August 14, 2019 / 6:21 AM / 4 months ago

〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反落で引け、調整内でトレンド転換には力不足

    [東京 14日 ロイター] - 
    <15:05> 国債先物は反落で引け、調整内でトレンド転換には力不足
    
    国債先物中心限月9月限は、前営業日比17銭安の154円74銭と反落して取引を終えた。10年最
長期国債利回り(長期国債)は1.5bp上昇のマイナス0.225%。前日までの反動が出たが、調整の
範囲内で、金利低下トレンドを転換させるには力不足となっている。
    
    米国による対中追加関税第4弾の一部延期が決まり、前日までのリスクオフムードが後退。長期・超長
期債を中心に金利が反転上昇した。ただ、上昇は限定的で、金利低下トレンドの転換には至らないとの見方
も多い。
    
    みずほ証券のチーフ債券ストラテジスト、丹治倫敦氏は「今の金利低下トレンドが転換するには、FR
Bの利下げが止まるとの期待が高まるぐらいの材料が必要だ。米国の対中追加関税第4弾は一部の延期にと
どまり、完全になくなったわけではない。金利上昇は一時的だろう」との見方を示す。
    
    実際、前日低下の目立った超長期債の戻りは限定的。前日、約3年ぶりに0.2%を割り込んだ新発3
0年債の利回りは1.5bp上昇(引け値比)の0.195%にとどまり、12日の下げ幅3.5bpを取
り戻せていない。
    
    13日の米債市場では2年債と10年債の利回りが接近。その差は一時0.6ベーシスポイントbpま
で縮まり、2007年6月以来の逆イールドカーブ発生間近となった。これまでも米債では3カ月物と10
年物など、いくつかの年限間で逆イールドが発生していたが、2年と10年の逆転は象徴的な意味を持つ。
    
    「米2─10年の逆転は、中長期勢のパニック的行動を誘発する象徴的なイベントになり得る。株から
債券へのシフトが起きれば、株安による逆資産効果を通じて自己実現的な景気後退が起きる可能性がある」
と野村証券のクロスアセット・ストラテジスト、高田将成氏は指摘する。
    
    高田氏によると、過去の例では、2年と10年の利回り逆転を機に、その後1年間、株式に対する債券
のアウトパフォーマンスが続く傾向があるという。
    
    米中対立だけでなく、香港やアルゼンチンの政治的リスクなどマーケットにはリスクオフ材料が満載だ
。世界の中央銀行も緩和方向に傾いている。世界の債券の4分の1がマイナス金利という異常な状態ではあ
るが、「金利上昇の方向にはポジションを傾けにくい」(国内銀行)との声は依然多い。
    
    短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.01─マイナス0.025%のレンジで取引され
た。加重平均レートはマイナス0.019%付近となり、前営業日のマイナス0.025%を上回る見通し
。「積み最終日を明日に控え地銀が調達に動いていた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物
は弱含み。
    
 TRADEWEB                                
         OFFER   BID     前日比   時間
 2年     -0.276   -0.27    0.013    15:04
 5年     -0.308  -0.301    0.013    15:04
 10年    -0.227   -0.22    0.014    15:07
 20年     0.086   0.093    0.017    15:07
 30年     0.194     0.2    0.013    15:02
 40年      0.22   0.229    0.013    15:05
 

    <13:10> 国債先物は下げ渋り、調整色弱く米市場待ち
    
    国債先物は後場に入っても軟調継続。ただ、調整色は強くなく朝方の売り一巡後は下げ渋っている。1
0年最長期国債利回り(長期金利)も前場終値のマイナス0.230%と変わらずで推移している。
    市場では「国内材料では円債は動かない。米金利がこのまま上昇するかにかかっているが、景気後退リ
スクや金融緩和期待があるうちは、金利低下圧力は途切れないだろう」(国内銀行)との声が出ている。
   
 TRADEWEB                                
         OFFER   BID     前日比   時間
 2年     -0.282  -0.275    0.008    13:06
 5年     -0.311  -0.304     0.01    13:04
 10年    -0.231  -0.224     0.01    13:08
 20年     0.085   0.093    0.017    13:08
 30年     0.196   0.204    0.017    13:09
 40年     0.224   0.235    0.019    13:09
 

    <11:37> 日銀の短国買入結果は無難、需給は改善方向

  日銀が発表した国庫短期証券(TB)の買い入れ結果は、案分利回り格差がプラス0.003%。平均
落札利回り格差がプラス0.008%となった。今回の買入予定額は前回と同額の5000億円。応札額は
1兆0734億円、落札額は5001億円。応札倍率は2.15倍と前回(2.95倍)から低下した。

