[東京 28日 ロイター] - <15:50> 日銀の指し値オペ結果、2年債375億円・5年債1208億円が応札・落 札 日銀がきょう通告した固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)の結果 は、10年債は2本とも応札・落札額ともにゼロだった。2年債(443回債)が375 億円、5年債(154回債)は1208億円の応札・落札があった。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.036 0.047 -0.113 15:48 5年 0.235 0.243 -0.002 15:49 10年 0.446 0.459 -0.004 15:48 20年 1.261 1.278 0.029 15:43 30年 1.558 1.57 0.029 15:49 40年 1.782 1.804 0.027 15:49 <15:10> 国債先物は続落で引け、臨時オペ対象外の超長期金利が上昇 国債先物中心限月3月限は前営業日比6銭安の145円66銭と続落して取引を終え た。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp低下の0.450%。臨時の日銀 オペの対象とならなかった超長期金利が上昇した。 休場明けの欧米債市場では金利が上昇した。クノット・オランダ中銀総裁の発言[nL4 N33G0PE]などが材料視されたが、市場では来年前半までは内外ともに金利上昇圧力がかか るとの見方が多い。 市場では「米国の政策金利が来春には5%に引き上げられる見通しの中、米10年債 金利が3.5%というのはやはり低い。調達金利より低いネガティブ・キャリー状況であ り、多くの投資家は買えないレベルだ」(国内銀行)との声が出ている。 現物市場で新発債利回りはスティープニング。2年債は前日比0.5bp低下の0. 035%、5年債は同変わらずの0.240%。20年債は同3.0bp上昇の1.27 0%、30年債は同3.5bp上昇の1.570%、40年債は同3.5bp上昇の1. 790%。 日銀は午前に、中長期債を対象とした臨時の国債買い入れオペを通告したほか、長期 債に加え中期債対象の指し値オペも通告した。オペを受けての反応は限定的で、中期金利 は横ばいからやや低下にとどまったが、オペの対象とならなかった超長期債の金利は上昇 した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 53%)を上回る見通し。「地銀に加え、大手銀行の調達が強まってきた」(国内金融機 関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.038 0.046 -0.114 15:00 5年 0.235 0.24 -0.005 15:09 10年 0.446 0.457 -0.006 15:06 20年 1.263 1.277 0.028 15:07 30年 1.56 1.571 0.03 15:10 40年 1.786 1.808 0.031 15:07 <12:31> 国債先物は弱含み継続、日銀オペ結果は波乱なく 日銀が臨時に実施した中長期ゾーン対象の国債買い入れオペの結果は波乱なく、後場 の国債先物は弱含み継続。中心限月3月限は前営業日比12銭安の146円60銭近辺で 推移している。新発10年債はまだ出合いがみられていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.035 0.044 -0.116 12:30 5年 0.233 0.24 -0.005 12:30 10年 0.45 0.465 0.002 12:31 20年 1.255 1.273 0.024 12:32 30年 1.558 1.571 0.03 12:31 40年 1.784 1.806 0.029 12:31 <11:07> 前場の国債先物は続落、日銀臨時オペ通告 中期債の反応限定的 国債先物中心限月3月限は前営業日比12銭安の145円60銭と続落して午前の取 引を終えた。新発10年債はまだ出合いがみられていない。中期債対象に日銀は臨時オペ や指し値オペを通告したが、反応は限定的だった。 日銀は28日、12月19─20日に開催した金融政策決定会合における主な意見 を発表した。長期金利の変動幅拡大について、債券市場の機能度改善を通じて2%物価目 標の実現に向けた現行の金融緩和をより持続可能にするための対応であり「金融緩和の方 向性を変更するものではない」といった意見が委員から出ていた。 一方、auじぶん銀行のチーフエコノミスト、山下周氏は主な意見について「賃金や物 価に関し、改善方向の認識も示されていた。総じてみれば、すぐに金融引き締めをするこ とはないという意見だが、距離感は縮まっている印象を受ける」と指摘する。 主な意見では、「高めの賃上げが実現する可能性が相応にある」、「物価上昇のモメ ンタムが強くなってきている可能性がある」などといった意見が出ていた。 現物市場で新発債利回りはまちまち。日銀は午前10時10分、中長期債を対象とし た臨時の国債買い入れオペのほか、長期債に加え中期債対象の指し値オペを通告した。 2年債は前日比0.5bp低下の0.035%となったが、5年債は同変わらずの0 .240%。20年債は同2.5bp上昇の1.265%、40年債は同3.5bp上昇 の1.790%と超長期金利は上昇した。30年債は出合いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.048─マイナス0.045% を中心に取引された。「大手銀行を中心に調達が強まっている」(国内金融機関)という 。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.033 0.041 -0.119 10:32 5年 0.234 0.24 -0.005 11:00 10年 0.447 0.459 -0.004 11:01 20年 1.256 1.274 0.025 11:01 30年 1.553 1.567 0.026 11:02 40年 1.788 1.81 0.033 11:02 <10:26> 日銀が臨時オペ通告、中期債対象の指し値オペも 日銀は午前10時10分、臨時オペを通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」 (買入予定額1000億円)、「残存期間3年超5年以下」(買入予定額1000億円) 、「同5年超10年以下」(同3000億円)。 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは12月29日。対象は10年債の358回債、カレントの366回 ・367回・368回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 さらに、中期債対象の指し値オペも通告。スタートは12月29日。対象は2年債の 443回債、5年債の154回債。買い入れ利回りは2年債が0.030%、5年債が0 .240%となる。 国債先物は弱含みもみ合い。中心限月3月限は前営業日比5銭安の145円67銭付 近で推移している。新発10年債はまだ出合いがみられていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.034 0.04 -0.12 10:24 5年 0.231 0.238 -0.007 10:24 10年 0.444 0.455 -0.008 10:24 20年 1.257 1.272 0.023 10:26 30年 1.554 1.567 0.026 10:26 40年 1.779 1.798 0.021 10:26 <08:45> 国債先物は続落で寄り付く、オランダ中銀総裁の発言で欧米金利上 昇 国債先物中心限月3月限は、前営業日比3銭安の145円69銭と続落して寄り付い た。夜間取引は上昇したものの、クノット・オランダ中銀総裁の発言を材料 に前日の欧米金利が上昇しており、売りが先行している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.04 0.048 -0.112 8:45 5年 0.239 0.248 0.003 8:45 10年 0.456 0.468 0.005 8:46 20年 1.238 1.254 0.005 8:46 30年 1.534 1.549 0.008 8:45 40年 1.751 1.772 -0.005 8:46 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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