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午後3時のドルは上昇し140円半ば、中国規制緩和期待が後退

[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅高の140円半ば。中国で新型コロナウイルスの感染者が再び増加してきたことなどから、市場で浮上していたコロナ規制の緩和期待が後退し、リスク回避的にドルが強含んだ。

 11月21日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅高の140円半ば。写真は米ドル紙幣。2009年12月撮影(2022年 ロイター/Sam Mircovich)

ドル/円は朝方の安値140.17円から、午後につけた高値140.60円までじり高。中国人民元や豪ドルの下げも目立ち、ドルが幅広く堅調となった。

話題となったのは、中国本土で半年ぶりに新型コロナウイルスによる死者が確認されたこと。北京市が最も人口の多い朝陽区を対象に、週末に要請した自宅待機を延長したこともあり、市場参加者の慎重姿勢が強まったという。

韓国関税局がこの日発表した11月1─20日の貿易統計によると、輸出は前年同期比で16%減少。特に対中貿易は、同28%減と急速な減少を記録した。

市場では近く、中国が現行の厳格なコロナ対策を見直すとの期待が高まっていただけに「来年にかけて経済活動が次第に再開され、世界景気の下支えになるとの楽観が後退しかねない」(外銀)と警戒する声が出ていた。

<投機のドル売り、1年ぶり売り転換>

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況によると、11月15日までの週に、ドルは主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)の合計に対し、昨年7月半ば以来の売り越しに転じたことが、ロイターの集計でわかった。

ただ、6通貨のうち、対ドルで買い持ちに傾いているのはユーロだけ。「ドル売り余地は依然大きいとも言えるし、根強いドル需要が確認できたとも読める」(国内証券)といい、市場の見方は定まっていないようだ。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 140.53/55 1.0280/84 144.51/55

午前9時現在 140.25/27 1.0329/33 144.90/94

NY午後5時 140.35/38 1.0324/25 144.93/97

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