[東京 26日 ロイター] - <12:44> 40年債入札結果は順調、国債先物は上げ幅拡大 財務省が午後零時35分に発表した40年利付国債の入札結果は、最高落札利回りが 1.625%(発行価格は81円95銭)、応札倍率は2.55倍で前回(2.35倍) から上昇した。 市場では「順調だった。金利水準はピークから下がったが、それでも高い位置にある 。生保や年金などからの需要がしっかりあったのではないか」(国内証券)との声が出て いる。 入札結果を好感し国債先物は上げ幅を拡大。中心限月3月限は前営業日比18銭高の 147円52銭近辺。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇の0.44 0%、カレント40年債は同0.5bp低下の1.795%で前引けと変わらず。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.021 -0.011 -0.003 12:44 5年 0.164 0.175 -0.011 12:44 10年 0.438 0.446 0.011 12:43 20年 1.28 1.296 0.003 12:43 30年 1.504 1.523 -0.005 12:43 40年 1.773 1.797 -0.007 12:44 <11:15> 前場の国債先物は反発、長期金利0.44% 超長期債やや上値重い 国債先物中心限月3月限は前営業日比11銭高の147円45銭と反発して午前の取 引を終えた。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5ベーシスポイント(bp)上 昇の0.440%。40年債入札を控えて超長期債の上値がやや重い。 きょうの国債先物は、夜間取引で小幅高となった流れや米金利低下を好感し買い先行 でスタート。その後、日銀が午前の金融市場調節で長期債対象の指し値オペをオファーし たことも相場をサポートした。 財務省は午前10時半に40年利付国債入札の実施を通告。市場では、大きな波乱な く通過すると見込む向きが多い。 現物市場では10年物以外の新発債利回りはまちまち。市場では「40年債入札前の 警戒感から超長期ゾーンの上値がやや重いようだ」(りそなホールディングス市場企画部 の梶田伸介チーフストラテジスト)との指摘が聞かれた。 20年債は前営業日比2.0bp上昇の1.305%、30年債は同1.0bp上昇 の1.530%、カレント40年債は同0.5bp低下の1.795%。2年債と5年債 はまだ出合いがみられていない。 日銀が朝方公表した今月17─18日の政策決定会合の「主な意見」では、12月に 決めた長期金利の変動幅拡大が市場機能に及ぼす効果について、「いましばらく時間を掛 けて見極める必要がある」との指摘が出たことが明らかになった。 りそなの梶田氏によると「予想された通り早期の政策修正を意識させる内容ではなか ったが、とはいえ新総裁になって以降の不透明感が解消されるわけでもなかったので、売 買材料とはなっていない」という。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.015─マイナス0.010% を中心に取引された。「前日に続き、大手行も地銀もビッドはしっかり。加重平均レート は横ばい圏だろう」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.021 -0.009 -0.001 11:01 5年 0.169 0.18 -0.006 11:01 10年 0.44 0.447 0.012 11:02 20年 1.297 1.312 0.019 11:01 30年 1.52 1.533 0.005 11:01 40年 1.786 1.799 -0.005 11:01 <10:30> 財務省が40年債入札を通告、無難通過の見込み 財務省は午前10時30分、40年利付国債入札を通告した。15回債のリオープン 発行で表面利率1.0%、発行予定額は7000億円。 市場では「先物のヘッジ機能度低下やカレント債の銘柄間・複利スプレッド拡大が気 がかりだが、高い利回りはポジティブ」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)、「日 銀の大規模な買い入れや生保需要の上振れ期待などはポジティブ材料で、レポ市場でのタ イト化もサポート」(SMBC日興証券)など、無難な入札結果を予想する声が多い。 国債先物は強含み継続。中心限月3月限は前営業日比13銭高の147円47銭近辺 で推移している。長期金利の指標となる新発10年国債はまだ出合いがみられていないが 、カレント40年債は同0.5ベーシスポイント(bp)上昇の1.805%。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.019 -0.011 -0.003 10:30 5年 0.169 0.179 -0.007 10:15 10年 0.432 0.438 0.003 10:25 20年 1.293 1.306 0.013 10:27 30年 1.511 1.523 -0.005 10:21 40年 1.777 1.793 -0.011 10:30 <10:10> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は引き続き底堅い 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは1月27日。対象は10年債の358回債、カレントの367回・ 368回・369回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 国債先物は引き続き底堅い。中心限月3月限は前営業日比8銭高の147円42銭付 近で推移している。新発10年債はまだ出合いがみられていない。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.02 -0.01 -0.002 10:10 5年 0.17 0.179 -0.007 10:09 10年 0.431 0.438 0.003 10:08 20年 1.296 1.308 0.015 9:52 30年 1.516 1.528 0 9:53 40年 1.786 1.803 -0.001 10:10 <08:45> 国債先物は反発で寄り付く、夜間取引や米国債市場の底堅さ継続 国債先物中心限月3月限は、前営業日比9銭高の147円43銭と反発して寄り付い た。前日の夜間取引での上昇や米国市場で成長減速懸念から金利が低下した流れがサポー ト材料となり、きょうの国債先物も買い先行でスタートしている。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.022 -0.007 0.001 8:42 5年 0.172 0.186 0 8:45 10年 0.43 0.44 0.005 8:45 20年 1.284 1.304 0.011 8:45 30年 1.519 1.54 0.012 8:45 40年 1.797 1.82 0.016 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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