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〔マーケットアイ〕外為:短期筋も右往左往、ドル下値攻めも上値追いも進まず
2017年11月29日 / 08:34 / 12日前

〔マーケットアイ〕外為:短期筋も右往左往、ドル下値攻めも上値追いも進まず

[東京 29日 ロイター] -

<17:25> 短期筋も右往左往、ドル下値攻めも上値追いも進まず

欧州勢が参入した後もドルは111.45円付近で一進一退。きょう未明の北朝鮮ミサイル発射で111円台を割り込まなかったことを受け、下値は堅いと見た短期筋は日中にドルを買い仕掛けたという。そうした買いにドルは一時111.67円まで上昇したが、上値の売りにあっけなく押し戻され、昼過ぎには111.38円まで反落した。「下値で打診買いを入れた投資家が早くも利益確定に動いた」(トレーダー)ことも響いた。短期筋は下攻めにも上値追いも失敗した形で、その後は値動きも横ばいが続いている。

<16:00> 米税制改革法案、上院可決でもドル高に慎重論 あす採決

鈍い値動きが続く市場では、あす30日に米議会上院で行われる税制改革法案の採決が、値動きのきっかけとなる可能性があるのではないかと関心を集めている。

28日に上院予算委員会が同法案を承認した際、反対の可能性があるとされていた共和党議員が賛成に回ったことで、可決が危ぶまれていた本会議での採決に楽観論が浮上している。

同委員会では反対の意向を示していたボブ・コーカー氏とロン・ジョンソン氏が賛成票を投じ、共和党メンバーの12人全員が賛成した。前日の米市場では株価の押し上げにつながったという。

同法案が成立すれば、インフレや景気の押し上げ期待などから金利に上昇圧力がかかり、ドルも上昇しやすくなるとの見方が多い。ただ、上院で可決した後は下院案とのすり合わせが必要で「次第に内容が骨抜きされ、市場が期待していたような力強い内容ではなくなってしまうリスク」(都銀)を警戒する声もある。

ドルは111.50円付近。引き続き目立った動きはない。

<13:10> ドル111.50円付近、米金利も反応薄 対北朝鮮対応方針は不変

ドルは111.50円付近で小動き。北朝鮮の国営メディアは29日昼、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験に成功したと報じた。米国全土が射程に入るとしているが、アジア時間の米10年債利回りも2.3%前半でほとんど反応がなかった。

トランプ米大統領は今回のミサイル発射後、北朝鮮に対する米国のアプローチは変わらないと述べており、市場でも警戒ムードは続くものの、直接的に大きな反応は起こりづらいとの指摘が出ていた。

<12:21> 正午のドルは111円半ば、北朝鮮の発表に警戒

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの111.44/46円だった。海外時間の流れを引き継ぎ、日経平均がプラス圏で推移。ドルもじりじり上昇した。北朝鮮が午後0時半に発表を行うと伝えられると、その内容が警戒されて小幅に緩んだ。

午前3時過ぎに北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことで、ドルは一時111.06円まで下落した。ただ、110円台に下落することなく切り返したことで、午前の取引では底堅さも意識された。

米株式市場では主要3指数がいずれも終値で最高値を更新。前場の日経平均も堅調に推移した。111円前半では輸入企業のドル買い/円売りも出ていたといい、111.67円まで押し上げられた。

午前11時半過ぎ、北朝鮮の発表があると伝えられると、ドルは111.40円台まで小幅に下落した。北朝鮮が発射したのは大陸間弾道弾(ICBM)とみられ、通常の打ち方をすれば、米国本土まで十分に届いた可能性があるという。市場は冷静に受け止めているが、トランプ米大統領が何らかの行動を指示する可能性もあり、今後2、3日は見極めが必要との指摘もある。

<11:31> ドル111円半ば、高値から小幅下落

ドルは111.57円付近。きょうの高値から小幅に押し戻された。市場からは「米税制改革が年内に進展すればインパクトはあると思うが、それ以外にドル買い材料はあまり見当たらない」(邦銀)との声が出ていた。

一方、「昨日までパウエル氏がインフレ見通しを下げるのではないかという噂が出ていたが、結局イエレン氏の路線を引き継ぐとなった。パウエル氏を材料にしたドル売りが少し落ち着いた」(同)との声もあった

<09:03> ドル111円半ばでじり高、北朝鮮リスクには冷静

ドルは111.64円付近。朝方の111.40円台からじりじり上昇し、一時111.66円まで強含んでいる。日経平均は前日比127円高で寄り付いた。

北朝鮮のミサイル発射に対し、各国から非難と圧力強化の声が上がっているが、市場の危機感は低い。「北朝鮮のミサイル発射で円高になった後、結局戻ってくるのはいつものこと。米株が最高値で引けており、ドル円は下をつっかける場面でもない」(国内金融機関)との声が出ていた。

米株の上昇については、パウエル米連邦準備理事会(FRB)次期議長候補が上院銀行委員会で開かれた承認公聴会で、金融規制強化の流れを見直す時期が来ていると指摘したことが好感されたという。

<08:38> 英・EUが離脱清算金で大筋合意の報道、ポンド買い早計との指摘

英ポンドは1.3363ドル付近。

前日は、英紙デイリー・テレグラフの報道をきっかけに英ポンドが急騰。同紙は関係筋の情報として、英国と欧州連合(EU)が、ブレグジットに伴う清算金で大筋合意したと伝えた。 ブレグジットを巡る先行き不透明感がやや解消したことが好感され、1.32ドル前半から一時1.3388ドルまで上昇した。

英ポンド/円も147円前半から一時149.27円まで強含んだ。英ポンド買い/円売りが強まり、ドル/円も底堅さが意識された。

市場からは「清算金は去年離脱が決まった時点ですんなり払っていなければならないもの。仮に合意したとしても、本丸の通商交渉がやっとスタートするだけの話で、この材料でポンドを買うには早計」(みずほ銀行のチーフマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏)との指摘が出ていた。

<07:44> ドル111.00─112.00円の見通し、底堅い 北朝鮮リスク見極め

ドル/円は111.44円付近、ユーロ/ドルは1.1849ドル付近、ユーロ/円は132.02円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が111.00―112.00円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が131.50―132.50円とみられている。

東京時間のドルは111円半ばを中心にもみ合いそうだ。米国の税制改革法案の議論進展や好調な経済指標、パウエル次期米連邦準備理事会(FRB)議長候補の発言などが支援し、米株式主要3指数が終値での最高値を更新している。日経平均も底堅く推移しそうで、ドルが大崩れする可能性は低い。

一方、北朝鮮のミサイル発射で、再び朝鮮半島の緊張化が警戒される。今のところ市場は冷静に受けとめているが、トランプ米大統領の出方次第ではリスク回避の円買いが強まる恐れがある。今後2、3日は見極めが必要でリスク選好に傾きづらい部分もある。

前日海外時間、北朝鮮がミサイルを発射したと伝わり、ドルは111円半ばから111.06円まで急落した。その後、米議会上院予算委員会が共和党の税制改革法案を承認したと伝わり、111.64円まで上昇した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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