[東京 15日 ロイター] - <13:53> 国債先物が急落、前日比1円を超す下げ 国債先物が急落。中心限月9月限は一時、前営業日比1円79銭安の145円80銭 を付けた。日銀の政策修正を見込んだ投機的な売りが強まっているとみられている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.075 -0.052 -0.002 13:53 5年 0.051 0.065 -0.005 13:53 10年 0.25 0.256 0 13:47 20年 0.857 0.879 0.004 13:53 30年 1.139 1.17 -0.011 13:53 40年 1.21 1.23 -0.049 13:53 <12:42> 日銀オペ結果は想定内、国債先物は軟調継続 日銀が本日実施した中長期・超長期債対象の国債買い入れオペの結果について、市場 では「事前予想対比では驚くような結果ではなかった。ただ、相場が非常に荒れており、 無難と結論付けるのは難しい」(国内証券)との声が出ている。 国債先物は軟調継続。中心限月9月限は前営業日比41銭安の147円18銭近辺で 推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下の0.240%で 、前引けからは水準変わらず。 日銀金融市場局は、きょう午前に通告した10年債の356回債を対象にした指し値 オペに関し「長期国債先物に強い売り圧力がみられるなか、チーペスト銘柄の残存期間で ある7年ゾーンに上昇圧力が生じ、長期金利の変動許容幅の上限を超える恐れがあること などを踏まえ、10年物国債金利の操作目標をゼロ%程度とする金融市場調節方針をしっ かり実現するよう公表した」とコメントした。 財務省が午後0時30分に発表した1年物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高 落札利回りはマイナス0.0909%、平均落札利回りはマイナス0.0949%となり 、前回(最高マイナス0.0804%、平均マイナス0.0884%)を下回った。応札 倍率は3.39倍と、前回(3.08倍)から上昇した。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.076 -0.053 -0.003 12:43 5年 0.032 0.043 -0.027 12:43 10年 0.241 0.25 -0.006 12:34 20年 0.841 0.858 -0.017 12:43 30年 1.144 1.164 -0.017 12:43 40年 1.21 1.229 -0.05 12:42 <11:14> 前場の国債先物は続落、金利は低下 日銀が356回債にも指し値オ ペ 国債先物中心限月9月限は、前営業日比18銭安の147円41銭と続落して午前の 取引を終えた。日銀が356回債にも指し値オペを通告し、金利は総じて低下した。新発 10年国債利回り(長期金利)は同1.0ベーシスポイント(bp)低下の0.240% 。 前日の米債市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント (bp)の利上げを決定するとの観測から金利上昇の流れに歯止めがかからず、円債先物 も夜間取引で大幅下落した。 きょうの国債先物は、こうした海外取引時間の債券安地合いを引き継ぎ、売り先行で スタート。 その後日銀は午前10時10分、10年債を0.25%で無制限に買い入れる指し値 オペに加えて、14日にオファー増額や追加実施を予告した幅広い年限ゾーン(残存期間 1─3年、3─5年、5─10年、10─25年、25年超)対象の通常オペを通告。 このうち指し値オペについては、いつもの364回、365回、366回の対象に加 えて、残存7年ゾーンである356回債対象のオペもオファーしたことに市場は大きく反 応した。国債先物は一時プラス圏に浮上する時間帯もあった。 現物市場で10年物以外の新発国債利回りは総じて低下。2年債は前営業日比0.5 bp低下のマイナス0.060%、5年債は4.0bp低下の0.035%、20年債は 同1.5bp低下の0.855%、30年債も同1.5bp低下の1.160%、40年 債は同2.5bp低下の1.245%。 りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジストは「これまで1 0年以外の年限の金利上昇を止める姿勢を見せてこなかった日銀だが、今回逆イールド解 消を視野に先物に相当する7年ゾーンにも指し値オペを入れてきた。これが売り方の買い 戻しを促し、金利が低下した」と指摘した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.035─マイナス0.008% を中心に取引された。「本日は積み最終日となり、ビッドサイドは都銀・信託・地銀と総 じて最終調整に動いている。加重平均レートはマイナス0.02%台前半へと大幅上昇し そうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.077 -0.064 -0.014 11:01 5年 0.028 0.051 -0.019 11:01 10年 0.238 0.246 -0.01 11:01 20年 0.821 0.831 -0.044 11:01 30年 1.108 1.129 -0.052 11:01 40年 1.198 1.23 -0.049 11:01 <10:17> 日銀が指し値オペ通告、幅広い年限対象の国債買い入れもオファー 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは6月16日。対象は10年債の364回、365回、366回。固 定利回り格差はマイナス0.054%と0.000%。この結果、10年365回債と3 66回債の買入利回りは0.250%となる。 また14日にオファー増額や追加実施を予告した分を含め、幅広い年限ゾーン(残存 期間1─3年、3─5年、5─10年、10─25年、25年超)対象の通常オペもオフ ァー。金額は順に、6250億円、6250億円、8000億円、2500億円、150 0億円。 国債先物は引き続き軟調。中心限月9月限は前営業日比34銭安の147円25銭付 近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下の0.245 %。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.069 -0.053 -0.003 10:17 5年 0.031 0.05 -0.02 10:17 10年 0.233 0.246 -0.01 10:17 20年 0.823 0.84 -0.035 10:17 30年 1.134 1.153 -0.028 10:17 40年 1.208 1.231 -0.048 10:17 <08:45> 国債先物は大幅続落で寄り付く、米金利上昇に歯止めかからず 国債先物中心限月9月限は、前営業日比38銭安の147円21銭と大幅続落して寄 り付いた。 前日の米債市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(b p)の利上げを決定するとの観測から金利上昇の流れに歯止めがかからず、円債先物も夜 間取引で大幅下落した。 こうした海外取引時間の債券安地合いを引き継いで、きょうの国債先物は売り先行で スタートしている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.064 -0.041 0.009 8:45 5年 0.068 0.085 0.015 8:45 10年 0.248 0.254 -0.002 8:45 20年 0.897 0.903 0.028 8:45 30年 1.17 1.191 0.01 8:45 40年 1.271 1.297 0.018 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」