[東京 24日 ロイター] - <12:38> 6カ月物TB入札結果はしっかり、落札利回りが低下 財務省が午後0時半に発表した新発6カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最 高落札利回りはマイナス0.1068%、平均落札利回りはマイナス0.1088%と前 回(最高:マイナス0.1027%、平均:マイナス0.1048%)から低下した。応 募額は12兆3889億8000万円、募入決定額は2兆7716億2000万円となっ た。 市場では「最近の好需給環境を反映し、しっかりした結果だった。ただ、落札利回り はかなり低くなってきたので、さらなる低下余地は小さくなりつつある」(国内金融機関 )との見方が聞かれた。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.117 -0.108 0.004 12:33 5年 -0.071 -0.064 0.004 12:38 10年 0.114 0.122 0.006 12:38 20年 0.528 0.534 0.013 12:38 30年 0.708 0.716 0.017 12:36 40年 0.752 0.763 0.019 12:37 <11:14> 前場の国債先物は小幅続落、米金利上昇一服で下げ止まりの兆し 国債先物中心限月3月限は前営業日終値比3銭安の151円03銭と小幅続落して午 前の取引を終えた。現物市場の10年物国債利回り(長期金利)は、前営業日の取引時間 中にも付けた水準で同0.5bp上昇の0.120%。 前日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、米 景気回復は依然「まばらで完全とは程遠い」状態で、FRBが導入した政策の変更を検討 するまでには「しばらく時間がかかる」との認識を示したことから、国債価格が小幅に上 昇、金利は総じて低下した。 きょうの国債先物相場は、この流れを引き継いで買いが先行して反発スタートとなっ たものの、買い一巡後は、前営業日終値近辺でもみ合う展開が続いた。 また午前10時半には財務省が、残存期間5年超15.5年以下対象の流動性供給入 札(発行予定額は5000億円程度)を通告。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)の稲留克俊シニア債券ストラテ ジストが「地方銀行や信用金庫などの強い需要を背景に、大崩れする心配はないだろう」 との見方を示すなど、市場では特段不安視する向きは少ない。 現物市場で新発債利回りは横ばいから上昇。2年債は前営業日比横ばいのマイナス0 .115%、5年債も同0.5bp上昇のマイナス0.065%。一方ロングエンドは、 20年債が同1.5bp上昇の0.535%、30年債は同2.0bp上昇の0.715 %、40年債は同2.0bp上昇の0.760%。 超長期ゾーンの弱さについては、MUMSSの稲留氏は「日本市場では、米国やドイ ツでイールドカーブがスティープ化してきた間、その動きに付いて行かなかった分、ステ ィープ化圧力が潜在的に残っている可能性がある」と指摘した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.030─マイナス0.004% を中心に取引された。「取り手の資金調達意欲、特に地銀の調達意欲が強い状況」(国内 金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.117 -0.107 0.005 11:00 5年 -0.071 -0.064 0.004 11:00 10年 0.118 0.125 0.009 10:59 20年 0.532 0.539 0.018 10:55 30年 0.711 0.719 0.02 11:01 40年 0.758 0.766 0.022 11:00 <10:31> 財務省が流動性供給入札を通告、特段不安視する向きは少ない 財務省は午前10時半、流動性供給入札を通告した。対象は残存期間5年超15.5 年以下、発行予定額は5000億円程度。 市場では「大崩れする心配はないと予想する」(三菱UFJモルガン・スタンレー証 券)との声が出るなど、特段不安視する向きは少ない。 国債先物は買い一巡後は伸び悩み。中心限月3月限は前営業日比1銭安の151円0 5銭と、前営業日終値近辺でもみ合っている。現物市場の10年物国債利回り(長期金利 )は同0.5bp上昇の0.120%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.12 -0.109 0.003 10:31 5年 -0.071 -0.064 0.004 10:23 10年 0.118 0.124 0.008 10:31 20年 0.528 0.535 0.014 10:18 30年 0.705 0.714 0.015 10:29 40年 0.748 0.757 0.013 10:27 <08:48> 国債先物は反発して寄り付く、米長期金利の上昇一服を好感 国債先物中心限月3月限は前営業日比7銭高の151円13銭と反発して寄り付いた 。 前日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で「米 経済はなお支援が必要」との考えを示したことを受け、国債価格が小幅に上昇、金利は総 じて低下した。 きょうの円債市場は、こうした海外取引時間の流れを引き継ぎ、いったん下落に歯止 めがかかり、買い優勢でスタートしている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.122 -0.11 0.002 8:48 5年 -0.076 -0.069 -0.001 8:48 10年 0.11 0.118 0.002 8:48 20年 0.519 0.529 0.008 8:48 30年 0.693 0.703 0.004 8:48 40年 0.738 0.749 0.005 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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