[東京 14日 ロイター] - <15:37> 日銀の指し値オペ結果、応札・落札額は2本ともゼロ 日銀が本日通告した固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)の結果は 、2本とも応札・落札額ともにゼロだった。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.07 -0.06 0.019 15:36 5年 0.027 0.034 0.01 15:36 10年 0.226 0.233 -0.001 15:36 20年 0.889 0.901 -0.014 15:36 30年 1.233 1.247 -0.02 15:36 40年 1.403 1.421 -0.022 15:36 <15:10> 国債先物は小反落で引け、不透明感強く方向感乏しい 国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭安の149円23銭と反落して取引を終え た。新発10年国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.230%。米連邦準備理事会 (FRB)の利上げ加速による米景気後退懸念が強まり、超長期債は買い優勢となったが 、全体的にはもみ合い商状で方向感に乏しかった。 きょうの20年債入札は堅調だったが、市場では「押し目は買うが、上値は追わない という展開になっている。投資家のマネーは潤沢だが、インフレや米利上げなどに不透明 感が強いとみているようだ」(国内証券)との声が出ていた。 6月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比で9.1%上昇と、 伸び率は5月の8.6%、市場予想の8.8%を上回った。食品とエネルギーを除くコア 指数は前年同月比では5.9%上昇と5月の6.0%を下回ったが、前月比では0.7% と5月の0.6%を上回った。 市場では26─27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で100ベーシスポイン ト(bp)の利上げが実施されるとの織り込みが進んでいる。 一方、グローバルマーケットエコノミストの鈴木敏之氏は「インフレが特定の品目か ら、経済全体に広がり出している。原油価格次第だが、物価のピークアウトはまだ先にな るかもしれない。ただ、FRBが100bpの利上げに踏み切るかは微妙なところだ」と 指摘。今晩のFRBのウォラー理事の講演が注目されるという。 現物市場で新発債利回りはフラット化。2年債は前日比1.5bp上昇のマイナス0 .065%、5年債は同1.0bp上昇の0.030%と中期債は金利上昇。一方、きょ うの20年債入札が堅調だったこともあり、カレント20年債は同1.0bp低下の0. 900%、30年債は同2.0bp低下の1.240%、40年債は同2.5bp低下の 1.415%となった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 07%)からほぼ横ばいの見通し。「地合いは変わらないが、レートはほぼ上限に達して いる」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.068 -0.06 0.019 15:09 5年 0.029 0.034 0.01 15:03 10年 0.229 0.234 0 15:07 20年 0.89 0.9 -0.015 15:08 30年 1.236 1.245 -0.022 15:09 40年 1.406 1.418 -0.025 15:09 <12:44> 20年債入札結果は順調、国債先物は一時プラス圏浮上 財務省が午後0時35分に発表した20年利付国債入札の結果は、最低落札価格が9 9円85銭(最高落札利回り0.908%)、平均落札価格は99円95銭(平均落札利 回り0.902%)だった。落札価格の平均と最低の開き(テール)は10銭と前回(1 3銭)から縮小した。応札倍率は3.63倍と前回(3.38倍)から上昇した。 市場では「順調寄りの無難な結果だった。前場でやや金利が低下したが、ヒストリカ ルには金利水準が高かった。新発債需要もあったのではないか」(国内証券)との見方が 聞かれた。 堅調な入札結果を受けて国債先物は一時プラス圏に浮上したが、株高基調の中、再び マイナス圏に沈んでいる。中心限月9月限は前営業日比9銭安の149円17銭近辺で推 移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.230%、カレント2 0年債利回りは同0.5bp低下の0.905%で前引けから変わらず。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.074 -0.068 0.011 12:44 5年 0.025 0.029 0.005 12:43 10年 0.224 0.229 -0.005 12:42 20年 0.898 0.906 -0.009 12:43 30年 1.239 1.254 -0.013 12:43 40年 1.409 1.425 -0.018 12:44 <11:15> 前場の国債先物は反落、長期金利0.230% 20年債入札は無風か 国債先物中心限月9月限は、前営業日比9銭安の149円17銭と反落して午前の取 引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.230%。きょうの2 0年利付国債入札について、市場では無風通過を見込む向きが多い。 きょうの国債先物は、寄り付きから前日終値を挟んでもみ合い推移。前日の夜間取 引で先物が下落した一方、米国市場では国債買いが優勢となり、海外取引時間からの方向 感の示唆は乏しかった。 