[東京 15日 ロイター] - <11:10> 前場の国債先物は反発、長期金利は0.105%に小幅低下 国債先物中心限月6月限は前営業日比6銭高の151円05銭と反発して午前の取引 を終えた。米長期金利の再上昇への警戒感は強いものの、買いが優勢な展開になった。1 0年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下の0.105%。 米10年債利回りは12日の米債市場で、一時1.642%と1年ぶり の水準に上昇。15日のアジア時間に入って、やや水準を落としているが、引き続き1. 6%台を維持している。 米金利との逆行現象について、市場では「3月期末が近づき店頭は閑散。日米中銀会 合も控えており動意は薄い。薄商いの中で、年金のリバランスといったフローが影響して いる可能性がある。日本独自の材料が出たわけではない」(国内証券セールス担当者)と の声が出ている。 現物市場で新発債利回りは横ばいから低下。2年債は前日比1.0bp低下のマイナ ス0.140%、5年債は同1.0bp低下のマイナス0.090%。20年債は同変わ らずの0.490%、30年債は同0.5bp低下の0.660%、40年債は同変わら ずの0.700%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.020─マイナス0.005% を中心に取引された。「積み最終日だが、地合いの変化は特にない」(国内金融機関)と いう。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.14 -0.129 -0.002 11:00 5年 -0.09 -0.083 -0.009 10:42 10年 0.103 0.11 -0.004 11:00 20年 0.487 0.495 0.004 11:01 30年 0.667 0.676 0.012 11:01 40年 0.703 0.715 0.012 11:01 <08:46> 国債先物は続落で寄り付く、米金利上昇を警戒 国債先物中心限月6月限は前営業日比10銭安の150円89銭と続落して寄り付い た。米国で景気回復期待やインフレ懸念が強まる中、米長期金利が再び1.6%台に上昇 。円債にも売りが先行している。 市場では「金利上昇が株安要因とならなければ、中銀からのけん制発言も強く出ない のではないか」(国内銀行)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.138 -0.126 0.001 8:47 5年 -0.079 -0.068 0.006 8:46 10年 0.115 0.123 0.009 8:47 20年 0.498 0.509 0.018 8:47 30年 0.672 0.684 0.02 8:47 40年 0.705 0.715 0.012 8:47 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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