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午後3時のドルは114円後半、FOMC後のドル買いとリスク回避の円買い交錯

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(114.63/66円)とほぼ横ばいの114.65/67円で推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米長期金利の上昇が下支えとなり、ドルは一時114.78円まで上昇したものの、世界的な株安を背景としたリスク回避の円買いが強まった。その後は114円後半で小動きとなっている。

 1月27日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(114.63/66円)とほぼ横ばいの114.65/67円で推移している。写真は米ドル紙幣。2009年11月に撮影(2022年 ロイター/ /Rick Wilking)

欧米時間のドル円の動向について「米金融正常化を意識したドル買いと株安によるリスク回避の円買いのどちらが勝つのか注目」(外為アナリスト)との声が聞かれた。ドルが114.80円を超えれば、節目の115円が意識される一方で、リスク回避の流れが強まれば114円前半まで下落する可能性があるという。

米FOMCの結果について、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見での発言は想定よりもタカ派だったと受け止められた。

パウエル議長は、市場の一部で警戒されていた50ベーシスポイント(bp)の利上げや、利上げ回数の増加の可能性を排除せず、市場関係者は「今のうちにマーケットとコミュニケーションをして、(金融引き締めを)強気に行っていく、アグレッシブなスタンスを持っている、というメッセージだったのではないか」(ステート・ストリート銀行の東京支店共同支店長、若林徳広氏)と指摘する。

三井住友銀行のチーフストラテジスト、宇野大介氏は、オミクロン株の感染拡大や足元の原油高を踏まえるとサプライチェーンの目詰まりは解消されないとみられるほか、バイデン政権がインフレ抑制に取り組んでいることを踏まえると、「FRBが3月会合で50bpの利上げに踏み切り、同時にQT(量的引き締め)を開始する可能性は残る」との見方を示した。

ユーロは一時1.1215ドルと、昨年11月26日以来の安値を付けた。欧米の金融政策の違いやウクライナ情勢の緊迫化を背景にユーロの売り圧力が強い。ただ、「1.11ドル後半では押し目買いが入るとみられ、下値は固い」(アナリスト)との見方が出ている。  

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 114.65/67 1.1218/22 128.64/68

午前9時現在 114.71/73 1.1239/43 128.94/98

NY午後5時 114.63/66 1.1237/41 128.90/94

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