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ドル112円半ばで上値重い、株安を眺め
2017年2月2日 / 06:32 / 10ヶ月後

ドル112円半ばで上値重い、株安を眺め

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の112.54/56円だった。日経平均の大幅安を眺めて、ドル/円も112円半ばに下落。下がったところでは国内輸入企業や機関投資家の買いが観測されたが、トランプ米大統領のドル安志向への警戒感も根強く、上値の重さがつきまとった。

 2月2日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の112.54/56円だった。日経平均の大幅安を眺めて、ドル/円も112円半ばに下落。写真は都内の為替ディーリングルームで2014年1月撮影(2017年 ロイター/Yuya Shino)

午後のドル/円は112円後半から半ばへとじり安が続いた。米長期金利や米主要株価指数先物が弱含んで推移し「ドル/円もつられた側面がありそうだ」(国内金融機関)という。

市場では「新たにドル買いにつながる材料が欲しいところ。少なくとも米雇用統計までは上値の重さが続きそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

前日は米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表前の時点で、注目されたADP全米雇用報告やISM製造業指数が市場予想を上振れたことを受けてドル/円も上昇したが、113.95円で上値を抑えられた。

トランプ米大統領のドル安志向への警戒感は根強いといい「2つの重要指標が良好でも114円に乗せられなかった。相当に上値が重くなっていると印象付けられた」(別の国内金融機関)という。

朝方のドル/円は、日経平均株価がマイナス圏に沈んで下げ幅を拡大する中、112円後半に下押しされた。正午にかけては113円ちょうどを挟んで一進一退となった。

市場の関心は10日の日米首脳会談に集まっており、方向感が出づらい相場となっている。「110─113円はドル買いゾーンというスタンスの人が多かったが、今は110円割れがあるかもしれないとの見方も出てきた」(国内金融機関)という。

一方、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による米インフラ事業投資などを盛り込んだ経済協力の原案に関する報道を受け、市場ではドル買い/円売り材料との受け止めもあった。「(ドル)112円台はあえて突っ込んで売りに行く必要はないというムードだ」(別の国内金融機関)との声も聞かれた。GPIFの高橋則広理事長は、同報道を否定したと伝わっている。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 112.54/56 1.0791/95 121.45/49

午前9時現在 113.28/30 1.0764/68 121.94/98

NY午後5時 113.22/24 1.0767/71 121.91/95

為替マーケットチーム

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