[東京 3日 ロイター] - <15:35> 日銀の指し値オペ結果、応札・落札額は2本ともゼロ 日銀が本日通告した固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)の結果は 、2本とも応札・落札額ともにゼロだった。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.038 -0.027 -0.004 15:30 5年 0.149 0.161 -0.024 15:32 10年 0.478 0.486 -0.008 15:32 20年 1.269 1.289 -0.017 15:34 30年 1.508 1.529 0.008 15:36 40年 1.745 1.769 -0.005 15:36 <15:10> 国債先物は大幅続伸で引け、欧米中銀の利上げ減速観測 国債先物中心限月3月限は前営業日比36銭高の147円15銭と続伸して取引を終 えた。欧米中銀の利上げ減速観測を背景とした海外金利低下の流れが波及した。新発10 年国債利回り(長期金利)は同1.5bp低下の0.480%。 市場では「欧米中銀のハト派転換観測を背景にグローバルな金利低下傾向が強まって いる。ハト派観測はある程度織り込まれているとみていたが、予想外に買いの圧力が強い 。今晩の1月米雇用統計が弱ければ一段の金利低下もありそうだ」(外資系投信)との声 が出ている。 ロイターの調査によると、エコノミストは1月の米雇用統計について、非農業部門雇 用者数が18万5000人増、失業率が3.6%に上昇すると予想している。 現物市場で新発債利回りはまちまち。2年債は前日比1.0bp低下のマイナス0. 035%、5年債は同2.5bp低下の0.155%。20年債は同2.0bp低下の1 .280%。一方、30年債は同0.5bp上昇の1.520%、40年債は同変わらず の1.755%。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 13%)からほぼ変わらずとなる見通し。「3日積みでやや調達が強まったが、全体的に は横ばい圏での推移」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.036 -0.029 -0.006 14:58 5年 0.153 0.161 -0.024 15:04 10年 0.479 0.485 -0.009 15:02 20年 1.27 1.284 -0.022 15:01 30年 1.511 1.524 0.003 15:02 40年 1.747 1.763 -0.011 15:06 <12:39> 日銀オペ結果は波乱なく通過、3カ月物TB入札結果も無難 日銀が午前に実施した中期・超長期ゾーン対象の国債買い入れオペは波乱なく通過し 、後場の国債先物は堅調継続。中心限月3月限は前営業日比38銭高の147円17銭付 近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下の0.490 %。 財務省が午後0時半に発表した3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最高落 札利回りがマイナス0.1489%、平均落札利回りがマイナス0.1589%だった。 前回は最高:マイナス0.1414%、平均:マイナス0.1548%だった。応募額は 16兆0669億円、募入決定額は4兆8809億2000万円だった。 市場では「無難だった。日銀に関し不透明感が強い中、短い期間のTBに需要が集ま る傾向が続いている」(国内金融機関)との声が出ていた。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.051 -0.044 -0.021 12:37 5年 0.163 0.17 -0.015 12:34 10年 0.484 0.49 -0.004 9:01 20年 1.263 1.276 -0.03 12:32 30年 1.506 1.52 -0.001 12:38 40年 1.737 1.757 -0.017 12:36 <11:08> 前場の国債先物は大幅続伸、海外金利低下や日銀オペが支援 国債先物中心限月3月限は、前営業日比33銭高の147円12銭と大幅続伸して午 前の取引を終えた。夜間取引の上昇や海外金利低下が追い風となったほか、幅広い年限ゾ ーン対象の日銀オペも支援材料だった。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5ベ ーシスポイント(bp)低下の0.490%。 きょうの国債先物は、夜間取引の上昇や欧州金利が低下(価格は上昇)した流れを引 き継ぎ、朝から買い優勢の展開が続いた。また日銀が午前の金融市場調節で長期債対象の 指し値オペと短中期・超長期の幅広い年限ゾーン対象の通常オペをオファーしたことも、 需給面から相場をサポートした。 市場では「きのうの10年債入札が弱かったことは特に引きずっていないようだ」( 国内証券)との指摘が聞かれた。 現物市場では10年物以外の新発債利回りも総じて低下。2年債は前営業日比1.0 bp低下のマイナス0.035%、5年債も同1.0bp低下の0.170%、20年債 は同3.0bp低下の1.270%、30年債は同2.0bp低下の1.495%、40 年債は同1.5bp低下の1.740%。 このところ超長期ゾーンがアウトパフォームを続けていることについて、市場では「 海外株高を受けた年金勢のリバランスとみられる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証 券の鶴田啓介債券ストラテジスト)、「生損保を中心とした季節的な購入需要が寄与した 可能性もある」(みずほ証券の谷口玄マーケットアナリスト)などの見方が出ている。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.015─マイナス0.008% を中心に取引された。「週末3日積みということもあってレートが強含んでいる。加重平 均レートも小幅上昇しそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散 。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.038 -0.03 -0.007 11:00 5年 0.168 0.176 -0.009 11:01 10年 0.484 0.49 -0.004 9:01 20年 1.266 1.279 -0.027 11:01 30年 1.505 1.518 -0.003 11:01 40年 1.74 1.756 -0.018 11:01 <10:10> 日銀が国債買い入れオペ通告、指し値も 国債先物は堅調継続 日銀は午前10時10分の金融調節で、国債の買い入れを通告した。対象は「残存期 間1年以下」(買入予定額1500億円)、「同1年超3年以下」(同4250億円)、 「同3年超5年以下」(同5000億円)、「同10年超25年以下」(同3000億円 )、「同25年超」(同2000億円)。 1─3月予定で示されたレンジは、1─3年:4250億─5750億円、3─5年 :5000億─6500億円、10─25年:2000億─4000億円、25年超:1 000億─3000億円だった。 また日銀は、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)も通告した。ス タートは2月6日。対象は10年債の358回債、カレントの367回・368回・36 9回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 国債先物は引き続き堅調。中心限月3月限は前営業日比31銭高の147円10銭付 近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5ベーシスポイント(b p)低下の0.490%。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.036 -0.029 -0.006 10:11 5年 0.163 0.17 -0.015 9:50 10年 0.484 0.49 -0.004 9:01 20年 1.256 1.268 -0.038 10:12 30年 1.49 1.504 -0.017 10:11 40年 1.729 1.748 -0.026 10:11 <08:46> 国債先物は大幅続伸で寄り付く、長期金利は0.49%に低下 国債先物中心限月3月限は、前営業日22銭高の147円01銭と大幅続伸して寄り 付いた。前日の海外市場で欧州発の金利低下が進行し、円債先物も夜間取引で上昇した流 れから、買い先行でスタートしている。新発10年国債利回り(長期金利)は同0.5ベ ーシスポイント(bp)低下の0.490%。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.034 -0.026 -0.003 8:45 5年 0.166 0.175 -0.01 8:46 10年 0.489 0.495 0.001 8:40 20年 1.285 1.301 -0.005 8:46 30年 1.5 1.515 -0.006 8:45 40年 1.742 1.761 -0.013 8:45 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
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