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〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半、サウジの汚職摘発がセンチメントに影響
2017年11月8日 / 01:54 / 10日後

〔マーケットアイ〕外為:ドル113円後半、サウジの汚職摘発がセンチメントに影響

[東京 8日 ロイター] - <10:41> ドル113円後半、サウジの汚職摘発がセンチメントに影響

ドルは113.82円付近。仲値を挟んでドルは反発しているが、依然方向感は定まらない。実需のフローは限定的だという。

前日のニューヨーク市場の午前の取引で、米共和党上院トップのマコネル院内総務が上院共和党が10日に税制改革法案を公表すると語ったことが伝わり、ドルは同市場の高値114.29円をつけた。

しかし、その後は、サウジアラビアの汚職摘発を巡る報道で、リスク・センチメントが悪化し、ドルが下落する場面がみられた。

サウジアラビアのムハンマド皇太子が主導する汚職取り締まりの一環で、拘束された個人や企業の銀行口座1200超が凍結されたことが明らかになった。銀行や弁護士が明らかにした。口座の凍結は続いているという。

ムハンマド皇太子が率いる汚職対策委員会は週末、同国の富豪で著名投資家アルワリード・ビンタラール王子を含む王族や現職・元閣僚、有力実業家らを資金洗浄、汚職、当局者への強要などの疑いで一斉に拘束した。権力基盤の強化をにらみ、国内の実力者を封じ込めることが狙いとみられる。

一方、こうした動きが不安を招き、7日のペルシャ湾岸諸国の主要株式市場はいずれも下落した。

ただ、サウジの一般国民からは一部のエリートの不正にようやくメスが入ったと歓迎する声も聞かれる。

<09:25> ドル113円後半、下値めどは113.40/50円付近か

ドルは113.75円付近。朝方の高値114.01円からじり安となっている。米10年国債利回りは2.307%付近で、ニューヨーク終盤の2.316%から低下している。

市場では、「投機筋は、ドル高方向へポジションを傾けようと何度か試みているが、失敗している。米インフレ率低迷や、長期金利の低下、税制改正を巡る不透明感、株価の伸び悩みなどが足を引っ張っている可能性がある」とFXプライムbyGMO、常務取締役、上田眞理人氏は言う。

きょうの下値のめどは113.40/50円付近とみられる。

<07:45> ドル113.50─114.50円の見通し、株価の下落余地を警戒

ドル/円は114円付近、ユーロ/ドルは1.1587ドル付近、ユーロ/円は132.07円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が113.50―114.50円、ユーロ/ドルが1.1540─1.1640ドル、ユーロ/円が131.60―132.60円。

前日の海外市場では、手掛かり材料に乏しい中、ロンドン市場の高値が114.34円、ニューヨーク市場の高値が114.29円と上値の重さが目立った。

海外市場では、米税制改革の実現に対する慎重ながらも楽観的な見方がドルの下値を支えている、との意見が聞かれた。

きょうは、「前日、海外勢を中心とする買いで大幅高となった日経平均に、利益確定売りや調整売りが流入し、売り先行となる可能性が高い。また、米長期金利も低迷しているので、ドルの上値の重さが意識されやすい」(外為アナリスト)との見方が聞かれる。

また、足元のドル高局面では、「米国サイドのドル高材料に欠ける」(同)ため、上昇が維持されにくいとみられる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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