June 1, 2018 / 6:27 AM / 23 days ago

ドル109円付近、日銀国債オペ減額で一時的に円高に振れる

[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の109円付近。日銀の国債買い入れオペ減額でいったん下落したものの、そこから下げが強まらなかったことで買い戻しが入った。ただ、くすぶる欧州の政局不安や、米国発の貿易摩擦悪化への懸念があり伸び悩んだ。

 6月1日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の109円付近。日銀の国債買い入れオペ減額でいったん下落したものの、そこから下げが強まらなかったことで買い戻しが入った。写真は2月撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

ドルは、朝方にきょうの安値108.72円を付けた後、仲値通過後にかけて108.98円まで上昇した。その後、午前10時10分に日銀が「残存5年超10年以下」の国債買い入れを前回から200億円減額すると通告したことで、ドルは108.73円まで下落した。

現在、日銀の金融政策正常化の思惑は下火になっているものの、アルゴリズム取引ではオペ減額のヘッドラインにドル売り/円買いで反応するよう設定されているという。

ただ、朝方の安値を下回らず、下げも限定的だったことでドル/円は反発。109円を上抜けしたところにあるストップロスを巻き込み、109.21円まで強含んだ。ドル/円の上昇とほぼ同じタイミングで米10年国債利回りも上昇しており、ドルの支援要因になった可能性もあるという。

ドルは正午過ぎに一時109.25円まで上昇したが、その後は伸び悩んだ。「米国発の貿易摩擦悪化への懸念があり、円を売りにくい状況だ」(外国銀)という。

米下院歳入委員会のブレイディ委員長(共和党)は31日、トランプ政権が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限でカナダ、メキシコ、欧州連合(EU)に対する適用除外を撤回し、追加関税を導入すると決めたことについて「問題なのはメキシコ・カナダ・欧州ではなく、中国だ」と訴えた。

「今夜には米雇用統計が発表されるが、今週末の米中通商協議の行方の方が相場を左右するかもしれない」(前出の外国銀)との声が聞かれた。

ユーロ/ドルは1.16ドル後半を中心の値動き。イタリアの政局混迷に対する懸念はいったん後退した一方、スペインの政治不安が警戒されて上値が重い。

スペインでは、ラホイ首相に対する不信任決議案の可決と同政権の退陣がほぼ確実になったという[nL3N1T25H0]。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 109.05/07 1.1673/77 127.33/37

午前9時現在 108.77/79 1.1689/93 127.17/21

NY午後5時 108.81/83 1.1690/94 127.21/25

為替マーケットチーム

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