると、10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.6となり、 前年同月比1.0%上昇し、ロイターがまとめた民間予測と一致した。材料視されるまでに至っていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.147 -0.14 0.001 8:53 5年 -0.107 -0.099 0 8:51 10年 0.087 0.095 0 8:50 20年 0.602 0.611 0.001 8:53 30年 0.821 0.831 -0.001 8:52 40年 0.98 0.99 0 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (