January 26, 2018 / 6:39 AM / 4 months ago

ドル109円前半、反発は限定的

[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらずの109円前半。海外市場終盤にドルが買われた流れを受けて、東京市場も一時買いが先行したが、その勢いは続かなかった。

 1月26日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からほぼ変わらずの109円前半。海外市場終盤にドルが買われた流れを受けて、東京市場も一時買いが先行したが、その勢いは続かなかった。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas White)

この日のドルは109円半ばで東京市場の取引が開始。トランプ米大統領がNY市場の終盤、CNBCとのインタビューで「ドルがさらに強くなり、最終的には強いドルが望ましい」と発言し、ドルが急伸した流れを引き継いだ。

発言が流れる直前に108.50円まで下落、昨年9月11日以来4カ月半ぶり安値をつけたドルは、日中取引で国内勢の買いに109.77円まで反発。しかし買いが一巡した後は、109円前半へ再び値を崩した。

市場では引き続き、測りかねる米財務長官の「弱いドルが良い」発言の真意について、さまざまな憶測や深読みが飛び交っている。

市場が大きく反応する可能性が高いうえ、あっけなく大統領に否定されるような発言を、わざわざ財務長官がしたのははぜか。「つい本音が出ただけで通貨政策に大きな変更はない」(外銀)との見方もあれば、「中間選挙を前に、低い支持率のてこ入れを狙って通商問題で強硬姿勢をアピールしようとした」(邦銀)との読みもある。

米国のドル切り下げ策に対する市場の疑心は相変わらずで、ドル反騰の機運は現時点であまりないようだ。

<G7の結束乱した米財務長官発言、市場は3月まで波乱含みも>

真意不明で為替市場を賑わせた米財務長官発言は、主要7カ国(G7)などの通貨当局者からも集中砲火を浴びた。

すぐに反応したのは、同じスイスのダボスにいた国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事。報道によると、長官に発言の意図を説明するよう促すとともに、ドル相場は市場が決めるものだとくぎを刺した。

その後も反論が相次ぐ。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は「合意を反映しない為替動向を巡る文言の利用」がユーロ高につながったと間接的に財務長官を非難。フランスのルメール経済・財務相は「為替水準は経済の基礎的条件を反映するのが望ましい」と明言し、麻生太郎財務相もきょう「国際競争力のために為替レートを目標としないことは、これまでのG7やG20の合意だ」と述べた。

今年の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、まず3月にアルゼンチンで開催される予定。それまでに乱れたG7の足並みが戻らなければ、為替市場は思惑先行で波乱含みの展開となる公算が大きくなる。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.35/37 1.2429/33 135.93/97

午前9時現在 109.66/68 1.2388/92 135.88/92

NY午後5時 109.39/42 1.2395/98 135.60/64

為替マーケットチーム

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