日銀は午前10時10分に10年債のカレント3銘柄とチーペスト銘柄を0.25% で無制限に買い入れる指し値オペをオファーし、一定の相場サポート要因となった。 続いて午前10時半には、財務省が20年債入札(発行予定額1兆2000億円程度 )を通告。 SMBC日興証券の金利ストラテジスト、奥村任氏が「超長期セクター内でのショー トで入札準備が相応に進んでいる可能性もあり、入札自体は無難通過を予想する」など、 市場では入札結果を特段不安視する声は聞かれない。 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは「昨日の米CPI(消費者物価指数) を受けてFRB(米連邦準備理事会)が積極的な金融引き締めをする、結果として景気が 減速するとの懸念から、米国市場では国債が買われた。その流れから、きょうの日本国債 も比較的底堅さを維持している」と指摘した。 現物市場で10年物以外の新発国債利回りはまちまち。5年債は前営業日比0.5b p上昇の0.025%、カレント20年債(180回債)は同0.5bp低下の0.90 5%、30年債は同1.0bp低下の1.250%、40年債は同2.0bp低下の1. 420%。2年債はまだ出合いがみられていない。 SMBC日興の奥村氏は「超長期債の需給悪化は持続的である可能性が高く、入札後 の安心感などが支援しても、反発の動きは短期的なものとなるのではないか」との見方を 示した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.01%前後─マイナス0.03 %を中心に取引された。「積み最終日を明日に控えて、調達サイドのニーズは引き続き強 い。加重平均レートは前日から横ばい圏で、若干上昇するのではないか」(国内金融機関 )という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.076 -0.069 0.01 11:01 5年 0.025 0.03 0.006 11:01 10年 0.229 0.234 0 10:50 20年 0.898 0.905 -0.01 11:01 30年 1.242 1.25 -0.017 11:01 40年 1.415 1.428 -0.015 11:01 <10:30> 財務省が20年債入札を通告、市場には無難通過見込む声 財務省は午前10時30分、20年利付国債入札を通告した。181回債の新規オー プン発行で表面利率は0.90%。発行予定額は1兆2000億円。 東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストが「超長期ゾーンが昨日持ち直し 、きょうの入札を巡る不安は減った」と指摘するなど、市場では入札結果を特段不安視す る声は聞かれない。 国債先物は引き続き小動き。中心限月9月限は前営業日比2銭安の149円24銭近 辺で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.230%。カレ ント20年債(180回債)利回りは同1.5bp低下の0.895%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.08 -0.073 0.006 10:28 5年 0.02 0.024 0 10:26 10年 0.225 0.229 -0.005 10:22 20年 0.891 0.899 -0.016 10:29 30年 1.234 1.244 -0.023 10:30 40年 1.404 1.417 -0.026 10:30 <10:11> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は小動き継続 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは7月15日。対象は10年債の356回と365回、366回、3 67回債。10年356回債と367回債の買入利回りは0.250%となる。 国債先物は引き続き小動き。中心限月9月限は前営業日比3銭安の149円23銭付 近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの0.230%。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.08 -0.074 0.005 10:09 5年 0.02 0.024 0 10:07 10年 0.225 0.229 -0.005 10:07 20年 0.894 0.9 -0.015 10:07 30年 1.237 1.248 -0.019 10:10 40年 1.408 1.427 -0.016 10:08 <08:48> 国債先物は小幅続伸で寄り付く、方向感なく横ばい圏でもみ合い 国債先物中心限月9月限は、前営業日比2銭高の149円28銭と小幅続伸して寄り 付いた。前日の夜間取引で先物が下落した一方で、米国市場では国債買いが優勢となり海 外取引時間からの方向感の示唆が乏しい中、きょうの国債先物は前日終値付近でもみ合い でスタートしている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.084 -0.073 0.006 8:48 5年 0.018 0.025 0.001 8:47 10年 0.224 0.233 -0.001 8:48 20年 0.894 0.906 -0.009 8:47 30年 1.244 1.256 -0.011 8:48 40年 1.422 1.439 -0.004 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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