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〔マーケットアイ〕外為:ドル114円前半、海外筋の日本株買い/円売り反転の指摘も
2017年11月6日 / 05:13 / 17日後

〔マーケットアイ〕外為:ドル114円前半、海外筋の日本株買い/円売り反転の指摘も

[東京 6日 ロイター] -

<13:55> ドル114円前半、海外筋の日本株買い/円売り反転の指摘も

ドルは114.23円付近。午前の取引では一時114.73円まで上昇し7カ月ぶり高値を付けたが、午後に入って、米長期金利が低下し、株がマイナス圏に沈む中、午前の上昇分の約半分を返上した格好。

米10年国債利回りは現在2.340%付近。朝方一時2.354%まで上昇した。

財務省のデータによると、非居住者(外国人)投資家は、9月24日から10月28日までの約1カ月で、日本株式・投資ファンド持ち分を約4.4兆円買い越している。

買い越しの主体は海外年金などの機関投資家に加え、商品投資顧問業者(CTA)やマクロ系のファンドも含まれるとみられる。

市場では「今月後半の感謝祭や11月末の決算を控え、ドルにしても日本株にしても、日本株のウエーティングを増やしている海外年金等は別として、短期筋がいつまでも買い続ける、または、持ち続けることはないだろう」(機関投資家ファンド・マネージャー)など、相場の反転の可能性を指摘する声もある。

<12:24> ドル7カ月ぶり高値、米税制改革案の行方に期待

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点からドル高/円安の114.30/32円。連休明けの取引では、連休明けの実需買いに短期筋が追随し、ドルはここ数カ月の上値めどだった114円半ばをようやく突破。一時114.73円と7カ月ぶり高値を奪回した。

市場では、2日に明らかになった米下院共和党の税制改革案が関心を集めている。特に、米企業の海外子会社収益に10%を課税する新制度が、行方によっては米国への広範な資金回帰を促し、ドルを押し上げる可能性があるためだという。

<11:29> ドル114.43円まで急反落、米大統領発言も一因

ドルは高値更新後すぐに114.43円まで急速に反落。レンジ相場を見越してドルを売り込んでいた向きが、公示後の一段高を受けて114円半ばから損失確定の買い戻しを迫られたことで上昇が勢いづいたが、そうした売買が一巡すると次第に買いが細ってきた。

ドルは次の節目となる115円を後ろ盾に、114円後半から再び売りが強まりやすい情勢。来日中のトランプ大統領が、現在の日米貿易は自由でも互恵的でもないなどと発言したと伝わったことも、円安けん制姿勢が今後強まりかねない内容だけに、立て続けにドル買いを入れる足かせとなっている。

<10:54> ドル114.73円まで上昇、実需の買いに短期が追随

仲値公示を経てドルは一時、3月15日以来の高値となる114.73円まで上昇。けさの安値から80銭近い上昇を見せた。「連休明けの仲値で輸入業者がドル買いを活発化させたことに、最近のレンジ上限突破を狙った短期筋が追随した」(ブローカー)という。

ドルは北朝鮮リスクへの懸念や米FRB議長人事の正式発表などを控え、5月と7月の高値でもある114円半ばで戻り売りが強まりやすい展開が続いてきた。そうしたいくつかの不透明さが緩和してきたことも、ドル高/円安が進みやすい気運を少しずつ高めているという。

<10:20> 米NY連銀総裁に辞意報道、市場困惑 議長人事は想定内

トランプ米大統領は現地時間2日、米連邦準備理事会(FRB)次期議長にパウエルFRB理事を指名すると正式に発表した。大方の市場予想通りで発表直後に目立った反応はなかった。米国で「漸進的な金融引き締めが継続する公算が高まった」(シティグループ証券チーフFXストラテジストの高島修氏)と、発表前と同様の受け止めが広がっているためだという。

一方で話題となったのは、日本時間きょう未明に複数の報道があった米ニューヨーク(NY)連銀ダドリー総裁の退任。任期の19年1月より前の退任を計画しているという。同連銀広報はコメントを出しておらず、退任の理由も真偽も現段階では定かではない。市場では「事実なら退任の理由は何か、パウエル氏指名と何らかの関係があるのか、今後のかく乱要因となる恐れがある」(都銀幹部)という。

野村証券チーフ為替ストラテジストの池田雄之輔氏は同連銀の後任人事について「ハト派色の強かったダドリー氏よりタカ派の人選になりやすいだろう」と予想している。

<08:58> 際立った英ポンド急落、インフレ報告で利上げ期待が後退

この連休中、主要通貨間で最も大きな動きを見せたのは英ポンドの下げ。

イングランド銀行(BOE)は日本時間2日夜、市場予想通り0.5%へ政策金利を10年ぶりに引き上げたが、同時に発表したインフレ報告書で1年後のインフレ見通しを2.37%と8月の2.58%から引き下げたことなどが手がかり。先々の利上げ期待が急速に後退し売り材料視されたという。

ポンドは対米ドルで2日日中高値から3日にかけて260ポイント下落。10月以来の安値に迫った。対円でも同高値から3円弱売られた。

<07:57> ドル113.80─114.50円の見通し、上値の売り圧力が焦点

ドル/円は114.10円付近、ユーロ/ドルは1.1615ドル付近、ユーロ/円は132.39円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.80―114.50円、ユーロ/ドルが1.1590─1.1640ドル、ユーロ/円が131.90―133.30円。

日本の連休中はイングランド銀行(英中央銀行、BOE)の10年ぶりの利上げ、米下院共和党の税制改革法案発表、米連邦準備理事会(FRB)次期議長にジェローム・パウエルFRB理事を指名するとの正式発表、米10月雇用統計など数多くの重要イベントがあったが、結局ドルは113.53─114.43円と上下1円未満のレンジ取引に終始した。

市場では前週と同様、上値で投資家や実需の売りがどの程度強まるかが目先の焦点とする声が出ている。「そうした売りをこなすことができれば、次第に上昇基調が強まる可能性がある」(都銀)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

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