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〔マーケットアイ〕外為:南アランド急落、格下げで個人も売り ドル/円の重しに
November 27, 2017 / 5:09 AM / 21 days ago

〔マーケットアイ〕外為:南アランド急落、格下げで個人も売り ドル/円の重しに

[東京 27日 ロイター] -

<14:00> 南アランド急落、格下げで個人も売り ドル/円の重しに

アジア市場の取引開始後、主な通貨間で最も大きな動きを見せているのは南アフリカランド。同時間帯の取引量が極めて少ないこともあり、ランドは対ドルで前週末NY市場終盤の13ランド後半から14ランド前半へ気配値を一気に切り下げて取引が始まり、その後も軟調展開が続いている。

きっかけは24日の格下げ。S&Pグローバル・レーティングが現地通貨建て債券格付けを「BBBマイナス」から投機的等級(ジャンク級)の「BBプラス」へ引き下げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスも現在の「Baa3」を引き下げ方向で見直すと発表した。

いずれも発表が24日NY市場の最終盤にあたる時間帯だったため織り込みが進まず、週明け後の取引でも下げが続いているという。ただ「格下げはある程度予想されていたので、(ランドの取引が本格化する)海外時間にかけて一段と大幅下落する公算は低いのでは」(外銀)との声もあった。

ランドは対円でも急落。きょう早朝に日本の個人投資家の損失確定に伴うと見られるランド売り/円買いが活発化し、1ランド=8.02円付近から7.89円付近へ売られた。

ドルは現在111.35円付近ときょうの安値圏で弱含み。対ランドでの円買いが、対ドル相場に影響を及ぼした側面もありそうだ。

<12:11> 正午のドルは111円前半、早朝からは往って来い

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の111.36/38円だった。早朝から仲値公示付近にかけて実需筋のフロー主導で持ち上がったが、一巡した後は弱含む展開となった。

早朝111.30円台で推移していたドルは、午前9時前にかけて111.69円まで上昇。111.50─60円台で一進一退となった後、下押し圧力が強まり111.33円まで下落した。

市場では「朝から出ていた実需筋の買いがはけて落ちただけ。大きな動きにはなっておらず、小動きのイメージ」(邦銀)との声が出ていた。

米国では感謝祭休暇が明け、市場に厚みが戻ってくる。「月末が近いのでそれほど大きくやらないと思うが、海外勢が入って来たら多少は値ごろ感で買う動きがでてくるのではないか」(同)との見方もあった。

<11:03> ドル111円半ば、実需の買い一巡後に押し戻される

ドルは111.43円付近。国内輸入企業の買いが一巡した後、早朝の水準まで押し戻された。短期筋は活発ではなく、積極的な下値攻めの動きはみられないという。

ドル/円はテクニカル的に9月安値107.32円から11月高値114.73円の上昇幅の半値押しとなる111.02円が下値サポートとして意識される。市場では「もう一回ドルロングを仕込みたいところだが、ユーロの動きが激しいので、買うにしても様子を見ながら買わなければいけない」(国内金融機関)との声が出ていた。

<09:48> ドル111円半ばで一進一退、日銀の金融政策微調整への思惑

ドルは111円半ばで一進一退。現在は111.59円付近。

黒田東彦日銀総裁が海外の講演で、過度な低金利の副作用を示す概念「リバーサル・レート」に言及して以降、金融政策の微調整に対する思惑を呼んでいる。

日銀の鈴木人司審議委員が25日付の毎日新聞とのインタビューで、日銀が短期金利をマイナス0.1%とする政策について「微修正が行われることがあってもおかしくない」と指摘するなど、政策委員会メンバーからも地ならし的な発言も出てきた。

市場では「黒田総裁は続投を見据えてけん制球を投げているのではないか。期待された円安効果がない上に市場の評判が悪く、2期目も同じ政策をとりつづけるのは難しいと思い始めているのかもしれない。市場の織り込みが進んだところで微調整すれば、それほどハードランディングにはならない」(民間調査会社エコノミスト)との声が聞かれた。

「マイナス金利政策の維持は金融機関に厳しいので、どこかで見直しという話にはなるだろう。実際に実施した場合は銀行株が上がり、日経平均もあまり下がらないと思う。為替への反応をみながらタイミングを探ることになりそうだ」(国内金融機関)との見方も出ていた。

ロイターが11月、市場関係者を対象に行ったアンケート調査によると、日銀の次の金融政策変更について、回答者38人中34人が引き締めだと答えた。引き締め手段(複数回答可)としては、10年物国債金利操作目標の引き上げが最も多い32人で、マイナス金利の引き上げの9人が続いた。

<08:09> ユーロ上昇地合い続くか注目、独連立協議の進展期待で

ユーロ/ドルは1.1930ドル付近、ユーロ/円は133.24円付近。

先週の東京時間終盤以降、ユーロが比較的大きく動いた。対ドルでは1.18ドル前半から1.19ドル半ば、対円では131円後半から133円前半にそれぞれ上昇した。

ドイツで連立協議の進展期待が高まったことが背景。メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と連立を組んできた第2党のドイツ社会民主党(SPD)が、メルケル首相と協議することで党幹部が合意したと伝わった。

市場からは「ユーロの上昇は期待先行の部分が大きい。1.20ドルに乗せきれれば一段高もあり得るが、難航が伝われば失望売りが出そう」(ブローカー)との声が聞かれた。

<07:47> ドル111.00─112.00円の見通し、厚み戻る市場で方向探る

ドル/円は111.63円付近、ユーロ/ドルは1.1933ドル付近、ユーロ/円は133.03円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.00―112.00円、ユーロ/ドルが1.1870─1.1970ドル、ユーロ/円が132.60―133.60円とみられている。

東京時間のドルは111円半ばを中心にもみ合いそうだ。株価が堅調なら連れ高となりそうだが、112台にしっかり乗せるにはエネルギー不足とみられる。一方、111円ちょうど付近では底堅さが確認されている。

感謝祭休暇明けの米国では、市場に厚みが戻ってくる。株価や金利などの動向も注目される。経済指標は10月新築住宅販売件数が発表される。

ドルは23日に2カ月ぶり安値となる111.07円まで下落したが、111円割れは回避した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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