[東京 18日 ロイター] - <15:37> 日銀の指し値オペ結果、応札・落札額は2本ともゼロ 日銀がきょう午後通告した固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)の 結果は、2本とも応札・落札額ともにゼロだった。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.007 0.012 -0.034 15:41 5年 0.216 0.228 -0.093 15:41 10年 0.403 0.413 -0.092 15:41 20年 1.339 1.35 -0.018 15:41 30年 1.515 1.538 -0.001 15:41 40年 1.754 1.779 -0.011 15:41 <15:10> 国債先物は大幅続伸、日銀政策維持で買い戻し 長期金利も急低下 国債先物中心限月3月限は前営業日比1円29銭高の146円13銭と大幅続伸して 取引を終えた。日銀決定会合の結果を受け、後場に買い戻しが強まった。新発10年国債 利回り(長期金利)は同8.5ベーシスポイント(bp)低下の0.415%。一時は0 .360%と、先月26日以来の水準まで低下する場面もあった。 日銀が決定会合で金融政策の現状維持を全員一致で決め長期金利変動幅の上限を据え 置いたことから、国債先物を買い戻す動きが広がった。 大和証券の末広徹チーフエコノミストは「個人的には会合結果は予想外ではなかった が、円債市場の反応は予想外に大きかった。海外投資家を中心に、今回日銀が政策修正に 動くと期待する向きがそれだけ多かったのだろう」と話す。 日銀は今回、政策を維持した一方で共通担保オペの拡充を決定。貸付期間は金利入札 方式、固定金利方式ともに、金融市場の情勢などを勘案して貸し付けのつど決定する10 年以内の期間に一本化。固定金利入札方式の貸付利率は、年限ごとの国債市場の実勢を踏 まえ「金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を促す観点から、貸し付けのつ ど決定する利率」とした。 末広氏は「最長10年までできることになり、金額と金利水準次第では強力に金利を 押し下げる効果がありそうだ。ただ、債券市場に幅広い市場機能のゆがみが存在する中、 それらがどれだけ改善するかはやってみないと分からず、今後はその効果が焦点となる」 と指摘した。 現物市場で10年物以外の新発債利回りも概ね低下。2年債は前日比4.0bp低下 のゼロ%、5年債は同9.0bp低下の0.230%。20年債は同1.5bp低下の1 .345%、30年債は同横ばいの1.535%、40年債は同1.0bp低下の1.7 70%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 14%)からやや上昇する見通し。「前日に続き、大手行・地銀ともに調達需要がしっか りしていた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.002 0.01 -0.036 15:08 5年 0.219 0.232 -0.089 15:07 10年 0.41 0.418 -0.087 15:08 20年 1.336 1.349 -0.019 15:01 30年 1.517 1.535 -0.004 15:08 40年 1.754 1.772 -0.018 15:06 <13:45> 日銀が2年物共通担保オペ通告・5年物の実施も予告 長期金利0.36 5% 日銀は18日午後1時、2年物の共通担保オペ(全店)を通告した。スタートは1月 19日で、期日は2025年1月20日。オファー額は1兆円。 また、日銀は貸付期間5年の共通担保オペ(全店)を1月23日にオファーすること も発表した。オファー額は通告時に示す。 大和証券の末廣徹チーフエコノミストは「市場に低金利で資金を供給し、国債を購入 するインセンティブを与える狙いだろう。このオペの利点は日銀が国債を買わずして金利 低下圧力をかけられること。拡充の背景には、日銀が国債買い入れに限界を感じている可 能性があると読むこともできる」との見方を示した。 国債先物は堅調継続。中心限月3月限は前営業日比1円64銭高の146円48銭で 推移。新発10年国債利回り(長期金利)は同13.5ベーシスポイント(bp)低下の 0.365%。 いずれも、日銀が17―18日に開いた金融政策決定会合で大規模金融緩和政策の現 状維持を全員一致で決定し、長期金利変動幅の上限0.5%も据え置いたこ とに反応している。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.014 -0.001 -0.047 13:45 5年 0.207 0.221 -0.1 13:47 10年 0.359 0.366 -0.139 13:47 20年 1.315 1.331 -0.037 13:45 30年 1.498 1.518 -0.021 13:47 40年 1.737 1.758 -0.032 13:47 <12:51> 国債先物急伸・長期金利大幅低下、日銀が政策維持 指し値オペも 国債先物が急伸している。中心限月3月限は前営業日比1円39銭高の146円23 銭で推移。新発10年国債利回り(長期金利)は同10.5ベーシスポイント(bp)低 下の0.395%。 いずれも、日銀が17―18日に開いた金融政策決定会合で大規模金融緩和政策の現 状維持を全員一致で決定、長期金利変動幅の上限0.5%も据え置いたこと に反応している。 