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ドル/円は上値重い、北朝鮮リスクなど重し=今週の外為市場
2017年9月10日 / 22:58 / 2ヶ月後

ドル/円は上値重い、北朝鮮リスクなど重し=今週の外為市場

[東京 11日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感がくすぶって上値の重さがつきまといそうだ。週前半の関連イベント次第では下押しが深まり得るが、無難に通過すれば翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)にかけて、米金融政策の行方へと市場の関心が向かいそうだ。

 9月11日、今週の外為市場でドル/円は、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感がくすぶって上値の重さがつきまといそうだ。写真はドルと円の紙幣、2010年9月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

予想レンジはドル/円が106.50―109.50円、ユーロ/ドルが1.1900―1.2200ドル。

北朝鮮をめぐっては、11日の国連安全保障理事会による北朝鮮への追加制裁決議案の採決といったイベントが週前半に予定されており、北朝鮮と米国の動向に関する報道に相場が振らされるリスクが警戒されている。

米国では大型ハリケーンの襲来が続いており、その影響も織り込む必要があるという。クレディ・アグリコル銀行の外国為替部長、斎藤裕司氏は「週末にかけてドル/円のトレンドは下向き。少なくとも週明けまではドルは買いづらい」と指摘している。

北朝鮮関連のイベントを無難に通過すれば、19―20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、米利上げの先行きにも市場の目が向きやすいとみられる。

米国では、複数の経済指標の発表が予定されている。13日に生産者物価指数、14日に消費者物価指数(CPI)、15日に8月小売売上高、8月鉱工業生産、9月ミシガン大学消費者信頼感指数、9月ニューヨーク連銀製造業景況指数などが発表される。

一方、ユーロについては「ドル安が続くようなら、受け皿としてのユーロ買いが続きそうだ」(別の国内金融機関)との見方がある。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は理事会後の会見で、量的緩和の段階的縮小について10月に議論すると述べる一方、ユーロ高への懸念も示した。ドル安が一服すれば、ユーロは高値警戒感が強まる可能性もあるとみられている。

このほか、14日には中国で8月鉱工業生産や1─8月固定資産投資、8月小売売上高の発表がある。

為替マーケットチーム

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