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来週はドル堅調地合い、感謝祭前の調整売り警戒
2016年11月18日 / 08:16 / 1年後

来週はドル堅調地合い、感謝祭前の調整売り警戒

[東京 18日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、米国の利上げ観測を背景に堅調地合いが続くとみられている。ただ、これまで急ピッチに上昇してきたこともあり、調整や利益確定の売りが入る可能性がある。特に米国では感謝祭前に取引が活発化しそうだ。

 11月18日、来週の外為市場でドル/円は、米国の利上げ観測を背景に堅調地合いが続くとみられている。写真は都内で2011年8月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

予想レンジはドル/円が108.00─112.00円、ユーロ/ドルが1.0450─1.0750ドル。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が17日の議会証言で、追加利上げが「比較的早期に」適切になる可能性があると発言し、ドル買いが強まっている。心理的節目の110円をあっさり上抜けると、18日の東京時間中に110円後半まで上昇した。

米国は24日が感謝祭で休日となる。「通例、感謝祭休暇を前にラストスパートという参加者が出てくる」(外為アナリスト)といい、来週前半にかけて売買が膨らむ可能性がある。110円を抜けたことでドル先高観も出てきており、目先、チャート的には5月30日高値111.44円付近が次の上目めどとして意識されている。

一方、これまでのドル/円上昇のペースが速かったこともあり、いったんスピード調整が入るとの見方も根強い。「日本の祝日や米国の感謝祭を前に利食いや手じまいが入るイメージがある」(国内ブローカー)との声も出ている。もっとも、調整が入った場合でも108円付近では下げ止まるとの見方が多い。

米国では来週、10月分の中古住宅販売件数、耐久財受注、新築住宅販売件数などが発表されるほか、11月1─2日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表予定。

米国の金融政策に関しては「12月利上げがほぼ織り込まれ、市場の焦点は来年の利上げペースに移りつつある。トランプ新政権下では年2回を本線に考えたい」(同)との声が出ていた。

<ユーロは1.05ドルの攻防>

ユーロは18日に1.06ドルを下回り、1.0580ドル付近まで下落。昨年12月初旬以来11カ月半ぶり安値をつけた。

来週のユーロは1.05ドル水準でサポートされるかがポイントという。売られ過ぎの反動でショートカバーが入ってもおかしくはないが、米欧金利差の拡大傾向が維持されることで上昇余地は限られるとの見方も出ている。

為替マーケットチーム

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