[東京 7日 ロイター] - <10:12> 日銀が長期・超長期・物価連動債の買入通告、波乱なしの見方 日銀は午前10時10分の金融調節で、国債買い入れを通告した。対象は「残存期間 5年超10年以下」(買入予定額4500億円)、「同10年超25年以下」(同200 0億円)、物価連動債(同600億円)。 いずれも前月末に発表した4月日銀国債買い入れ予定通りの金額となった。1回あた りのオファー額は5─10年が前回から300億円増、10─25年が800億円増加し たが、月間予定回数がそれぞれ5回から4回、2回から1回に減らされており、月間トー タルでは3000億円減と400億円減になる。 市場では「10─25年は月間1回の実施であり今回のオペに売りが集中する可能性 もあるが、新年度入り後も好需給環境が続いており、後場の相場を崩すような結果にはな らないのではないか」(国内証券)との声が出ている。 国債先物は弱含み。中心限月6月限は前営業日比2銭安の151円19銭付近で取引 されている。一方、現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)が同0.5bp低 下の0.100%と、方向感に欠ける展開となっている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.127 -0.117 0.001 10:11 5年 -0.091 -0.084 0.001 9:29 10年 0.1 0.105 -0.003 9:44 20年 0.469 0.476 -0.004 9:42 30年 0.674 0.683 -0.003 10:12 40年 0.715 0.727 -0.003 10:08 <08:55> 国債先物は続伸、米債高の流れ引き継ぐ 国債先物中心限月6月限は前営業日比4銭高の151円25銭と続伸して寄り付いた 。前日の米金利の低下を反映して買いが先行したものの、その後は伸び悩んでいる。10 年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp低下の0.100%で出合いを付け た。 市場では「米金利の動きとの連動性が薄れてきており、あまり反応していないように みえる。日銀オペに関する不確実性もなくなり、材料難で膠着相場になりそうだ」(国内 証券)との声が聞かれた。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.127 -0.116 0.002 8:53 5年 -0.094 -0.086 -0.001 8:54 10年 0.098 0.106 -0.002 8:50 20年 0.469 0.477 -0.003 8:53 30年 0.676 0.688 0.002 8:53 40年 0.718 0.73 0 8:53 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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