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ドル109円後半、輸出の売りや貿易黒字拡大で上値重い
2016年5月23日 / 06:46 / 1年後

ドル109円後半、輸出の売りや貿易黒字拡大で上値重い

[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、20日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の109円後半。日経平均の下げに呼応してドルは一時109.64円まで下落したが、日経平均の下げ幅縮小や根強い米早期利上げ期待で下値は支えられた。ただ、110円台では実需の売りも流入し、上値が伸び悩んだ。

 5月23日、午後3時のドル/円は、20日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の109円後半。写真は都内で2009年11月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

4月の貿易統計速報では、貿易収支が8235億円の黒字となり、民間調査機関の予測中央値4928億円を大幅に上回った。輸出は前年比10.1%減で7カ月連続の減少、輸入は23.3%減と16カ月連続の減少となった。

貿易黒字が大幅に予想を上回って拡大したことが、ドル/円の下押し材料になったという。一方、日銀の中曽宏副総裁の発言が伝わったが、相場の反応は限定的だった。

今週26─27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)については、イベント性が低下しているとされる。一方、きょうは米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が注目されている。

ユーロ/ドルは1.12ドル前半を中心とする値動き。ユーロは3日に付けた1.16ドル前半をピークに下落トレンドが続いていたが、前週末から下げ止まり傾向を見せている。市場では、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和に対する姿勢が慎重さを増しているとの指摘が聞かれた。

ドル/円のスワップ取引では、本邦勢による3カ月物ドル調達コストが目下110ベーシスポイント(bp)程度で、前週末の108.75bpから若干上昇しているが、ピークからは低下している。

同コストは2月初旬に120―130bp付近まで上昇し、2009年3月以来7年ぶりの高水準に達していた。しかし、今月10日には100bp程度まで低下した。

「ドル調達コストが高過ぎるので、運用機関は相対的に低利回りの米国債に資金を振り向けるのを停止している可能性がある」(短期市場関係者)との見方が聞かれた。さらに4月以降、運用機関ではマイナス金利の投資家への転嫁が開始され、利回り確保を目的とする外債投資が全般に縮小しているとの指摘もあった。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.80/82 1.1224/28 123.25/29

午前9時現在 110.02/04 1.1218/22 123.43/47

NY午後5時 110.11/16 1.1224/29 123.66/70

為替マーケットチーム

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