[東京 6日 ロイター] - <11:07> 前場の国債先物は続落、長期金利は0.075%に上昇 4カ月ぶり高水 準 国債先物中心限月12月限は前営業日比10銭安の151円41銭で午前の取引を終 えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp上昇の0.075%と、6月8 日以来4カ月ぶりの高水準をつけた。 きょうの円債市場は、前日の米国市場でインフレ懸念などを背景に国債価格が総じて 下落、指標10年債利回りが再び1.5%台に上昇した流れから、売り先行 でスタート。米10年金利は本日アジア時間の取引でも1.55%と一段高で、円債相場 の圧迫材料となった。 日中には利付国債の入札やオペ、主要経済指標の発表などの予定がないため、外部環 境の売り材料に素直に反応する相場展開となっている。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、前日 の10年債入札が新発債だったにもかかわらず弱い結果になったことも、相場にとって「 心理的な重し」だとの見方を示した。 現物市場では、10年物以外の新発国債利回りも総じて上昇。2年債は前営業日比0 .5bp上昇のマイナス0.120%、5年債も同0.5bp上昇のマイナス0.090 %、20年債は同1.0bp上昇の0.445%、30年債は同0.5bp上昇の0.6 80%、40年債も同0.5bp上昇の0.765%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.030%─マイナス0.001 %を中心に取引された。「資金取り手のうち都銀が調達ニーズを強めており、それを受け て地銀勢もレートを上げてきた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は動 意薄。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.124 -0.119 0 10:01 5年 -0.091 -0.086 0.004 10:59 10年 0.07 0.075 0.014 10:58 20年 0.44 0.445 0.01 10:58 30年 0.674 0.68 0.005 10:47 40年 0.759 0.766 0.005 10:56 <08:45> 国債先物は続落で寄り付く、海外時間の軟調地合いが継続 国債先物中心限月12月限は前営業日比7銭安の151円44銭と続落して寄り付い た。前日の海外市場でインフレ懸念が重しとなり米国債相場などが幅広く下落(利回りは 上昇)した流れが継続し、売り先行でスタートしている。 日中には利付国債の入札やオペ、主要経済指標の発表などが予定されておらず、外部 環境の売り材料に素直に反応する展開が想定される。 TRADEWEB OFFER BID 前日 時間 比 2年 -0.125 -0.119 0 8:45 5年 -0.095 -0.089 0.001 8:45 10年 0.063 0.069 0.008 8:45 20年 0.434 0.441 0.006 8:45 30年 0.668 0.676 0.001 8:45 40年 0.759 0.767 0.006 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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