[東京 27日 ロイター] - <11:08> 前場の国債先物は続伸、超長期ゾーンはしっかり 国債先物中心限月12月限は前営業日比12銭高の153円44銭と続伸して午前の 取引を終えた。前日の米債高の流れを引き継ぎ、朝方から堅調に推移した。月末接近に伴 う年限長期化の需要も入り、超長期ゾーンを中心に金利低下圧力が強まった。10年最長 期国債利回り(長期金利)は前日比1.0bp低下のマイナス0.110%。 新発20年債は前日比1.5bp低下の0.240%、新発30年債は同2.0bp 低下の0.390%。新発40年債は出合いなし。 市場では「年金勢などによる年限長期化に伴う買いが入り、超長期ゾーンはしっかり 。ただ、翌週には10年債入札や30年債入札が控えており、上値追いには慎重になって くるだろう」(国内証券)との声が聞かれた。 日銀は午前、短期・長期・物価連動債対象の国債買い入れを通告。オファー額は前回 からいずれも据え置かれた。「残存5年超10年以下」対象のオペ結果に注目が集まる。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.020─マイナス0.030% を中心に取引された。「大手行や信託銀行などを中心に資金調達意欲は引き続き高い」( 国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物の期先は小動き。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.202 -0.19 -0.005 11:01 5年 -0.213 -0.205 -0.01 11:00 10年 -0.115 -0.104 -0.01 10:53 20年 0.237 0.247 -0.013 10:56 30年 0.388 0.399 -0.017 10:56 40年 0.418 0.43 -0.015 11:01 <10:11> 日銀が短期・長期・物価連動債買入を通告、金額は据え置き 日銀は午前10時10分の金融調節で、国債買い入れを通告した。対象は「残存1年 以下」(買入予定額は500億円)、「残存5年超10年以下」(同3500億円)、物 価連動債(同300億円)と金額は前回からいずれも据え置かれた。 国債先物は堅調に推移。中心限月12月限は前営業日比15銭高の153円47銭で 推移している。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下のマイナス0. 110%で推移している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.202 -0.191 -0.006 10:09 5年 -0.212 -0.205 -0.01 9:48 10年 -0.115 -0.104 -0.01 10:05 20年 0.237 0.247 -0.013 10:10 30年 0.389 0.398 -0.018 10:10 40年 0.417 0.429 -0.016 10:10 <08:58> 国債先物は続伸で寄り付く、米債高の流れを引き継ぐ 国債先物中心限月12月限は前営業日比11銭高の153円43銭と続伸で寄り付い た。前日の米債高の流れを引き継ぎ、買いが先行している。 市場では「海外金利の低下を反映して先物は上昇して始まったが、方向感が出るよう な材料に乏しいことから、徐々に上値が重くなりそうだ」(国内証券)との声が聞かれた 。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.199 -0.187 -0.002 8:57 5年 -0.209 -0.201 -0.006 8:57 10年 -0.112 -0.101 -0.007 8:57 20年 0.239 0.252 -0.008 8:57 30年 0.397 0.408 -0.008 8:57 40年 0.425 0.437 -0.008 8:57 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (