[東京 24日 ロイター] - <15:17> 国債先物は大幅反発で引け、長期金利は0.065%に低下 国債先物中心限月6月限は前営業日比16銭高の151円42銭と大きく反発して取 引を終えた。10年物国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下の0.065%と、2 月12日以来6週間ぶりの水準をつけた。 前日の海外市場ではリスクオフムードが広がり国債利回りが概ね低下(価格は上昇) 、きょうのアジア時間の取引でも米10年物国債利回り(米長期金利)が一 時1.589%と一段と低下したことを好感して、円債市場は終日、買いが優勢の展開と なった。 現物市場で新発債利回りはまちまち。5年債は前営業日比1.0bp低下のマイナス 0.105%、20年債は同0.5bp低下の0.440%、30年債は同横ばいの0. 620%、40年債は同0.5bp上昇の0.675%だった。2年債は出合いがみられ なかった。 市場では「あす40年利付国債入札を控えていることもあり、超長期ゾーンは終盤に かけて上値が重くなった」(国内証券)との声が聞かれた。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.015%と、 前営業日(マイナス0.014%)からわずかに低下する見通し。「地合いは前日から変 わらず、地銀と大手行でやや調達意欲が二分している」(国内金融機関)という。ユーロ 円3カ月金利先物は横ばい。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.148 -0.139 -0.005 15:17 5年 -0.11 -0.103 -0.01 15:02 10年 0.063 0.07 -0.011 14:59 20年 0.433 0.44 -0.006 15:18 30年 0.614 0.621 -0.004 15:13 40年 0.668 0.677 0.005 15:15 <12:33> 6カ月物TB入札結果は順調、しっかりした需要を確認 財務省が午後0時半に発表した新発6カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最 高落札利回りはマイナス0.1098%、平均落札利回りはマイナス0.1117%と前 回(最高:マイナス0.1030%、平均:マイナス0.1070%)から低下した。応 募額は10兆6658億円、募入決定額は2兆7788億6000万円となった。 市場では「ちゃんと需要が確認でき、しっかりした結果だ。足元のレポレートが下げ 気味であることも影響した可能性がある」(国内金融機関)との見方が聞かれた。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.149 -0.139 -0.005 12:33 5年 -0.11 -0.103 -0.01 12:31 10年 0.063 0.07 -0.011 12:33 20年 0.419 0.426 -0.02 12:31 30年 0.6 0.609 -0.016 12:30 40年 0.652 0.664 -0.008 12:33 <11:10> 前場の国債先物は反発、長期金利0.065%に低下 国債先物中心限月6月限は前営業日比17銭高の151円43銭と反発して午前の取 引を終えた。米長期金利の低下で買い戻しが優勢な展開となった。10年最長期国債利回 り(長期金利)は同1.0bp低下の0.065%。 米10年債利回りはアジア時間に入り1.60%台まで低下。バイデン 米政権のインフラの再整備や気候変動および雇用対策における関連支出総額は最大で4兆 ドルに上る可能性があるとみられているが、現時点で市場の警戒感は強くない。 「米債は一連のイベント通過で買い戻しが強まっているようだ。欧州の新型コロナ感 染拡大への警戒感もある。バイデン政権のインフラ投資計画は財源など含め不透明感が強 く、相場にはまだ織り込めていない」と、三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミ スト、森谷亨氏は指摘する。 現物市場で新発債利回りは低下。5年債は前日比1.5bp低下のマイナス0.11 0%。20年債は同2.5bp低下の0.420%、30年債は同1.5bp低下の0. 605%、40年債は同1.5bp低下の0.655%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.025─マイナス0.005% を中心に取引された。「資金の取り手と出し手のバランスが維持され横ばい圏の動きとな っている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.15 -0.139 -0.005 11:00 5年 -0.11 -0.101 -0.008 11:01 10年 0.063 0.07 -0.011 10:57 20年 0.42 0.428 -0.018 11:01 30年 0.6 0.609 -0.016 10:59 40年 0.651 0.664 -0.008 11:01 <08:46> 国債先物は反発で寄り付く、米長期金利低下で買い先行 国債先物中心限月6月限は前営業日比15銭高の151円41銭と反発して寄り付い た。米長期金利が低下する中、買いが先行している。ただ、「金利が低下し過ぎると、4 月の日銀国債買い入れ予定で減額の可能性が高まる」(国内証券)との声も出ている。 本日は利付国債の入札や、日銀の国債買い入れオペの予定はない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.15 -0.139 -0.005 8:44 5年 -0.109 -0.099 -0.006 8:46 10年 0.058 0.067 -0.014 8:45 20年 0.424 0.436 -0.01 8:46 30年 0.601 0.613 -0.012 8:45 40年 0.649 0.664 -0.008 8:46 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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