また日銀は午後0時30分、午前に続き、固定利回り入札方式による国債買い入れ( 指し値オペ)を通告した。スタートは1月19日。対象は10年債の358回債、カレン トの367回・368回・369回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 OFFER BID 前日比 時間 2年 0.01 0.027 -0.019 12:52 5年 0.235 0.244 -0.077 12:52 10年 0.388 0.398 -0.107 12:52 20年 1.299 1.314 -0.054 12:52 30年 1.493 1.509 -0.03 12:52 40年 1.731 1.75 -0.04 12:52 <11:13> 日銀の指し値オペ落札額、10年債合計で700億円 日銀がきょう午前に通告した固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ) の結果は、10年債367回・368回・369回債のカレント3銘柄に対し320億円 の応札・落札があった。チーペストの358回債も380億円の応札・落札があり、計7 00億円となった。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.021 0.032 -0.014 11:01 5年 0.296 0.307 -0.014 11:01 10年 0.496 0.507 0.002 11:01 20年 1.372 1.387 0.019 11:02 30年 1.537 1.558 0.019 11:01 40年 1.781 1.803 0.013 11:01 <11:07> 前場の国債先物は続伸、イベント前に買い戻し 国債先物中心限月3月限は前営業日比19銭高の145円03銭と続伸して午前の取 引を終えた。イベント前に買い戻しの動きが強まった。新発10年国債利回り(長期金利 )は同1.0bp上昇の0.510%。一時0.485%を付けた。 市場では「日銀決定会合の発表前にいったん買い戻す動きではないか。今回、政策現 状維持だとしても追加政策修正観測は残るため、金利低下幅は限られそうだ」(岡三証券 の債券シニア・ストラテジスト、鈴木誠氏)との声が出ている。 現物市場で新発債利回りはまちまち。5年債は前日比3.0bp低下の0.290% 。20年債は同2.0bp上昇の1.380%、30年債は同2.0bp上昇の1.55 5%。2年債と40年債は出合いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.015─マイナス0.005% を中心に取引された。「銀行勢の調達意欲が依然強い」(国内金融機関)という。ユーロ 円3カ月金利先物は強含み。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.021 0.032 -0.014 11:01 5年 0.296 0.307 -0.014 11:01 10年 0.496 0.507 0.002 11:01 20年 1.372 1.387 0.019 11:02 30年 1.537 1.558 0.019 11:01 40年 1.781 1.803 0.013 11:01 <10:10> 日銀が指し値オペ通告、10年金利は0.485% 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは1月19日。対象は10年債の358回債、カレントの367回・ 368回・369回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 国債先物は堅調。「日銀会合の結果発表前にいったん買い戻しが入っている」(国内 証券)という。中心限月3月限は前営業日比19銭高の145円03銭付近で推移してい る。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低下の0.485%となっている 。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.021 0.034 -0.012 10:09 5年 0.297 0.306 -0.015 10:10 10年 0.491 0.498 -0.007 10:10 20年 1.384 1.396 0.028 10:10 30年 1.555 1.574 0.035 10:09 40年 1.799 1.822 0.032 10:10 <08:45> 国債先物は反落で寄り付く、日銀待ちで様子見ムード 国債先物中心限月3月限は、前営業日比4銭安の144円80銭と反落して寄り付い た。前日の米金利がやや上昇し、円債も売りが先行したが、すぐにプラス圏に浮上するな どもみ合い商状。日銀金融政策決定会合の結果待ちで様子見ムードが強い。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.03 0.045 -0.001 8:45 5年 0.308 0.323 0.002 8:45 10年 0.5 0.51 0.005 8:45 20年 1.353 1.373 0.005 8:45 30年 1.522 1.542 0.003 8:45 40年 1.77 1.792 0.002 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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