  市場では「応札額が落ち着いており、案分利回りを踏まえても無難。需給のゆるみが解消されてきたよ
うだ。3カ月物を中心に売却したとみられる」(国内金融機関)との見方がでている。
 
 TRADEWEB                          
       OFFER   BID     前日   時間
                       比     
 2年   -0.282  -0.275  0.008  11:00
 5年   -0.311  -0.304   0.01  10:50
 10年  -0.231  -0.224   0.01  10:57
 20年   0.084   0.091  0.015  11:00
 30年   0.194     0.2  0.013  11:01
 40年   0.222   0.232  0.016  11:01
 
    
    <11:11> 国債先物が反落で前引け、長期金利-0.230%に上昇 

  国債先物中心限月9月限は前営業日比11銭安の154円80銭と、反落して午前の取引を終えた。米
国の対中制裁関税の一部先送りを受けて米債安となった流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行。売り一巡後は
もみ合いとなった。10年最長期国債利回り(長期金利)は前営業日1.0bp高いマイナス0.230%
。
        
  現物市場では、超長期ゾーンは軟調。新発20年債は前日比2.0bp高い0.090%。新発30年
債は同2.0bp高い0.200%。新発40年債は前日比2.5bp高い0.230%。翌15日に入札
を控えて調整地合いがやや強まり、新発5年債は前日比1.0bp高いマイナス0.310%。
    
    市場では「(米国による対中関税の一部先送りについては)米中通商協議が本質的に解決されたわけで
はなく、最近のトランプ大統領の発言もころころ変わっており、緊張は緩和していない。円債はこのところ
急速にフラットニングしたことから、海外金利が上昇したタイミングで巻き戻しが入った」(国内証券)と
の声が聞かれた。
       
  短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.025─マイナス0.010%を中心に取引され
た。「地銀や証券を中心に資金調達の動きが見られた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物
は動意薄。

 TRADEWEB                            
       OFFER    BID     前日   時間
                        比     
 2年    -0.282  -0.275  0.008   11:00
 5年    -0.311  -0.304   0.01   10:50
 10年   -0.231  -0.224   0.01   10:57
 20年    0.084   0.091  0.015   11:00
 30年    0.194     0.2  0.013   11:01
 40年    0.222   0.232  0.016   11:01
 
    
    <10:13> 日銀が5000億円の短国買い入れを通告

   日銀は午前10時10分、国庫短期証券(TB)買い入れを通告した。買入予定額は5000億円と前
回の8月6日通告分(5000億円)と同額となった。市場では、1兆円に増額されるとの見方もあった。

    国債先物は弱含み。中心限月9月限は前営業日比14銭安の154円77銭近辺で推移している。10
年最長期国債利回り(長期金利)はマイナス0.225%で出合いを付けた後、マイナス0.230%に低
下した。超長期ゾーンは軟調。 

 TRADEWEB                           
       OFFER   BID     前日比  時間
 2年   -0.286  -0.279   0.004  10:12
 5年   -0.311  -0.304    0.01  10:11
 10年   -0.23  -0.223   0.011  10:12
 20年   0.087   0.094   0.018  10:12
 30年   0.202   0.209   0.022  10:12
 40年   0.228   0.237   0.021  10:07
 
    
    <09:00> 国債先物は反落で寄り付く、米債安で売り先行
    
    国債先物中心限月9月限は、前営業日比13銭安の154円78銭と、反落で寄り付いた。米国の対中
制裁関税の一部先送りを受けて米債安となった流れを引き継ぎ、売りが先行した。
       
   トランプ米大統領は13日、9月1日に発動予定の中国製品に対する10%の追加関 税のうち、ノート
パソコンや携帯電話など一部製品への発動延期を決めた。市場では「(米中通商協議をめぐる)過度な悲観
論は一服したものの、当面は様子見ムードが続くだろう」(国内金融機関)との見方が出ている。

 TRADEWEB                           
       OFFER   BID     前日比  時間
 2年   -0.288  -0.279   0.004   8:51
 5年   -0.312  -0.304    0.01   8:57
 10年  -0.232  -0.223   0.011   8:57
 20年    0.08   0.089   0.013   8:57
 30年    0.19   0.199   0.012   8:57
 40年   0.213   0.224   0.008   8:57
 
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