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ドル113円後半で伸び悩み、一段高の材料欠く
2017年2月13日 / 06:38 / 9ヶ月前

ドル113円後半で伸び悩み、一段高の材料欠く

[東京 13日 ロイター] -

 2月13日、午後のドル/円は113円後半を軸にもみ合いが続いた。金利先物市場に基づく利上げ見通しをCMEグループがまとめる「Fedウォッチ」では、3月利上げの織り込みは13.3%と低水準にとどまっており、14日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に関心が寄せられる。写真中央はテレビに映る選挙中のトランプ大統領。都内の為替ディーリングルームで昨年11月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の113.70/72円だった。10日の日米首脳会談を無難に通過したことを好感し、底堅い地合いとなった。一時114円前半まで上昇した。ただ、一段高を促す材料には乏しく、午後は113円後半でもみ合い、伸び悩んだ。

午後のドル/円は113円後半を軸にもみ合いが続いた。金利先物市場に基づく利上げ見通しをCMEグループがまとめる「Fedウォッチ」では、3月利上げの織り込みは13.3%と低水準にとどまっており、14日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言に関心が寄せられる。

一方、通貨オプション市場では、ドル/円リスクリバーサル25%デルタ1週間物ミドルレートの傾きが、日米首脳会談を挟んでドル高/円安予想を映すドル・コール・オーバーに米大統領選後で初めて転じた。足元の傾きは0.07%付近。

    バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイの外国為替本部営業本部長、岩崎拓也氏は、3月利上げに対する市場の織り込みは十分に進んでおらず、通貨オプションの動きはイベント通過に伴うドル高/円安のリスクに備えた動きとみており「(議会証言での)イエレン議長の発言を、市場がハト派と解釈する可能性は低いのではないか」(岩崎氏)と指摘している。

日米首脳会談では、為替政策を日米財務当局同士で議論すると確認されたといい、トランプ大統領が頭ごなしに日本を批判するリスクは後退したとみられている。ドル/円は110円に急落するリスクはひとまず後退したとされるが、上昇に向けた材料にも乏しく、米政権の具体的な政策を見極めるまでは115円台を上限としたレンジ相場になるとの指摘が出ている。

午前のドル/円は、朝方の安値113.45円をつけた後、午前9時過ぎにかけて114.17円まで上昇。2週間ぶりの高値をつけた。円高イベントになることが警戒されていた首脳会談が波乱なく終了し、ドルを買い戻す動きが出たという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 113.70/72 1.0626/30 120.83/87

午前9時現在 113.92/94 1.0617/21 120.96/00

NY午後5時 113.23/25 1.0638/44 120.45/49

為替マーケットチーム

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