[東京 30日 ロイター] - <15:07> 国債先物は小反落で引け、長期金利0.225%で横ばい 米祝日で閑 散 国債先物中心限月6月限は前営業日比4銭安の149円91銭と小反落して取引を終 えた。新発10年国債利回り(長期金利)は横ばいの0.225%。 きょうの円債先物は、寄り付きから終日、前日終値をはさんだ狭いレンジでのもみ合 いに終始した。市場では「米国が祝日で休場となるため米債金利が動いていないこともあ り、活発な売買はみられず、閑散ムードが漂っている」(みずほ証券の鈴木優理恵マーケ ットアナリスト)との指摘が聞かれた。 日中には、日銀が「残存期間3年超5年以下」・「同5年超10年以下」・「同25 年超」対象の買い入れオペを実施したが、特段の相場手掛かりとはならなかった。 現物市場で10年物以外の新発国債利回りは横ばいから上昇。2年債は前営業日比横 ばいのマイナス0.070%、20年債は同1.0bp上昇の0.740%、30年債は 同1.5bp上昇の1.000%、40年債は同1.0bp上昇の1.075%。5年債 は出合いがみられていない。 野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジストは、「先物は節目の150円が近付き 上値が重く、また長期金利も0.25%からそれなりの距離まで低下してもう一段の金利 低下は見込みづらい」として、目先はしばらくもみ合う可能性があるとの見方を示した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.02台前半と 前営業日(マイナス0.021%)から若干低下する見通し。「週末要因が剥落したこと もあり、レートは横ばい圏ながら少し下がりそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円 3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.073 -0.067 0.002 15:08 5年 -0.005 0 0 15:01 10年 0.225 0.23 0.001 15:02 20年 0.734 0.74 0.006 15:04 30年 0.993 1.001 0.011 15:02 40年 1.07 1.079 0.008 15:04 <12:56> 日銀オペ結果は総じて無難、国債先物は小動き 日銀が実施した中長期・超長期債対象の国債買い入れオペの結果について、市場では 「総じて無難で、相場の反応は限定的」(国内証券)との声が聞かれた。 国債先物は引き続き小動き。中心限月6月限は前営業日比2銭高の149円97銭近 辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.225%で、前 引けから変わらず。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.073 -0.067 0.002 12:57 5年 -0.005 0 0 12:40 10年 0.222 0.228 -0.001 12:55 20年 0.734 0.74 0.006 12:52 30年 0.993 1 0.01 12:51 40年 1.068 1.075 0.004 12:54 <11:07> 前場の国債先物は小反落、買い先行後マイナス圏に 国債先物中心限月6月限は、前営業日比2銭安の149円93銭と反落して午前の取 引を終えた。米物価指標の鈍化で買いが先行したが、株高基調の中で上値が重く、小幅な がらマイナス圏に沈んだ。新発10年国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.225 %。 米インフレのピークアウト期待が強まっている。4月の米個人消費支出(PCE)価 格指数は前年同月比6.3%上昇。1982年以来の高水準となった前月の6.6%から 伸びが縮小した。前月比でも0.2%上昇と、3月の0.9%上昇から縮小した。[nL3N2 XJ2K4] ただ、まだ予断を許さないとの見方も多い。「米国の期待インフレ率も落ち着いてお り、米物価動向のテーマはいったん棚上げとなっている。ただ、利上げでは供給問題は解 決されない。資源高や雇用ひっ迫などが続けば、インフレは再びテーマになる」と、au じぶん銀行のチーフエコノミスト、山下周氏は指摘している。 現物市場は閑散。2年債、5年債、20年債、30年債、40年債の新発債は出合い がみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.045─マイナス0.008% を中心に取引された。「週末要因剥落による動きもなく、加重平均レートも横ばい見込み 」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.073 -0.067 0.002 11:01 5年 -0.006 -0.001 -0.001 10:59 10年 0.224 0.229 0 10:58 20年 0.734 0.741 0.007 11:00 30年 0.988 0.996 0.006 10:59 40年 1.058 1.07 -0.001 11:01 <10:11> 日銀が指し値オペ通告、予定の国債買入オペも 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは5月31日。対象は10年債の364回、365回、366回。固 定利回り格差は0.025%。この結果、10年366回債の買入利回りは0.250% となる。 また日銀は予定されていた通常の国債の買い入れを通告した。対象は「残存期間3年 超5年以下」(同4750億円)、「同5年超10年以下」(同5000億円)、「同2 5年超」(同500億円)。オファー額は前回から変わらなかった。物価連動債(同60 0億円)も通告した。 株高基調の中、国債先物は上値が重い展開。中心限月6月限は前営業日比3銭高の1 49円98銭付近で推移している。新発10年国債はまだ出合いがみられていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.073 -0.066 0.003 10:07 5年 -0.01 -0.005 -0.005 10:10 10年 0.22 0.225 -0.004 10:10 20年 0.724 0.731 -0.003 10:11 30年 0.977 0.987 -0.003 10:11 40年 1.055 1.068 -0.003 10:10 <08:47> 国債先物は続伸で寄り付く、買い一巡後は様子見か 国債先物中心限月6月限は前営業日比3銭高の149円98銭と続伸して寄り付いた 。米物価指標の鈍化でインフレピークアウト期待が強まり、買いが先行している。ただ、 米長期金利はほぼ横ばいでの推移で、アジア時間中に株高基調が強まれば円債の買い一巡 後は様子見になるとみられている。 市場では「きょうは米国市場がメモリアルデーで休みであり、午後にかけて様子見ム ードが強くなりそうだ」(国内銀行)との声が出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.076 -0.063 0.006 8:45 5年 -0.009 -0.001 -0.001 8:45 10年 0.22 0.226 -0.003 8:45 20年 0.723 0.732 -0.002 8:47 30年 0.977 0.987 -0.003 8:47 40年 1.054 1.067 -0.004 8:47 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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