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ドル/円は一進一退、突発的な要人発言に警戒=今週の外為市場
2017年1月22日 / 23:27 / 10ヶ月前

ドル/円は一進一退、突発的な要人発言に警戒=今週の外為市場

[東京 23日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円は一進一退が予想される。トランプ氏の米大統領就任演説には新材料は見当たらず、大きな動きにはつながらなかった。財政政策への期待が維持されたことで下値リスクは後退した一方、具体策が提示されない中、高値圏で利益確定や戻り売りに押される展開も予想される。

 1月23日、今週の外為市場で、ドル/円は一進一退が予想される。写真はドル紙幣、昨年10月撮影(2017年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

このところ米連邦準備理事会(FRB)高官や米政権関係者のコメントで相場が変動するケースが多く、突発的な要人発言に警戒が必要との声も出ている。

予想レンジはドル/円が113.00―116.00円、ユーロ/ドルが1.0500―1.0800ドル。

トランプ氏は20日の大統領就任演説で「通商、税制、移民、外交に関するすべての決定は、米国の労働者と家庭に恩恵を与えるものにする」と言明。米国製品を買い、米国民を雇うという2つのルールが政策の原則になると、あらためて「米国第一主義」の推進を表明した。

市場では「選挙戦の時の主張とほぼ同じ内容でそれほど新味はない」(外為アナリスト)との指摘が出ていた。ドル/円は、調整的なドル売りは出ているものの、114円前半で下げ渋っている。

一方、今後の一般教書演説や予算教書演説を待つ必要があるとの声も多い。「ドル高は小休止。政策の内容を見極めないと120円台への上昇は難しい」(同)との見方も出ていた。

今週は米国で12月中古住宅販売件数、同新築住宅販売件数、10─12月期国内総生産(GDP)、12月耐久財受注などの発表がある。これらが良好な内容となれば、米億利上げペースが加速するとの思惑からドル買いにつながりやすい。

中国は27日から2月2日まで春節(旧正月)の休暇となる。この間はアジア時間の参加者が少なくなるため、26日はポジション調整の動きが広がる可能性もある。

<ユーロは底堅さ意識>

ユーロ/ドルは、19日にドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がハト派的な見解を示したことでいったん売られた。その後、持ち直しているが、上昇は調整が主体で、ユーロ買いの持続性は乏しいとの指摘がある。

半面、底堅さも意識されており、「トランプラリーが再開してドル買いの展開となっても、ユーロの下値は1.05ドル程度ではないか」(国内金融機関)との声があった。

為替マーケットチーム

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