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正午のドルは135円半ば、安倍元首相銃撃で円急騰

 7月8日正午のドルは前日NY市場終盤の水準から円高の135円半ば。午前11時半ごろ、奈良市内の路上で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相が、男に背後から散弾銃で撃たれたと国内メディアがいっせいに伝えると、円が対ドル、対ユーロなどで急伸した。写真はドルと円の紙幣。2010年9月、都内で撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 8日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準から円高の135円半ば。午前11時半ごろ、奈良市内の路上で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相が、男に背後から散弾銃で撃たれたと国内メディアがいっせいに伝えると、円が対ドル、対ユーロなどで急伸した。

安倍元首相は倒れ、救急車で搬送されたが、NHKは警察・消防の話として、現在、心肺停止の状態だと伝えている。

報道を受けて、外為市場では円が急伸。対ドルで136円前半から135.33円まで、対ユーロで138円半ばから137円半ばへ大きく買われた。

市場では、株売りなどリスクオフの強まりを意識した円買いが強まったとの指摘が出ている。「安倍氏が主導した日銀大規模緩和政策の変更を想起された面もあるかもしれない」(トレーダー)という。

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