[東京 30日 ロイター] - <11:10> 前場の国債先物は反落、長期金利は0.075%に上昇 国債先物中心限月6月限は前営業日比13銭安の151円34銭と反落して午前の取 引を終えた。米長期金利上昇の流れが継続し売り優勢な展開となったが、様子見気分も強 かった。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.0bp上昇の0.075%。 市場では「期末接近と日銀の国債買い入れ予定待ちで様子見気分が強く閑散相場とな っている。米長期金利の上昇も以前よりスピード感は乏しいが警戒要因だ。ただ、新年度 に入れば押し目買いの動きも出始めるのではないか」(岡三証券の債券シニア・ストラテ ジスト、鈴木誠氏)との声が出ている。 現物市場では超長期ゾーンの新発債利回りが上昇。20年債は前年比0.5bp上昇 の0.450%、30年債は同1.0bp上昇の0.640%、40年債は同1.0bp 上昇の0.680%。一方、2年債は同変わらずのマイナス0.140%、5年債も同変 わらずのマイナス0.105%と中期ゾーンは横ばい。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.025─マイナス0.002% を中心に取引された。「動意は乏しく横ばい圏での推移となっている」(国内金融機関) という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.146 -0.136 0.002 10:59 5年 -0.106 -0.099 0.005 10:56 10年 0.069 0.076 0.006 10:57 20年 0.449 0.458 0.013 11:00 30年 0.636 0.644 0.01 11:02 40年 0.676 0.686 0.01 11:02 <10:45> 財務省が2年債入札を通告、無難通過との見方 財務省は午前10時半、2年利付国債入札を通告した。第423回債の新規発行とな った。発行予定額は3兆円。今回から利付債の表面利率(クーポン)の下限が0.1%か ら0.005%に引き下げられ、利率は0.005%となったが、市場では「海外勢の買 いや金融機関の担保需要を集めそうだ。クーポン低下の影響は限定的」(国内証券)との 見方が聞かれる。 国債先物は軟調。中心限月6月限は前営業日比13銭安の151円34銭近辺で推移 している。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1.0bp上昇の0.075%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.146 -0.136 0.002 10:46 5年 -0.106 -0.099 0.005 10:36 10年 0.069 0.076 0.006 10:45 20年 0.448 0.456 0.011 10:45 30年 0.633 0.64 0.006 10:47 40年 0.677 0.686 0.01 10:45 <08:48> 国債先物は反落で寄り付く、米金利上昇で売り先行 国債先物中心限月6月限は前営業日比12銭安の151円35銭と反落して寄り付い た。新型コロナウイルスワクチン接種拡大やバイデン政権のインフラ投資計画を背景に前 日の米債市場で長期金利が上昇しており、円債にも売りが先行している。 本日は黒田東彦日銀総裁の講演が予定されているが、市場では「あす発表のオペ紙( 国債買い入れ予定)に関する具体的示唆がなければ、材料視はされない」(国内証券)と みられている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.144 -0.132 0.006 8:48 5年 -0.104 -0.095 0.009 8:47 10年 0.07 0.078 0.008 8:48 20年 0.449 0.459 0.014 8:48 30年 0.635 0.645 0.011 8:48 40年 0.673 0.688 0.012 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債) 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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