February 6, 2018 / 6:36 AM / 15 days ago

ドル一時108円半ばに下落、クロス円でも円買い強まる

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の108円後半。前日ニューヨークダウが一日で過去最大の下げ幅となり、日経平均が前営業日比で一時1600円を超える下げとなるなか、ドルは一時108円半ばまで、ユーロは134円ちょうどまで値を下げた。

朝方109円前半で推移していたドルは、午前11時にかけて108.55円まで下落。午後に入って、日経平均.N225が一時1600円を超える下げとなると、ドルは108.46円まで、ユーロ/円は134円ちょうどまで下落した。きょうの東京市場の高値はそれぞれ109.30円、135.29円。

市場ではリスク回避ムードが強く、ユーロ/円のほか、英ポンド/円が151円前半まで、豪ドル/円が85円ちょうどまで下落するなど、クロス円でも円買いが強まった。

実需筋や投機筋の取引は手控えられているといい、市場からは「株価のスピード調整をきっかけに、アルゴリズム取引主導でドル売り/円買いが強まっている。人間は手が出ない」(国内金融機関)との声が聞かれた。

黒田日銀総裁は6日午後の衆議院予算委員会で、金融市場動向を十分に注視するとしたうえで、株価のベースとなる企業収益・ファンダメンタルズは内外ともしっかりしていると指摘。また、日米欧の実体経済は非常に良好で、企業収益も改善していると述べた。

しかし「もともと実体経済とは関係ない株価バブルが起きていたわけで、実体経済が良いから株が売られる必要はないとの指摘は全くナンセンス」(運用機関)との声が聞かれた。

一方、米国株の急落で、米景気をけん引してきた消費などにも影響が現れるとの見方も出ている。

「米国株の急落が比較的短期間に収まったとしても、株高の資産効果で伸びていた消費者信用など、センチメントには亀裂が入ってしまった。消費者の警戒モードはそう簡単に緩まないだろう」(マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表・亀井幸一郎氏)という。

    米国ではこれまで個人消費が好調で、12月の小売売上高は前月比0.4%増と4カ月連続でプラスとなった。前年同月比では、11月が6.0%増、12月が5.4%増と高い伸びが続いた。また、FRBによると、株高や雇用環境の改善で、11月の消費者信用残高は前月比279億ドルの増加と、1カ月の増加額としては16年ぶりの高水準に達していた。

    ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

    午後3時現在 108.86/88 1.2373/77 134.73/77

    午前9時現在 109.04/06 1.2364/68 134.84/88

    NY午後5時 109.09/12 1.2367/68 134.92/96

    為替マーケットチーム

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