[東京 12日 ロイター] - <12:38> 3カ月物TB入札結果、落札利回りは上昇 財務省が午後0時半に発表した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最 高落札利回りがマイナス0.0930%、平均落札利回りがマイナス0.0964%とな った。利回りは前回(最高マイナス0.1005%、平均マイナス0.1035%)から 上昇した。応募額は17兆8980億4000万円、募入決定額は5兆4614億500 0万円だった。 国債先物は引き続きやや弱含み。中心限月6月限は前営業日比2銭安の151円03 銭付近で取引されている。現物市場の新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0 .100%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.135 -0.125 -0.006 12:38 5年 -0.086 -0.079 -0.001 12:34 10年 0.094 0.101 -0.004 12:38 20年 0.46 0.468 -0.013 12:38 30年 0.63 0.639 -0.015 12:37 40年 0.662 0.672 -0.017 12:38 <11:10> 前場の国債先物は反落、長期金利は0.105%に小幅上昇 国債先物中心限月6月限は前営業日比4銭安の151円01銭と反落して午前の取引 を終えた。欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買 い入れ拡大を決定したが影響は限定的。米長期金利への上昇警戒感が強く重い展開となっ た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.105%。 ロイターは11日、日銀は18、19日の金融政策決定会合で示す金融政策の「点検 」で、長短金利の引き下げが経済状況が悪化した際のツールの1つであると明確に位置付 けるほか、長短金利に引き下げ余地があることを示すため、当座預金の3層構造の見直し を検討する見通しだと報じた。 3層構造の見直しについては、円債市場への影響は今のところ限定的との見方が多い 。「見直しの内容にもよるが、金利面や需給面で複雑な影響が予想される。現時点で相場 に織り込むには時期尚早だ」と、みずほ証券のマーケットアナリスト、松崎涼祐氏は指摘 する。 現物市場では超長期ゾーンが、前日の順調な20年債入札の好影響が継続しフラット 化。新発債利回りは、20年債は前日比1.5bp低下の0.465%、30年債は同2 .0bp低下の0.630%、40年債は同2.5bp低下の0.665%となった。5 年債は同変わらずのマイナス0.080%。2年債は出合いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.02─マイナス0.005%を 中心に取引された。「積み最終日が近いほか、3日積みでもあり、地銀中心に強い調達地 合いとなった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.131 -0.122 -0.003 11:01 5年 -0.082 -0.075 0.003 11:01 10年 0.098 0.105 0 11:01 20年 0.463 0.47 -0.011 10:58 30年 0.627 0.635 -0.019 11:00 40年 0.658 0.67 -0.019 11:01 <10:11> 日銀が短中長・超長期債の買入通告、金額据え置き 日銀は午前10時10分の金融調節で、国債買い入れを通告した。対象は「残存期間 1年以下」(買入予定額1000億円)、「同1年超3年以下」(買入予定額4000億 円)、「同5年超10年以下」(同4200億円)、「同25年超」(同300億円)で 、いずれも金額は前回から据え置かれた。 国債先物は弱含み。中心限月6月限は前営業日比6銭安の150円99銭付近で取引 されている。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.105%。 「アジア時間に入り、米長期金利がじわりと上昇しており、円債も上値が重くなっている 」(国内証券)という。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.127 -0.118 0.001 10:07 5年 -0.081 -0.074 0.004 9:52 10年 0.099 0.105 0 10:11 20年 0.462 0.47 -0.011 10:11 30年 0.628 0.636 -0.018 10:11 40年 0.663 0.672 -0.017 10:11 <08:53> 国債先物、6月限に事実上の限月交代 午前08時53分時点で、国債先物6月限が3月限の出来高を上回っており、事実上 の限月交代となった。3月限は前営業日比4銭高の151円31銭、6月限は同2銭高の 151円07銭で推移している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.133 -0.121 -0.002 8:53 5年 -0.089 -0.08 -0.002 8:52 10年 0.092 0.1 -0.005 8:53 20年 0.468 0.476 -0.005 8:52 30年 0.634 0.642 -0.012 8:53 40年 0.675 0.685 -0.004 8:52 <08:49> 国債先物は続伸で寄り付く、ECBの資産購入拡大を好感 国債先物中心限月3月限は前営業日比1銭高の151円28銭と続伸して寄り付いた 。欧州中央銀行(ECB)がパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ拡 大を決定し、金利上昇を抑制する姿勢を示したことが好感されている。 市場では「米長期金利は30年債入札の結果がやや弱く上昇したが、円債はECBの 金利上昇抑制の姿勢を素直に好感しそうだ」(国内証券)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.134 -0.121 -0.002 8:48 5年 -0.086 -0.079 -0.001 8:47 10年 0.091 0.098 -0.007 8:49 20年 0.47 0.479 -0.002 8:48 30年 0.637 0.647 -0.007 8:48 40年 0.674 0.686 -0.003 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」