[東京 24日 ロイター] - <11:10> 前場の国債先物は反発、長期金利0.065%に低下 国債先物中心限月6月限は前営業日比17銭高の151円43銭と反発して午前の取 引を終えた。米長期金利の低下で買い戻しが優勢な展開となった。10年最長期国債利回 り(長期金利)は同1.0bp低下の0.065%。 米10年債利回りはアジア時間に入り1.60%台まで低下。バイデン 米政権のインフラの再整備や気候変動および雇用対策における関連支出総額は最大で4兆 ドルに上る可能性があるとみられているが、現時点で市場の警戒感は強くない。 「米債は一連のイベント通過で買い戻しが強まっているようだ。欧州の新型コロナ感 染拡大への警戒感もある。バイデン政権のインフラ投資計画は財源など含め不透明感が強 く、相場にはまだ織り込めていない」と、三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミ スト、森谷亨氏は指摘する。 現物市場で新発債利回りは低下。5年債は前日比1.5bp低下のマイナス0.11 0%。20年債は同2.5bp低下の0.420%、30年債は同1.5bp低下の0. 605%、40年債は同1.5bp低下の0.655%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.025─マイナス0.005% を中心に取引された。「資金の取り手と出し手のバランスが維持され横ばい圏の動きとな っている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.15 -0.139 -0.005 11:00 5年 -0.11 -0.101 -0.008 11:01 10年 0.063 0.07 -0.011 10:57 20年 0.42 0.428 -0.018 11:01 30年 0.6 0.609 -0.016 10:59 40年 0.651 0.664 -0.008 11:01 <08:46> 国債先物は反発で寄り付く、米長期金利低下で買い先行 国債先物中心限月6月限は前営業日比15銭高の151円41銭と反発して寄り付い た。米長期金利が低下する中、買いが先行している。ただ、「金利が低下し過ぎると、4 月の日銀国債買い入れ予定で減額の可能性が高まる」(国内証券)との声も出ている。 本日は利付国債の入札や、日銀の国債買い入れオペの予定はない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.15 -0.139 -0.005 8:44 5年 -0.109 -0.099 -0.006 8:46 10年 0.058 0.067 -0.014 8:45 20年 0.424 0.436 -0.01 8:46 30年 0.601 0.613 -0.012 8:45 40年 0.649 0.664 -0.008 8:46 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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