[東京 17日 ロイター] - <15:10> 国債先物は続落で引け、米利上げ積極化懸念が重荷 長期金利0.5 % 国債先物中心限月3月限は前営業日比10銭安の146円61銭と続落して取引を終 えた。米国が利上げを積極化するとの懸念を背景に、米金利が上昇して相場の重しとなっ た。新発10年国債利回り(長期金利)は前営業日比横ばいの0.500%。 きょうの国債先物は、1月の米卸売物価指数(PPI)の予想上振れや連邦準備理事 会(FRB)高官のタカ派発言で利上げ積極化の懸念が強まり米金利が上昇した流れから 、1日を通じて売り優勢の展開が続いた。 日中には米10年債利回り(米期金利)がアジア時間の取引で一段高し て3.9%台に乗せる場面もあったが、円債先物の下値は限られた。 現物市場で新発国債利回りは概ね上昇。2年債は前営業日比0.5ベーシスポイント (bp)上昇のマイナス0.045%、5年債は同横ばいの0.210%、20年債は同 1.5bp上昇の1.310%、30年債は同2.0bp上昇の1.485%、40年債 は同0.5bp上昇の1.685%。 日銀は16日夕、10年物国債のカレント3銘柄のうちレポ市場で長期にわたり需給 が逼迫する懸念がある銘柄を対象に、国債補完供給(SLF)における最低品貸料を27 日以降引き上げると発表。国内証券の関係者は「国債市場の流動性を犠牲に してもYCC(長短金利操作)政策の継続性を高める措置だとみている」と指摘。「一部 には逆の見方もあるようだが、きょうのマーケットの落ち着きをみれば、政策の継続性強 化だと見る向きが主流なのだろう」とした。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 10%)から上昇する見通し。「前日に続き、また週末3日積みとなることも手伝って、 ビッドサイドの調達ニーズが強かった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先 物は閑散。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.049 -0.041 0.002 15:00 5年 0.208 0.215 -0.04 15:02 10年 0.494 0.502 0.002 15:02 20年 1.305 1.319 0.021 15:08 30年 1.48 1.493 0.021 15:00 40年 1.68 1.697 0.012 15:06 <12:39> 国債先物は弱含み継続、長期金利0.5% 米金利上昇が重し 米金利上昇が相場の重しとなり、国債先物は後場に入っても引き続き弱含み。中心限 月3月限は前営業日比11銭安の146円60銭付近で推移している。新発10年国債利 回り(長期金利)は同横ばいの0.500%。 財務省が午後0時半に発表した3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果は、最高落 札利回りがマイナス0.1358%、平均落札利回りがマイナス0.1526%だった。 前回は最高マイナス0.1545%、平均マイナス0.1649%だった。応募額は16 兆5291億円、募入決定額は5兆1251億4000万円だった。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.049 -0.041 0.002 12:35 5年 0.209 0.214 -0.041 12:30 10年 0.495 0.499 -0.001 12:31 20年 1.301 1.313 0.015 12:34 30年 1.472 1.485 0.013 12:38 40年 1.669 1.683 -0.002 12:35 <11:07> 前場の国債先物は続落、強い1月の米経済指標続く 国債先物中心限月3月限は前営業日比11銭安の146円60銭と続落して午前の取 引を終えた。米金利上昇で売り優勢の展開となった。新発10年国債利回り(長期金利) は同変わらずの0.500%。 1月の強い米経済指標は、卸売物価指数(PPI)でも続いた。前月比0.7%上昇 し、上昇幅は昨年6月以来最大となった。食品とエネルギーを除いたコア財価格も0.6 %上昇と、上昇幅は8カ月ぶりの大きさとなった。 市場では強い米経済指標について「暖冬の影響で消費が持ち直した可能性があるほか 、弱かった12月からの反動もありそうだ。強い指標が基調となるかは2月の数字を確か める必要がある」(りそなホールディングスのチーフストラテジスト、梶田伸介氏)との 声が出ていた。 現物市場は閑散。新発2年債は前日比0.5bp上昇のマイナス0.045%となっ たが、5年債、20年債、30年債、40年債は出合いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.010─マイナス0.004% を中心に取引された。「今積み期の強い調達地合いに週末要因が加わりレートが上昇して いる」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.046 -0.039 0.004 10:47 5年 0.209 0.215 -0.04 11:00 10年 0.494 0.5 0 11:01 20年 1.297 1.311 0.013 11:01 30年 1.469 1.485 0.013 11:01 40年 1.676 1.692 0.007 11:01 <10:10> 日銀が指し値オペ通告、国債先物は弱含み 日銀は午前10時10分、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)を 通告した。スタートは2月20日。対象は10年債の358回債、カレントの367回・ 368回・369回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 米金利上昇が続く中、国債先物は弱含み。中心限月3月限は前営業日比12銭安の1 46円59銭付近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同変わらずの0 .500% TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.051 -0.043 0 10:06 5年 0.209 0.214 -0.041 10:06 10年 0.495 0.499 -0.001 9:52 20年 1.301 1.316 0.018 10:01 30年 1.473 1.488 0.016 10:03 40年 1.683 1.702 0.017 10:11 <08:45> 国債先物は続落で寄り付く、FRBの積極利上げ継続に警戒 国債先物中心限月3月限は、前営業日比12銭安の146円59銭と続落して寄り付 いた。1月の米卸売物価指数(PPI)が上振れし、米連邦準備理事会(FRB)による 積極的な利上げ継続への警戒感が強まる中、米金利がさらに上昇。円債も売りが先行して いる。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.051 -0.043 0 8:45 5年 0.211 0.217 -0.038 8:45 10年 0.495 0.502 0.002 8:45 20年 1.294 1.311 0.013 8:46 30年 1.464 1.479 0.007 8:45 40年 1.677 1.696 0.011 8:46 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」