February 27, 2018 / 6:36 AM / 3 months ago

ドルは106円後半、パウエルFRB議長の証言待ち

[東京 27日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル安/円高の106円後半。ドルは朝方、実需の売りに押され107円台から反落。その後は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言待ちのモードとなり、方向感を失った。

 2月27日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べて若干ドル安/円高の106円後半。ドルは朝方、実需の売りに押され107円台から反落。その後は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言待ちのモードとなり、方向感を失った。写真は昨年4月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

ドルは朝方にきょうの高値107.10円をつけた後、仲値に向かって106.78円まで下落した。月末に伴う輸出企業のドル売りが出たもよう。

「2、3月は季節的に企業のリパトリエーション(本国への資金還流)の円買いが入りやすいというアノマリーに沿った動き」(外為アナリスト)との見方も聞かれた。

きょうはパウエルFRB議長の議会証言が最大の注目点だ。

「パウエル議長が景気見通しを上方修正するようなニュアンスを出せば、今の市場環境では米長期金利が上昇し、株価が売られ、リスク回避のドル売り、円買いという流れになるだろう」(金融アナリスト)ととみられている。

ただ、イエレン前議長は就任当初に具体的な金利水準に言及し、市場に波紋を広げるなどの失敗をしているため、「今回は同じような過ちは犯さず、無難な内容になるのではないか」(同)との見方が示されていた。

ユーロは1.2333ドル付近。前日1.2277ドルまで下落した後、ショートカバーで持ち直し現在に至っている。週末3月4日にイタリア総選挙が行われる予定で、イベント前にユーロは売りにくいとの声も聞かれた。

南アランドは堅調。対ドルで3年ぶりの水準に上昇しているが、さらに買われる余地があるとの見方もある。

野村証券の外国為替アナリスト、中島将行氏は「2016年以降、金、プラチナ、鉄鋼石など貴金属・鉱石価格が強かったことを考えれば、ランドはもっと早く上がっていてもおかしくなかった。昨年3月以降、政治的混乱が意識され、資源価格に追い付いていかなかった」という。

今後、さらに資源価格とのかい離が縮小していくとすれば「南アランドはここから5─10%ぐらいは対ドルで上がってもおかしくはない」(同)。

一方、ムーディーズによる国債格下げのリスクも残るため、完全に資源価格とのかい離を埋められるかは不透明だ。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 106.86/88 1.2324/28 131.71/75

午前9時現在 107.06/08 1.2313/17 131.84/88

NY午後5時 106.92/95 1.2316/20 131.70/74

為替マーケットチーム

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