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〔マーケットアイ〕外為:ユーロ乱高下 独再選挙、市場では懐疑論
2017年11月20日 / 23:55 / 22日前

〔マーケットアイ〕外為:ユーロ乱高下 独再選挙、市場では懐疑論

[東京 21日 ロイター] -

<08:45> ユーロ乱高下、独再選挙 市場では懐疑論

アジア時間序盤のユーロは1.1735ドル付近。前日東京から海外市場にかけて続いた激しい値動きは一巡し、やや落ち着きを取り戻している。

乱高下の手掛かりは独政局の不透明感。日本時間20日午前に連立協議が決裂したことを受けて、ユーロは早朝高値の1.1810ドルからまず88ポイント下落した。

日中は横ばいが続いたが、欧州市場に入るとシュタインマイヤー大統領が協議継続を呼びかけたことなどに加え、市場でも「再選挙は支持率が低下気味のメルケル首相にとっても難しい選択」(国内金融機関)との見方もあって、ユーロは86ポイントの切り返しを見せた。マイナス圏で取引が始まったドイツ株がプラス圏へ浮上したことも支援材料となった。

しかしその後すぐにユーロは再び反落する。メルケル首相が少数与党として政権を担う予定がないと述べ、再選挙の構えを見せたためとされるが、発言が伝わる前からユーロの下落は少しずつ始まっていた。

独の最近の世論調査では、前回の連邦議会(下院)選挙で第3党へ躍進した極右政党ドイツのための選択肢(AfD)が勢いを増している。再選挙となれば「さらに得票率を伸ばす懸念」(大和総研)もあるが、目先の節目だった1.17ドルすら割り込まずに乱高下が続いたユーロの動きは、値幅取りを狙った短期筋の仕掛けや、連休前の持ち高調整が色濃く影響した可能性がありそうだ。

<07:55> ドル112.00─113.00円の見通し、突発的な持ち高調整売買に警戒

ドル/円は112.60円付近、ユーロ/ドルは1.1735ドル付近、ユーロ/円は132.20円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が112.00―113.00円、ユーロ/ドルが1.1690─1.1790ドル、ユーロ/円が131.60―132.60円とみられている。

前日の市場で目立ったのはユーロの乱高下。独の政治不安やその一方で進行する株高などに右往左往する展開で、アジア時間の安値は1.1722ドル、海外時間高値は1.1808ドルと上下86ポイントの間を何度か行き来する激しい値動きとなった。特段のニュースがない中でも値が振れ続けた背景には「日米休暇前の持ち高調整」(ブローカー)が影響した公算が高く、きょう日中もそうした売買に注意が必要だという。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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