[東京 9日 ロイター] - <12:45> 3カ月物TB入札結果は無難、「予想通り」との声 財務省が午後0時半に発表した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最 高落札利回りがマイナス0.0930%、平均落札利回りがマイナス0.0945%とな った。利回りは前回(最高マイナス0.0893%、平均マイナス0.0930%)から 低下した。応募額は20兆2681億7000万円、募入決定額は5兆2982億200 0万円だった。 市場では「無難な結果。短国オペの応札額の大きさを考慮すると、需給が好転したと いう風には受け止められていない」(国内金融機関)との声が出ている。 国債先物は後場に入り、前日終値を挟んでもみ合い。中心限月6月限は前営業日比1 銭安の151円29銭付近で推移している。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0 .5bp上昇の0.100%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.132 -0.122 0.005 11:00 5年 -0.097 -0.09 0.003 12:44 10年 0.094 0.1 0.001 12:44 20年 0.459 0.466 -0.002 12:44 30年 0.663 0.67 0 12:43 40年 0.7 0.711 -0.002 12:42 <11:10> 前場の国債先物は小幅続伸、長期金利は0.095%で横ばい 国債先物中心限月6月限は前営業日比1銭高の151円31銭と続伸して午前の取引 を終えた。米長期金利低下の流れが継続し、買い優勢な展開となった。10年最長期国債 利回り(長期金利)は同変わらずの0.095%。 一方、市場では「米長期金利の低下に沿って円金利も低下しているが、相場には再び 膠着感が強まってきている。新年度の入札は今のところ堅調だが、日銀点検前も入札は総 じて堅調であり、需給面の変化は感じられない」(外資系投信)との声も聞かれた。 現物市場で新発債利回りは超長期ゾーンが前日の反動もあり低下した。20年債は前 日比0.5bp低下の0.460%、30年債は同1.0bp低下の0.660%、40 年債は同1.5bp低下の0.700%。一方、5年債は同0.5bp上昇のマイナス0 .095%。2年債は出会いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.010─マイナス0.002% を中心に取引された。「週末要因でやや強めの調達もあったが、基本レンジに変化はない 」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.132 -0.122 0.005 11:00 5年 -0.101 -0.094 -0.001 11:00 10年 0.092 0.099 0 11:01 20年 0.458 0.465 -0.003 11:00 30年 0.658 0.666 -0.004 11:00 40年 0.697 0.707 -0.006 10:57 <08:49> 国債先物は続伸で寄り付く、米長期金利低下の流れ継続 国債先物中心限月6月限は前営業日比7銭高の151円37銭と続伸して寄り付いた 。順調な国債入札が続いていることで需給環境に安心感が広がっているほか、米長期金利 の低下傾向も好感されている。 市場では「前日は買い疲れ的に超長期債が重くなったが、本日は素直に米金利低下の 流れが継続しそうだ」(国内証券)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.135 -0.124 0.003 8:49 5年 -0.104 -0.096 -0.003 8:48 10年 0.087 0.094 -0.005 8:49 20年 0.451 0.462 -0.006 8:49 30年 0.657 0.667 -0.003 8:49 40年 0.698 0.712 -0.001 8:49 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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