[東京 20日 ロイター] - <15:08> 国債先物は小反発で引け、材料難で小動き 長期金利0.5%で横ば い 国債先物中心限月3月限は前営業日比4銭高の146円65銭と小反発して取引を終 えた。今週予定される日銀正副総裁候補者の所信聴取を前に様子見ムードが強く、小動き に終始した。新発10年国債利回り(長期金利)は前営業日比横ばいの0.500%。 きょうの国債先物は、週末の海外市場で米10年債利回り(米期金利) が3.8%に低下した債券高地合いが支援材料となり、朝から小じっかりの展開が続いた 。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジストは「きょうが週 初かつ米祝日であることに加え、24日に日銀正副総裁候補の所信聴取を控えていること もあり、投資家の様子見ムードが強い」と指摘した。 現物市場の新発国債利回りは概ね小幅上昇。2年債は前営業日比0.5ベーシスポイ ント(bp)上昇のマイナス0.045%、5年債も0.5bp上昇の0.215%、2 0年債も同0.5bp上昇の1.315%、30年債も同0.5bp上昇の1.490% 、40年債は同横ばいの1.690%だった。 鶴田氏は「20年債は明日の入札を前に調整したほか、本日の日銀オペで25年超の オファーが前回から減額されたことがロングエンドの重石となった」との見方を示した。 短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートは前営業日(マイナス0.0 07%)から若干低下する見通し。「地合いはあまり変わらないが、週末要因が剥落した 」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.045 -0.038 0.003 15:15 5年 0.214 0.22 0.006 14:57 10年 0.494 0.5 -0.001 15:01 20年 1.315 1.329 0.01 15:07 30年 1.481 1.495 0.002 15:07 40年 1.68 1.695 -0.001 15:08 <12:56> 日銀オペは無難通過、国債先物は小じっかり継続 日銀が午前に実施した中長期・超長期ゾーン対象の国債買い入れオペについて、市場 では「総じて無難な結果だった。相場反応は限定的」(国内証券)との見方が出ている。 国債先物は後場に入っても引き続き小じっかり。中心限月3月限は前営業日比5銭高 の146円66銭付近で推移している。新発10年国債利回り(長期金利)は同横ばいの 0.500%。 OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.05 -0.043 -0.002 12:34 5年 0.209 0.215 0.001 12:45 10年 0.495 0.5 -0.001 12:36 20年 1.313 1.326 0.007 12:58 30年 1.483 1.496 0.003 12:53 40年 1.685 1.703 0.007 12:57 <11:07> 前場の国債先物は小反発、国内イベント控え上値重い 国債先物中心限月3月限は前営業日比3銭高の146円64銭と反発して午前の取引 を終えた。米金利の上昇が一服し買いが先行したが、あすの20年債入札や24日の日銀 正副総裁候補の所信聴取を控えて上値が重かった。新発10年国債利回り(長期金利)は 同変わらずの0.500%。 日本証券業協会が20日発表した1月分の公社債店頭売買高(国債)によると、外国 人が利付債を過去最大となる4兆1190億円売り越したほか、生損保が超長期債を過去 最大の4462億円売り越した。 みずほ証券のマーケットアナリスト、鈴木優理恵氏は「昨年12月に日銀がサプライ ズ的に長期金利の許容変動幅を拡大させたことで、生損保もYCC(イールドカーブ・コ ントロール)を含めた政策修正への警戒感が強まったのではないか」と指摘。その上で2 月以降は超長期金利がフラット化しており、生損保の売りは一時的だった可能性もあると の見方を示している。 現物市場の新発債は閑散。30年債は前日比0.5bp上昇の1.490%となった が、2年債、5年債、20年債、40年債は、いずれも出合いがみられなかった。 短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.010─マイナス0.005% を中心に取引された。「週末要因は剥落したが、調達ニーズの強い地合いが続いている」 (国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.051 -0.043 -0.002 11:00 5年 0.204 0.21 -0.004 10:55 10年 0.494 0.5 -0.001 11:00 20年 1.31 1.324 0.005 11:00 30年 1.482 1.495 0.002 11:01 40年 1.683 1.7 0.004 11:01 <10:10> 日銀が国債買入オペ通告、指し値も 国債先物はしっかり 日銀は午前10時10分の金融調節で、国債の買い入れを通告した。対象は「残存期 間1年超3年以下」(買入予定額4250億円)、「同3年超5年以下」(同5000億 円)、「同5年超10年以下」(同6750億円)、「同25年超」(同1500億円) 。 1─3月予定で示されたレンジは、1─3年:4250億─5750億円、3─5年 :5000億─6500億円、5─10年:5750億─7750億円、25年超:10 00億─3000億円だった。 また日銀は、固定利回り入札方式による国債買い入れ(指し値オペ)も通告した。ス タートは2月21日。対象は10年債の358回債、カレントの367回・368回・3 69回債。買い入れ利回りは0.500%となる。 国債先物はしっかり。中心限月3月限は前営業日比8銭高の146円69銭付近で推 移している。新発10年債はまだ出合いがみられていない。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.05 -0.043 -0.002 9:22 5年 0.201 0.208 -0.006 10:07 10年 0.495 0.499 -0.002 9:28 20年 1.302 1.317 -0.002 10:05 30年 1.482 1.496 0.003 10:11 40年 1.686 1.705 0.009 10:11 <08:49> 国債先物は反発で寄り付く、米金利上昇一服で買い先行 国債先物中心限月3月限は、前営業日比7銭高の146円68銭と反発して寄り付い た。強い1月の経済指標を受けた米金利上昇が前週末は一服。円債も買いが先行している 。日銀の国債買い入れもサポート要因。 ただ、市場では「あすの20年債入札や24日の日銀正副総裁候補の所信聴取を控え て上値は重い」(国内証券)との見方も出ている。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 -0.052 -0.045 -0.004 8:48 5年 0.202 0.208 -0.006 8:48 10年 0.495 0.5 -0.001 8:45 20年 1.304 1.319 0 8:48 30年 1.476 1.49 -0.003 8:48 40年 1.68 1.698 0.002 8:48 国債引値 メニュー 10年物国債先物 国債引値一覧(10年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(20年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(30年債)・入札前取引含む 国債引値一覧(2・4・5・6年債)・入札前取引含 変動利付国債引値一覧・入札前取引含む 物価連動国債引値一覧・入札前取引含む スワップ金利動向 ユーロ円金利先物(TFX) ユーロ円金利先物(SGX) 無担保コールオーバーナイト金利先物(TFX) TIBORレート 日本証券業協会 売買参考統計値(10年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(20年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(30年債) 日本証券業協会 売買参考統計値(40年債)<0#JPTSY4=JS 日本証券業協会 短期国債レート・入札前取引含む 短期国債引け値・入札前取引含む 短期金利のインデックス (※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」